Hatena::ブログ(Diary)

たまごまごごはん このページをアンテナに追加 RSSフィード


「ROCKei-ON!!」
とらのあなさん「ROCKei-ON」 COMIC ZINさん「ROCKei ON」 
とらのあなさん「ROCKei ON!!」 COMIC ZINさん「ROCKei ON!!」
とらのあなさん「ROCKei ON3」 COMIC ZINさん「ROCKei ON3」
とらのあなさん特設サイト「あなたと、わたしと。」 COMIC ZINさん「あなたと、わたしと。」 メロンブックスさん特設サイト「あなたと、わたしと。」
メロンブックスさん特設サイト「K-ON OVERDRIVE!!」 とらのあなさん「K-ON OVERDRIVE!!」 COMIC ZINさん「K-ON OVERDRIVE!!」
メロンブックスさん特設サイト「ピチマギカ」 とらのあなさん「ピチマギカ」 COMIC ZINさん「ピチマギカ」
メロンブックスさん特設サイト「CG BR@S」(専売です)
メロンブックスさん特設サイト「高校制服ノート 今日のアイドルさん」(専売です)
メロンブックスさん「生ビールっすか!?サンデー」 COMIC ZINさん「生ビールっすか!?サンデー」

履歴書の書き方なんて教えてあげないんだからっ! ライトノベルでわかる微分積分 (3時間でだいたいマスター) ライトノベルでわかる確率 仕事のマナー「気がきかない」なんて言われるのは大問題ですっ! (社会人1年生のお仕事サポート・ブック)
・乃梨子×瞳子応援サイト。
・書いていることの真偽は自分で確かめてください。

web拍手ボタン

2014-04-21 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]げに難しき、比較表現

とあるところで、好きな作品についての評を見ました。

「この作品は、まるまると比べてほにゃららが欠けていてよくない」

なるほどね。

大変悲しい気持ちになりました。

よく読むと、その人が作品の本質をちゃんと見ないで、叩きたいだけなのがわかったので、まあ仕方ないかー程度で流しました。

けど、本質的に違う2つを並べて「よくない」って言われてもなー。

「この作品は、ここがよくない」なら納得できるのに。

 

比較表現は本当に難しいです。

○○より大きい、○○より軽い、○○より長い。more、most。

当たり前のように使う言葉です。でもこのニュアンスが、人を大いに傷つける。

 

「○○よりこれは劣っている」というのは、傷つけるために言っているのは承知の上として。

「○○よりこれはすごい」というのも、その前者を好きな人や製作者に失礼な表現になります。

 

例文です。

 

「この物語は泣かせるための物語ではなく、勇気づけさせるための物語だ」

 

一見普通に見えますが、これ場合によってとても失礼です。

本質を説明するためなら、特に問題はない。

ところが、その物語を褒めるための表現だとしたら「泣かせるための物語」を卑下していることになります。

そもそも「勇気づけさせるための物語だ」だけで十分。前半は完全に余分だから、書くこと自体不要です。

 

という編集さんの受け売りでした。

いい編集さんにあったもんですよぼくは。

 

あんまり気にしすぎてもしかたない。書けなくなっちゃう。

でも、もし人に見てもらう評なら、比較は極力避けないといけないなあと痛感中です。

自分がそういうのを見て、嫌な気持ちになったのなら、他の人だってそう感じるのだもの。

 

難しい例としてこんなのも。

「○○と似たような感じで面白いです!」

褒めてるように見える、○○もその作品も。

ところが、○○ありきで比較してしまっているので、その作品の本質を見ておらず、側で評価してしまっている。似てるだけで、作品独自のよさに目が行っておらず、模倣と取られてしまう。

うーーーーん、難しい!

 

----------------------------------------------------------------------

 

比較が必要な場合もあります。

 

例えば、作品の構造を人に伝える場合。

「この作品は物語が○○することで成立している。○○の手法を思い浮かべれば分かりやすいだろう」

「語り口調の軽快さは○○作品を彷彿とさせる」

相手に伝える場合、具体例がないと伝わらない事があるなら、それは比較対象があったほうが親切だろうなあ。

比較より先に本質を書くのは、必須。

ただ、比較対象がなくても済むなら、できるだけ入れない方がいい。

 

絶対必要になるのは、作品群の概観を考えた、全体像を考える場合。

 

ちょっとわかりづらいので例をあげます。

一つの空間に少人数が集まる作品はとても多いです。でもそれぞれ目的が違います。

ハルヒ」のSOS団、「カゲプロ」のメカクシ団、「けいおん!」の軽音楽部、「はがない」の隣人部、その他「ゆゆ式」とか。

これを、作品について語るんじゃなくて、それぞれがどう異なるかを考える場合は、具体例がないと何の意味もないので、比較必須になります。

 

例えばぼくはメカクシ団には入りたいけど、SOS団には入れない。

なんでだろうなあ?

「メカクシ団は孤独を抱え心に傷を負った少年少女達が前を向くための集団」だから共感しやすい。一方「SOS団は個々が完成しているから、その和を乱すことは非常に難しいけれども、キョンになれるのならその輪に入りたい」。

嗚呼なるほど、、構造が違うんだ。「けいおん!」の場合は娘を見る視点なので壁カメラになるか、さわちゃん視点で、あの輪には入れないね、とかね。

あ、このテーマ面白いですね。

 

----------------------------------------------------------------------

 

ようは、比較って使いようなんだよなーと。

比較を使うことで、その人がなにを表現しようとしているのかまで、見えてしまう。

逆に言えば、うまく使えば武器になる。

 

食べ物評なんかは特に当てはまりそう。「どこどこの店よりおいしい」なんて書けない!

だからといって「甘い」「辛い」「あぶらっこい」だけだと、受け手の判断基準と咬み合わない可能性もあるから難しい。

沖縄産の塩が野菜の味を引き立て」とか「しっかりと昆布で出汁をとっており」のような具体性が必要になるんでしょうね。

うーーーん、難しい!

