オルヴィエートへ

最近知り合ったオルヴィエート在住の日本人の男の子に案内してもらった。まずは町の中心を案内してもらってランチ。お勧めのカルボナーラときのこのパスタに、オルヴィエートの白ワイン。カルボナーラはこってりでかなりの量。パンチェッタたっぷりでチーズと黄身のこってりしたソースがパスタにしっかり絡んで最高。これだけでもオルヴィエートに来て良かったって思える一皿。カルボナーラ、大好きなんだけどサレルノじゃ食べないんだもの。で、もう一つのきのこのパスタもこの辺りのパスタだっていう太めの手打ちパスタ。これにきのこの香りたっぷりのソースが絡んでとっても美味しい。きのこのシーズンなのだ。パスタの名前はすっかり忘れちゃったんだけど、うどんみたいなパスタ。一人で来たときに食べたパスタもこれだった。

アッシジ

アッシジに行ったことが無いって言ったら連れて行ってくれた。一番重要な聖人がいた町ででっかい教会がある。キリスト教の人が沢山訪れるらしく、町自体も可愛いらしい。町の下から眺めたら、確かに丘の上の町の景色が素敵だった。何でこんなにしっとりしてるのかと思ったら、町に入ってわかった。すべての家の壁が、白と薄いピンクの石で作られているのだ。そういうきまりがあるらしい。そのお陰で全体を眺めたときにしっとり落ち着くのだ。素敵だなぁ。
がんばって坂を登って町の上から下を眺めたら、ウンブリア州の緑が一面に見渡せてとっても素敵だった。夕焼けの時間だったからオレンジに染まってロマンティック。サレルノで見る海のパノラマとはまた違って緑いっぱいの優しい景色でした。
ところで歩いてたら、木の枝に小さなきのこみたいな白いものが沢山ついてる。近づいて良く見たらガムだった。。。遠くから見たら可愛いから近づいちゃう。イタリア人のおばちゃんたちも見てたもの。落書きを見るよりは可愛くていいんだけど…

オルヴィエートの白!

夜はオルヴィエートで軽い夕食と白ワイン。オルヴィエートは白ワインが有名なのだ。お店で飲むと6ユーロ、スーパーで買うと3ユーロのワインを飲んだんだけど、これが飲みやすくてとっても美味しい。日本で買うと何倍もの値段になっちゃうらしい。おつまみにトリュフペーストを塗ったバケットと、これまた名物のいのししのサラミを頼んだんだけど、こっちも美味しい。いのしし、確かに香りはきつめなんだけど、全然臭みが無い。
逆にあんまり美味しくなかったのは付け合せのブロッコリーの葉っぱ。茹で過ぎで味が無くなってた。これはサレルノのママが作るみたいにオリーブオイルとニンニク、唐辛子で炒め煮にした方が断然香りが生きて美味しい。野菜とか魚料理はやっぱり南が好き。素材を生かす料理だからシンプルで素材の味を十分味わえる。きのこはこっちだけど。
ワインが美味しくて気づいたら2本飲んでた。旅はこれから始まるっていうのに…ホテルに帰ったらすぐにダウンしてぐっすり眠りました。