ライターだから、というのを抜いても(抜けんけど)、やっぱりきちんと伝えたい。言葉については日々、悩んでおります。

 

2014-04-20 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]モモのどうしようもない一人ぼっちの事情「メカクシティアクターズ」第二話

「メカクシティアクターズ」二話で、ついにでてしまいました。

磯臭えべに鮭ちゃんストラップ……の左側にあるどっかでみたワケガワカラナイヨ生物の野郎風のなにかが!

うおおおいシャフトぉぉぉぉ!

それ売ってください。

 

●自重しない、失敗を恐れない演出

二話はもう、シャフトが自重しなくなりましたね。

Q.どこだよ!!

A.シャフト空間です。

 

先生とモモの会話でワープしまくるのは意味が無い。無い。

そのへんは「化物語」などで通過済みなので。空間設計は「まどか」に近いですし。カッコよさと見やすさ重視です。

八瀬 今回は「若い演出家がやりたがることをやってくれ」と言われたので、そのつもりで臨んでいますね。

───具体的にはどういった演出なんでしょうか?

八瀬 勢いがあるとか、失敗を恐れないこととかだと思います。じんさんとしづさんがとても若いので、「若さの勢い」というところも新房さんは意識しているのかもしれません。

アニメージュ2014年5月号)

演出面で今回ボクが大好きなのは、モモの決めポーズです。

何のポーズだよ。

元々モモは好きなキャラですが、これで魅力増しました。

今回ここまでキメてくれるのなら、今後彼女の活躍シーンでの決めポーズ集作りたいですね。

カノに並ぶメカクシ団のムードメーカーなので、「アイドル」という要素をあえて省いた場合、「決めポーズを取るポジティブなキャラ」にジョブチェンジしたのは個人的に嬉しい。

 

●より明るくなろうとしているモモ●

ん?ジョブチェンジ?

そうなんだよ。楽曲ルートでは前向きなキャラだったし、小説ルートでも割りとおちゃらける楽しいキャラでした。

それをさらにブーストかけているのが、アニメルートのモモ。

テスト返却のシーンは、思いっきりルートチェンジしました。元々は「哺乳類に分類される動物を一種類あげよ」「A・カニ、鮭」で1Pで終わったのが、もんのすごくがっちり先生との話が引き伸ばされて、彼女の内面に迫る展開になっています。

個人的に引っかかったのが、モモがテストの答えを間違えたこのシーン。

先生「なんでここで無駄な想像力発揮してるんだ」

モモ「ふええ、楽しくなっちゃってつい」

そう、モモは単なるバカじゃなくて、より「楽しくなること」を求めるキャラになっています。

 

なぜそうなったのか。他の小説や漫画ルートでは明かされなかった彼女の周辺の出来事で、こってり描かれた二話。

ぶっちゃけ「こんなに話進まないの!?」と驚きました。

でも「それぞれのキャラに何らかの事情がある」というのを表現するには、特に明るいモモからそこを描いたのはいいスタート。

「メカクシティアクターズ」は「アクターズ」とつくだけあって、キャラ個々がどんな気持ちなのかに鋭く焦点を当てる展開になっています。

 

(余談ですが、漫画ルートのモモは絵が下手くそ。小説ルートは美術部でそこそこうまい……のか、能力なのかは不明。アニメルートのモモは落書きを見る限り絵がうまいが……)

 

●アイドル稼業は楽じゃない●

今回ちょっと面白い演出で、「困っている時」はモノクロ強め(髪の毛はカラー)、楽しい時はフルカラーと使い分けられています。

モモの周りにファンが集まって困っている時、先生に叱られている時、過去の思い出で多く使われています。

なぜ困るかというと、目の能力が制御出来てないから。

それがなにかというのは、……次週ですね。

にしてもこれは……「困っちゃうよー目立っちゃうなー」だわあ。

AKBとかでもここまでいかないぞ。トップアイドルなんてレベルじゃない異常なモモだらけっぷり。

今までも「過剰」というのはわかっていましたが、動画になるとちょっと気持ち悪さすらありますね。

学校に行ってもこの有り様。自販機も、モモ、モモ、モモ。

気づいた人も多いと思いますが、そのモモの写真も凝ってる。

半目で写ってしまって、モモがあんまり好きじゃない写真すら使われている。これは他のルートでも使用されています。

もう「なんでもいいからモモ」状態は、モモの実力と関係ないレベル。

これでいいのか?これはアイドルとして頑張っているといえるのか?

彼女は言います。「呪い」だと。

 

●彼女は孤独だった。●

これはモモの妄想の「留年したらこうなってしまう」というシーン。

まあ、笑える場面です。一年生全員カセットテープ

……ん? カセットテープ? MDでもiPodでもなくて?

見づらいんですが、「二回目通ります」と書かれています。

これもモモの妄想なので笑っていいシーンです。けれどもなんだろう、胸に引っかかる。

だって、この「カゲロウプロジェクト」は、何度も繰り返す物語だから。

そもそも小説ルートに「留年」の話がでていないので、それがあえて追加されているのはこの世界がループの一部なのを暗喩しているようです。

露骨だもんね、二回目ってわざわざ書いて。カセットテープぐるぐる回すのアップにして。

 

このルートが小説ルートとがっちり違うのは、モモの過去設定で明らかになりました。

ちょっと彼女の過去を追っていきます。

 

モモが水難事故に会い、それを助けにいった父親が行方不明になったのを示唆するシーン。

これはぼんやりしか小説ルートでは表現されていませんでしたが、ここで明示されました。

シンタローがちょっとわかりづらいですが、一応一緒に座っています。

(現時点で、アニメルートではモモとシンタローが兄妹なのは描かれていません)

 

小説ルートは、ほとんど「家族」について触れられていません。アヤノと、ヒヨリと、マリー関連くらいでしょうか。

カノやキドについてはネタバレすぎるので言えないですが、子どもたちだけの物語になっています。

しかし、アニメルートでは如月家(モモとシンタローの両親)の事情を相当細かく描いています。

父親を亡くして、モノクロで悲しくなっていたモモとお母さん。

でも、ささやかな幸せを、モモは一生懸命探していました。

絵が最優秀賞に選ばれて、お母さんに喜んで伝えにいったモモ。

(これも理由があるのですが。小説ルートでは本の表紙にまで抜擢されている)

少しだけ幸せだから、色は薄めです。

お母さんといられれば、幸せでした。

でも、学校では嬉しくもなんともなかった。

先ほどのカセットテープのシーンはギャグめいていましたが、こっちは心が沈み、全く喜んでおらず、クラスメイトは全員生花で死んだよう。

カーネーションですかねこれ? だとしたらなおのこと「自分にはお母さんしかいない」のが強調されています。

 

「メカクシティアクターズ」は、自分の認識にある人間と、認識にない、あるいは自分を拒絶する人間をはっきり描き分けています。

認識にある人間は、きちんと人間として表現されます。ケンジロウ先生、お母さん、メカクシ団の面々などなど。

一方通行人は灰色で表現。クラスメイトはシンタローのときもモモの時も、花瓶でした。

アイドル勧誘に来たプロデューサーも、オルゴールにクマのぬいぐるみ。

この時は「得体のしれない存在」として、拒絶しています。

拒絶しているがゆえに、折角色のついた世界もまた灰色に。

幼いモモには荷が重すぎます。

 

ここが既にルート分岐点。

小説ルートは、町中で中学校に入ってから勧誘されています。しかしアニメルートは家にわざわざ来て勧誘をしています。

 

アニメルートのモモの経歴の方が、不遇で苦しいものでした。

彼女が入った美術部では、彼女の描いた絵が目を奪うがゆえに賞をとってしまった。

しかし特段中身があるわけではない。他の先輩の頑張りも水の泡。

……まあ、ひどい言いがかりじゃないかな。気持ちはわかるけどさ。モモの能力のせいとはいえ、自分の負の感情をただぶつけるのは、モモのことを考えなさすぎる。

 

モモは、そこで「私のせいじゃない!」って言わないんだよ。

そこがすごいんだよ、モモは。

だって、彼女自身のせいじゃないでしょう? 怒ればいいんだよ。

けど、彼女は全部自分のせいだと受け止めてしまう。

だからクラスでは友達が一人も出来ず、美術部でもハブられる。みんな人間じゃなくて無機物になって見えてしまうほどに心に壁ができている。

あんまりにもかわいそうすぎないか。

 

彼女がアイドルになったのも、自分のその苦しい「呪い」をわかった上での行動でした。

お母さんまさかの入院。小説とマンガルートでは「仕事がうまくいかない」からでした。

これを見て、お母さんしか心の中にいなかったモモは、決意をします。

アイドルになる決意。カラーですね。

それがたとえ自分の力じゃないとしても。お母さんが助かるのなら。

お父さんがいなくなったのは自分のせいだという負い目もあるでしょう。

 

楽曲ルートではちょっと欲目もありましたが、基本的には「お母さんのため」「仲間のため」に動くのがモモ。

けど、2話の段階ではお母さんは入院、仲間はいない。あんまりにも不遇です。アニキはヒキニートだし。

上の方で、彼女がテストでもなかば遊んじゃえるのは、明るく楽しくしよう、と前向きな意識を持っているから、と書きましたが、それ自体が彼女の苦しい今までの状況の中で培ってきたものに思えてならない。

普段はおちゃらけて、明るく楽しく元気にしゃべって、アイドルやって、近所に愛想よくて。

でも、友達は一人もいなくて、大好きなお母さんは入院して、アイドルもおかしな方向に動いてしまっている。

彼女が流す涙は、我慢をする子であるモモの本質だよ。

彼女の笑顔が辛い。

 

●出会っちゃうよー、出会っちゃうよー●

ルート分岐で度肝を抜かれたのは、ヒビヤの登場でした。

ごく自然に出会ってしまいましたねえ。

ヒビヤの目的は、モモと同じくべに鮭ちゃんストラップを手に入れる……というパシリ。

これでわかることががっつりあるので、整理します。

 

・べに鮭ちゃんストラップはヒヨリとヒビヤの共通アイテム。入手していないので、現時点ではヒヨリは健在。

・ヒヨリがヒビヤを連れて、アイドルのモモに会いに来ているという設定が共通しているなら、今後ヒヨリとモモが接触する可能性がある(マンガルート)

・元々田舎から都会に出てきたヒビヤとヒヨリ、まだ着いたばかり。

・パシリに出しているということは、ヒヨリがコノハに出会っている可能性がある。

・「カゲロウデイズ」事件の際、モモはヒビヤと「再会」という扱いになる。

・「オツキミリサイタル」ルートに行く可能性が浮上。

 

ヒビヤとヒヨリの話は確実にやるはずなので、その伏線がはられました。

ここで「如月アテンション」歌うとは思いませんでした。まあアイドルだしね、いいよね。モモかわいいよね。

じん(自然の敵P)お気に入りキャラなだけあります。とてもいいヒビモモPVでした。

この二人が駆けていくシーンの色が鮮やかで、大変美しい。

今までのグレーな世界が開けていく感覚は非常にキモチイイです。

 

誰かのために動くモモが、ヒビヤにふざけながら助けてあげるのは、彼女がここまでためてきたものが解放されるシーンでもありました。

今後、彼女がヒビヤやメカクシ団のために動きながら、自らの幸せを掴んでいくシーンが細かい部分で描かれるのを、このシーンを見て期待しました。

モモは頑張ってきた分、幸せにならないと、絶対だめだよ。

 

にしてもこのシーン、「アイドルマスター」のあずささん回思い出したよ。

どっかに石油王いないか。

 

●OPの変化●

ちょっとだけ重箱の隅つつきます。

OPが1話とえらい変わっているので、驚きました。

まあ背景なんかは後付だろうなーと思うんですが。

ここ。明るくなったなー!?

一話は暗めのトーンだったから暗い入りでしたが、メカクシ団が外でのびのびしている感じがしてびっくりしました。

これ3話でどうなるんだろう?

アヤノの後ろには電柱が。意味があるのかないかはわかりません。

  

さすがにここは意味あるでしょう。アザミのシーン。左が一話、右が二話。

アザミがよくわからない世界から、人間の世界に降りてきています。

「シニガミレコード」(小説ルートだと4巻)の展開はCパートで追っていくようなので、こういうところで見せていくのかも。

これもびっくりしたなあ。EDのヒロイン扱いになっているヒヨリ。

こりゃ、やっぱりヒビヤとヒヨリの話(「カゲロウデイズ」)を軸に、マリーやコノハの物語を絡めて、アヤノでまとめていく展開なんだろうか。

……本当にワンクールで終わるの!?!?!?

 

貴重なお色気分を吸収できたので、割と満足ではありました。モモかわいい。

そういや、8月14日なんだもんね。暑いよ。メカクシ団見てると忘れてしまう。

そして取ってつけたようなシャフ度。

いいぞもっとやれ。止まるな突き進めシャフト!

 

ところでさ。

お母さんが入院してしまっているとなると、シンタローってヒキニート生活しているあのお金、モモのアイドル活動資金からもらってるの?

わあ、ダメアニキもいいところじゃないですかー!(エネの声で

 

 

そうです、エネちゃんはかわいいのです!「メカクシティアクターズ」第一話 - たまごまごごはん

 

 

2014-04-13 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[]そうです、エネちゃんはかわいいのです!「メカクシティアクターズ」第一話

はじまっちゃいましたね、カゲプロアニメ、「メカクシティアクターズ」。

最初に結論を言いますと。

はやくエネちゃんのアプリ出してください!

そのうち本当に出そう。ARとかも。

 

さて「メカクシティアクターズ」一話。終わった後の感想の大多数が「わからん!」でした。

うん、そうだね!

その種明かしは、二話以降で判明する仕組みなので、仕方ない。

とはいえ、一応一通りおさえてきているつもりだったけど、「えっ!?」ってなった一話でした。

 

というのも、これは「『カゲロウデイズ』のアニメ化」ではなくて、「カゲプロ」のアニメルートだから。

ここを勘違いすると大混乱すると思います。

アニメ版に向けて。「カゲプロ大好きなんだ」って大きな声で言いたかった - たまごまごごはん

「カゲプロ」(=じん(自然のP)が関わっている、楽曲・小説・漫画・アニメのプロジェクト名)は大変構造がややこしい。

少なくとも第一話だけでも、小説ルートとアニメルートで差が生まれているのが見て取れます。

 

自分はカゲプロも好きだし、シャフトも大好きなので、感想には補正がかかります。どうやっても。

それをおさえながら、「メカクシティアクターズ(以下メカクシ)」一話を追ったり補足したりしてみます。

あ、ゴメン無理かも(おさえるのが)。

 

●第一話で覚えておくといいこと●

アニメから見る人には「これだれ?」「なにそれ?」みたいな感じになっている一話です。

けれど、第一話で覚えたほうがいいことは一つだけ。

エネはかわいい!じゃないかと思います。

かわいい! エネかわいい! おっけい!

 

逆に「エネうっとうしいわ!」って人も見かけました。うん、それも正解。

「これ初音ミク?」という人も。それも厳密には間違いではない。(元楽曲的には)

 

最初はエネとシンタローの会話しかありません。引きこもり会話劇です。

エネ役の阿澄佳奈のマシンガントークとネットネタは楽しいですねえ。物語シリーズを思い出します。

これ舞台でやったら面白いんじゃないかしら。

 

「超かっこいいですね!」「ご主人様、しょぼいですね」のイントネーションが好き。

阿澄佳奈を抜擢してこの鬱陶しさ(愛)を表現してくれてニヤニヤです。

 

なんでこんなに「エネが」と引っ張るかというと、この一話のエネの鬱陶しさ(愛)がないと、ここから先に来る話が引き立たないからです。

コノハというキャラの話、エネの本来の姿の話。この物語の根幹になる事件。

これから起こる「突飛」な話。

それらはこの躁状態のエネあってこそです。

  

もうちょっとアニメルートならではのエネについて掘り下げてみます。

 

●アニメルートのエネ●

アニメの表現手法の問題で、ホログラムのように浮かび上がって見えるエネ。

でも実際は、エネはパソコンやスマホのようなディスプレイにしか表示されません。

毎回5分ずつエネ劇場入れてくれてもいいよ!

正確には貴音……おっと。

 

ここでものすごく気になることが一点。

エネとシンタローが初めて出会うシーン=シンタローが添付ファイルを開くシーン。

小説と漫画では「自分でもよくワカンナイんですよねー」というセリフが重要な一言として両方に入っています。

シンタローは当然だけど、エネ自身も自分が何者で、何が起きているかわかっていない。

 

ところがアニメルートではそのセリフがありません。

よろしくお願いします! で終わり。

単に尺の都合で省いたのか?

いや、どうも引っかかる。

ひょっとして、アニメルートのエネは「何か」を知っているんじゃないのか?

 

というのも、OPで気にかかるセリフがあるからです。

 

●もう一回話そうよ、最初から●

「またこうやって会えてうれしいよ」

「その感じだと、もしかしてまた忘れちゃったの?心外だな。あの時君はあんなに忘れないって言ってくれたのに」

「みんなそうやって少しずつ気がついていくんだ。最初から自分のことをすべて知っているだなんて、そんなのありえないことだからね」

「ちょっと思い出してきたかな、まあ、時間はイヤになるほどあるからさ」

「もう一回話そうよ。君の出会った物語を、最初から」

 

アヤノ(赤いマフラーの子)とシンタローが、謎の時計のある場所で会話するシーン。

思わせぶりなシーンです。

 

そもそもアヤノが、シンタローと「また会える」とは?

しかも二人はなぜか、「昔に比べたらずいぶん会う機会も増えたほう」。

「もう一回話そうよ」と、最低でも二回以上繰り返していることをほのめかしています。

「久しぶりだね」とも言っていますから、二回じゃ済まない様子。

かつ、シンタローは会ったことを忘れている。

覚えているのはアヤノの方だけです。

 

「カゲロウプロジェクト」は、ルート分岐のある作品。

楽曲ルートは、バッドエンドを迎えてエンディング済み。

小説ルートは、クライマックスに向けてメンバー集結中。

漫画ルートは、まさかの○○○登場で完全に別ルート進行中。

 

アニメルートが、それらのルートの後の「もう一回」の可能性は極めて高い。

一度終わったルートの後の「もう一回」だと、かなりしっくりはまります。

 

となると、エネが「なんだかワカンナイ」と言わなかったのも合点がいきます。

ループ繰り返すうちにわかってきている可能性が出てきます。

「そうやって少しずつ気がついていくんだ」の通り。

となると、エネは謎の多い「カゲロウデイズ」についても知っているかもしれない。

 

記憶に破片が残っている。

アニメルートは、いろんな齟齬とか矛盾とかが生じて「少しずつ気がついていく」物語に見えます。

楽曲「カゲロウデイズ」で、ループの中でヒヨリとヒビヤが、事故の記憶の破片をほんの少しづつ溜めて思い出しているように。

 

決定的に小説・漫画と違うルートだと言うのを証明したのがこのシーン。

捕まっていたのはカノとシンタローだけでしたが、セト(後ろの少年)も捕まっており、かつ脱出計画に参加している。

ストーリーはズレはじめ、すでに別のルートをたどっています。

 

繰り返しなのか、ループからの脱出なのか、終末なのかを混乱させるのが、序盤のここ。

マリー(ラストの女の子)以外は、それぞれのキャラに関係するある場所にいます。

こ、これは言っちゃダメだよね……ナイショナイショ。

でも見た時ぎょっとした。いきなりそこかー。

 

少なくともここだけを切り出すと、すでにループ済み。

アヤノのセリフのとおりなら、まず自分のことを「思い出す」「少しずつ気がついていく」ための物語が、アニメルート。

おそらくメカクシ団にみんなが集まるのは2か3話でしょうから、そこからどのくらい他のルートとズレがあるのか探していくと、相当に面白いと思います。

アニメから入った人は「わかんねー」のまま流されれば、何かのはずみで物語がつながっていくのではないかしら。そうなってほしい。

 

ヒントになるのは、序盤のシンタローがアヤノの赤いマフラーを既に握っているということと、このシーン。

まどかワルプルギスの夜みたいなシーン。

(考えられるのは楽曲「ロスタイムメモリー」のルート……にしてもなんかおかしい。黒シンタロールートは今のところ見当たらず)

どこがどう繰り返してずれたらこうなるんだろう。

既に変わってしまった(「カゲロウデイズ」化した)世界から、過去を思い出す話なんだろうか。

シンタローがエンディングで目を赤くしている(能力を発動している)のもあり、現時点ではラストが全く見えません。

導入部分が、まどかの時のようにラストに来るとしたら……?

ただ、忘れる忘れないでいえば、小説やCDにあるセリフ「だから絶対に、今日の日のことを忘れないで」とはつながりそうです。

 

●シャフト空間とカゲプロループ●

知らない人が見る所はエネしかない、というわけじゃあないです。

アニメ的なネタをほじくりかえしてみます。

 

最初に違和感を抱くのは、シンタローの部屋です。

これ絶対おかしいよね。ひきこもりの部屋じゃないよ。

壁の巨大スクリーンもおかしいし、あんまりにも広すぎる。

エネをここに映し出すためのギミックだとはいえ、ひきこもり感がない。

 

と、思ったら、二年前はひきこもり感満載でした。

汚い部屋。

うーん? 一体この差はなんなんだろう。ここは語られていない空白の二年間なので、気になるところです。

 

シンタローの部屋、デパートの中、町の風景、青空。

もうどこからとってもシャフト空間(注・シャフトがよく使う、実際の大きさ比率よりもかっこよさを重視したレイアウト手法のこと)です。

惜しげなくシャフト節全開なので、「なんだこれ!」とツッコミいれながら見るのも有りだと思います。

そして、この空間一つ一つがあとからずっしり来るのを楽しむのも、有りだと思います。

真っ青な空の下、炎天下の猛暑、ジャージとパーカー着込んだ少年少女がいる。

 

同様にシャフト演出らしいのは、シンタローから見た心象風景でしょうか。

引きこもりから見ると、人の群れがみんな俺を見ている、僕をみんなが笑ってる気がする。

目がテーマの作品でこういう表現が今後入ってくるなら、面白いことになりそう。

モブがグレーなのも、それは自分が「認識」している範疇にいないから。

他にも最近は色無しモブ作品増えました。自己と他者の距離感は「メカクシ」は重要視されそうです。

あと、安心安定のシャフ度。

もうシャフトもわかってわざと入れてる気がする。

 

トリック的なネタで細かいのはここ。

全員縛られていて、カノ(右の少年)も縛られているんですが、見ての通りほんと一瞬ですがほどけています。

次週かその次の週に明らかになるはずです。

 

●コネタほじくるよー●

これは尺の関係でカットされたんだと思いますが、シンタローはDTMを作って、アップロード「しない」という趣味があります。TONSOKU。

「批判書き込み」しているのだけはエネによってバラされています。

ちゃんと打ち込み用キーボードあるので、設定は生きているようです。

こういう細かいネタが多くてニヤニヤできるので、ちょっと掘り返します。

 

飛び込んでしまったったのは赤に変わった信号機、パッと通ったトラックが!

「カゲロウデイズ」の歌詞を彷彿とさせるナイス演出。

「カゲロウデイズ」の時間の繰り返しはほんっとややこしいですが、物語の大きな枠組になる部分。

ヒビヤとヒヨリも登場するようなので期待。(ちなみに漫画ルートだとこうはならない)

しかし本当にヒビヤくんは恵まれない子だよなあ。

 

ヘッドフォンアクター」につながる貴音のシーン。

メカクシ団全員が転がっている不穏なシーン。(「アウターサイエンス」?)

マリーの本質の物語に触れるシーン。

それを裏付けるアザミのシーン。

黒コノハ。

 

うおおおい。こんなにワンクールで全部できるの!?

とりあえず「夕景イエスタデイ」はやってくださいお願いします。

それはさておき。

ここまでシャフト風味にとんがったのなら、最後までとんがり続けてほしいなー。もうばりっばりに。カッチョ良く頼む!

 

ところで今回ぼくはわからなかったんですが、時計の出てくるシーンの時間は、重要なんでしょうかね?

一応「カゲロウデイズ」の歌詞では8月14日の午前12時すぎと15日午後12時半(昼だから0時?)の繰り返しですが……。

……解析班がんばって!(エネの声で)

 

しっかし、ネタバレもしづらいし、知ってる人だけーってのもあれだし、む、難しいな・・・

 

モモのどうしようもない一人ぼっちの事情「メカクシティアクターズ」第二話 - たまごまごごはん

 

2014-04-07 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[][]アニメ版に向けて。「カゲプロ大好きなんだ」って大きな声で言いたかった

「メカクシティアクターズ」で、「カゲプロ」アニメ化される。

……長かった!

いや、全然長くない、むしろ2011年スタートだと考えると、早すぎるくらいなんです。

でもねー。

ぼくは「カゲプロ」が好きなおっさんなんですが、周りの同世代ではほとんど会話にならなかった。全然知らない世界だ、ってなった。しかたない。

若い子たちと会話できたらいいとも思いつつ、若い子の年齢が離れすぎている。

 

アニメが。

アニメさえはじまれば、「カゲプロ」の話が、みんなでできる!!

 

……って思ってるんだけどどうなんだろう?

 

●「カゲプロ」と聞いて連想すること●

「カゲプロ(カゲロウプロジェクト)は若者文化」ってのは間違ってはいないとは、思うんだ。

ニコニコ動画の一連の、じん(自然の敵P)の作った楽曲群。

それぞれ100万再生から300万以上再生。

 

小・中・高生で聞いている人が多い。

スマホどころじゃない。でかいのは、3DSで見られること。

3DSで見ると、ちょうニコニコ見やすいのよ。便利よ。

 

でも、大人だって見てるでしょう?見てる人ゼロなわけ無いでしょう?

例えば「初音ミクの『みっくみく』」は見たこと無くてもなんとなーくわかってる感はある。

ラノベ系アニメも見たことないし興味が無くても、なんとなくはわかる。

でも「カゲプロ」は「全くさっぱりわからない」。この層が大人でとても多い。

……まあ、データをとったわけじゃないんですが。Twitterの反応を見ているとそんな感じ。

 

ひとつは「本当に全くさっぱりわからない」層。名前だけは聞いたことある層。

名前だけ聞いたことがあるってだけで、十二分にすごいんですが。

そもそも、「カゲプロ」がとてもわかりづらい。

なんせ、やってることが新しいから。詳しくは次で。

 

次に「カゲプロってなんか揉め事多くてちょっと近づきづらい」っていう層。

そうなのよー。ネット見てるとどうしても、喧嘩が多い……ように見える。煽り、煽られ。

個人的な感覚では、サイレントマジョリティな大多数は普通に作品を楽しんでいるんだけど、一部でもめているのが目立ち過ぎちゃっている。

ただ「よくわからないけど揉めてるところに入りたくない」ってのは、わかる。わかるよ。

 

そして「好きなんだけど言えない」層。

いると思うんだ。これは学生層も同じ。

これがなー! 「好きっていったら巻き込まれそうで言えない」みたいなツイートを見た時切なくなりました。

ぼくも、好きだーって言えない空気の時あるし、媚びてるんでしょうみたいに言われる恐怖感もある。

ほんとつらい。どんな作品でも揉め事自体はあるんだけど、表に出過ぎちゃってる。

そして、好きなんだけど、うまく人とつながれない。話しても通じない。結局一人で楽しむしかない。

これが「エヴァ」とか「まどか」とか「ハルヒ」だとなんか通じるんだけど、「カゲプロ」って通じない。

 

だから、だからさ。

アニメ化したらね? わかりづらいとか正体不明っていう声も減り、もうちょっとのびのび、「カゲプロ面白いねえ」って言える気がするんだ。

 

●「カゲプロ」の面白いところって●

ぼくが「カゲプロ」で一番おもしろいと思っているのは、メディアミックスでルートをわけて、展開しているところ。

例えばギャルゲーエロゲーって何度もキャラごとのルートをたどって、それらはパラレルで、最終的にトゥルーエンドにいくわけじゃあないですか。

keyとかまさに。

 

「カゲプロ」に至っては、楽曲ルートはもう終わっていて、しかもバッドエンドです。

それだけなわけないよね!? ってのを小説、マンガでやっています。

 

完全に知らん、って人向けにちょろっと簡単に。

まず「カゲロウプロジェクト」って作品はないです。これ多くの人が最初にひっかかる部分。

東方Project」っていうゲームがないのと同じ。

 

まずは、「カゲロウデイズ」「チルドレンレコード」などのようなニコニコPVとCDの楽曲群ルートが一つ。

D

D

メカクシティデイズ(DVD付)
じん
ソニー・ミュージックダイレクト (2012-05-30)
売り上げランキング: 312

それぞれの曲が単発で出来がよい。聞くと割りとすぐ覚えます。奪っちゃうよー、奪っちゃうよー。

ただし、楽曲発表順=ストーリー順ではない。ここが難しい。多様な解釈があります。

それが、面白いんだよなー。特に軸になる「カゲロウデイズ」は刺激的な歌詞と、考えるほどに複雑な内容とあいまって、他の曲のことを思考しないと何が起きているかわからない。

ようするに8月14日から15日をループしている、ってのはまずわかります。

 

次に小説『カゲロウデイズ』ルートが一つ。

カゲロウデイズ -in a daze- (KCG文庫)
じん(自然の敵P)
エンターブレイン
売り上げランキング: 931

小説版は、楽曲群をじん(自然の敵P)が自分で分かりやすいように並べ替え(小説内ザッピングはあります)、キャラのつながり、メカクシ団とはなにかなどを明確化しました。

 

「カゲプロ」は、目に特殊な能力を持った少年少女の物語。

楽曲群は個々のエピソードを切り取った、パーツになっています。

それを小説でまとめ、「こうなるのかー!」と楽しめる。

並行しながら作られた楽曲と小説の比較が本当に面白い。だって楽曲知ってたら「いつ○○が出てくるの!?」ってなるわけですよ。出てこないかもしれないしね。

 

マンガ『カゲロウデイズ』ルートが一つ。

これさー。これさー!!!!! 

読んだ人ならぼくの気持ちわかる!? わかるよね!!!!

コミカライズかと思ったら、全然ちがうのな!! 1から3巻途中まで同じだったのにさ!

特に4巻。今までほとんど小説版と同じルートだったのに、突然内容が分岐。その後様々なエピソードが形を変えていき、全く別の話になりはじめています。

これは本当に読んでいて驚いたなー。まさにゲームのルート分岐ですよ。いや、二周目の世界かも、あるいは何十周もした世界かもしれない。

 

あ、そうです。ループものです。いやどうかな???

現時点ではっきりとした答えがないので、ここはなんとも言えないけど……多分楽曲ルートが「アウターサイエンス」を経て「ああなった」ってことは、小説・マンガ・アニメは別ルートのはず。

いやまだわからん……。

 

このルート分岐をメディアミックスでやっちゃうって、正直ちょっとすごいよ?

じん(自然の敵P)が、原作・脚本(アニメ版ではまさにこれ)だけじゃなくて、音楽制作であり、ビジュアルもネットを通じて知り合ったしづ、わんにゃんぷーと組んで、監督・プロモーションまでやってるってことだもの。

 

メディアミックスの面白さが「機動警察パトレイバー」時代からあったとしても、ルート分岐の考え方を盛り込んだ、それが大成功している、ってのは、興味がわきますよそりゃ。

しかも話は面白いし(後述)、ビジュアルもかっこいい。

小説版5巻の折込イラスト見た!?かっこいいよなー。

いや、大人になって、かっこいいものには沢山触れたよぼくも。

でも中高生の時に触れる「これかっけえ!」の入り口がカゲプロだったら、幸せすぎだろう。

 

そしてアニメ版。

……小説版も全然終わってないんだけど、どうなるんだろうね……?

楽曲版か、全くの別ルートか。脚本もじん(自然の敵P)なのね。多才すぎるわ。

D

ただ、シャフトが作るんだもの、最高にかっこいい映像になる期待は高まるよ。

つかシンタローの部屋広すぎだろ!!! 全くシャフト空間だぜ!

 

じん(自然の敵P)もインタビューで言ってる通り、どこから見てもいけます。

分かりやすいのはこの本。

小説2巻の時点までなのですが、とにかくキャラの関係性が分かりやすい。楽曲もまとまっている。入門書としては最適です。

 

とはいえ、多分アニメから入るのが手っ取り早いはず。

だから! ぼくは! 待ち遠しいんだよ!

アニメから入ったファンと「おもしろいね〜」って言える日がくるのが!

 

●ぼくが「カゲプロ」に惹かれたわけ●

物語的な部分の話をちょっとだけ。

 

ぼくがカゲプロにどっぷりハマった理由は、能力者の物語でありながら、これが能力バトルではなく、むしろ「能力を持ったがゆえに苦労することになった」者達の居場所としてメカクシ団がある、というところ。

もうねえ。歳をとったけれども、少年時代を思い出して、メカクシ団に入りたくて仕方ないんだよ。

暗黒の高校時代を思い出すと、もう憧れの場所なんだよ、メカクシ団。

ほんと、狭い世界の107号室。あそこがどれだけ魅力的か。

 

けいおん!」の軽音部部室は、親目線だから壁になって彼女らの成長を見ていたかった。

涼宮ハルヒの憂鬱」のSOS団は、SF映画を椅子に座ってみているかのようだった。だから入る入らないじゃなくて、考えることのほうが多かった。

でもメカクシ団は、受け入れてくれるかのような感覚が、安心感がすさまじい。

 

シンタローが引きこもりからメカクシ団に加入ってのもいい。(彼にも色々あるんだけど!)

一見便利に見える目の能力が、悲しみや苦痛、多くのトラウマを生んでいるからこそ、支え合うのもいい。

果たしてメビウスの輪から抜け出せるのか。

でも案外心地良いんだよね、メカクシ団。いやいや突き破るよ。

少年少女、前を向く。揺れる炎天下すら希望論だって。(「チルドレンレコード」)

 

……もう少年少女じゃないぼくは、いわば、実際にリアル年齢で少年少女で「カゲプロ」を楽しんでいる面々からしたら、むしろエネミーかもしれない。

しれないけどさ。僕の中にいる少年が、色々モヤモヤを抱えて苦しんでいた少年の僕が、うずくんだよ見てると。

カゲプロ作品見てる時だけは、完全にぼくは高校生です。

 

キャラ萌えについてちょっとだけ●

ぼくは、作中に出てくる遙と貴音の二人の教室が大好きでしてねえ……。

D

この二人の教室はかなり特殊。二人教室。これもいろいろわけありなんですが。

でもおっとりのんびりな遙と、目つきがちょっとわるい三白眼スパッツ少女貴音の関係がもうね!もうね!超かわいいのよ。

この閉じた、閉じまくった幸せな世界が、こうなる。

D

最初わからなかったなあこれ。どういうことなのか。

ぼくが最初に惹かれたビジュアルが「ヘッドフォンアクター」の貴音だったってのもあり、貴音は特別に好きな存在です。エネも大好きです。

なんだかわからない人にこれを説明するのは大変むずかしいので、アニメ見て!(多分やってくれる)

 

他にもこの作品、キャラのバランスがすっごいいい。

クールビューティーにして家庭的なキド、おちゃらけものでムードメーカーカノ、ひきこもりのシンタロー、彼の電子機器に住む元気いっぱい電脳少女エネ、妹でアイドルで明るいモモ、超絶爽やか好青年セト、ひきこもりどころか動いたら崩れそうなほど華奢でキレイなマリー、生意気なのが愛しいヒビヤ、彼が思いを寄せつつも相手にもしないヒヨリ、何を考えているのかよくわからない美少年コノハ、包容力のあるアヤノなどなど。

男の子が見ても、女の子が見ても魅力的なキャラが均等に揃っている。

しかもカップリングが鬼のようにできる。

ごちそうですよこれは。組み合わせ次第で、ホテルのバイキングですよ。

 

萌えのために作られたキャラじゃないんだけど、萌えるツボはがっちりおさえられている。

原作のちからもありますが、pixivやニコニコ文化との親和性の高さゆえの、ファンのちからも大きく作用して、カゲプロワールドは広がっているのを感じます。

そこを「自由」ととるか、「原点からずれないでほしい」ととるかは、……多分多くの大人がすでに経験してきた道。

 

●ネットの世界で産まれて●

本当にインターネット世代の作品だと思います。いろーんなことひっくるめて。

「人造エネミー」では自信なさげに発表していたじん(自然の敵P)も、この作品のおかげでしづ・わんにゃんぷーと出会い、ストーリー性の高いPVを作るに至った。

3DSやスマホで見られる現代だからこそ、若い世代がそれを自由に楽しむことが出来た。アニメもニコニコ同時配信ってのは、本当に英断。そうだよ、深夜に大人が楽しむだけじゃなくて、老若男女で楽しまないと。

揉め事はまあ、あるよね。でも一歩引いて見てると、エヴァンゲリオンの時に激昂したり揉め合ったりしたあの感覚が、今はTwitterなどがあるゆえに、攻撃的な言葉が簡単に出ちゃうようになった。

ぼくもエヴァにドハマりしていた頃、だれかにバカにされたら、Twitterでひどい言葉吐いてたかもしれないと考えると背筋が凍るわ。昔Twitterなくてよかった……。

 

ネットだからお祭り的に広がったともおもう。これからもっと広がると思う。

でも、閉じたメカクシ団の中での物語だからこそ、あんまり広がりすぎてほしくない、という感覚も痛いほどわかる。インディーズバンドのメジャーデビューみたいな感覚。

アニメ版が、うまくつなぐことで、老若男女が楽しめる作品になってほしいってほんとに思う。

面白いものは、面白いんだよ。

貴音かわいく描いてくださいよろしくお願いします。

 

2014-04-01 私立桜が丘高校軽音楽部日記

[][]満艦飾マコのお悩み相談室

はい! はじまりました、満艦飾マコのおなやみ、そうだん、しつ、です!

本能字学園生徒会風紀部委員長、蟇郡苛である!

……って、っちょっとまてーい!

はいっ、なんでしょう蟇郡せんぱい!

なんでオレが、満艦飾と一緒に「お悩み相談室」なんてやることになっているんだ? 全く聞いていないぞ!

それはですね、あっ! えーと……(両手を見る)

本当は私と流子ちゃんの番組だったんですが流子ちゃんは皐月様からデートに誘われたそうなのでいれかわりで猿投山せんぱいとの番組になるはずだったのですが猿投山せんぱいはグン……北関東コンニャク売りの手伝いをしなければいけなくなり蛇崩せんぱいは吹奏楽部定期演奏会北海道に遠征中犬牟田せんぱいはやぼようでちょっとこれないということなので、蟇郡せんぱいにお願いすることになりました!

って犬牟田せんぱいが言えって言いました!!!!

犬牟田ぁぁぁぁぁ!!

 

 

蛇崩「こうなることまで予想済み、ってわけ?」

犬牟田「もちろん。いやあさすが皐月様が以前使った作戦、満艦飾くんも一言一句正確に伝えてくれたよ」

蛇崩「皐月ちゃんの真似してるんじゃないわよ犬くん。にしてもまあ、どうなるかちょっと興味はあるわね」

犬牟田「だろ? いいデータが取れるといいね」

蛇崩「私達のは嘘なのはともかく、猿くんのこんにゃく売りってのは?」

犬牟田「猿投山の実家に『息子さんがお手伝いをしたいと言っていた』と電話をしたら、すぐにあいつのところに連絡が行ったよ。いやー親孝行な息子だね」

蛇崩「あんたろくな死に方しないわよ」

 

 

では、早速行ってみましょう!

ほ、本当にやるのかこれ……。

よろしい! 男蟇郡、やると決めたからには、命をかけてその使命全うしよう!

わわわ、せんぱいそこまでしなくていいですよ!!! 刃物はしまってください!

 

[][]作るものがなくなりました

では最初の投稿です!

平和になったのはいいのですが、今まで極制服を作っていた裁縫部で作るものが無くなってしまいました。

今はみんなで普通の制服を作っているのですが、物足りません。どうしたらいいでしょうか?

 

裁縫部部長 伊織糸郎

確かに伊織は、今までものすごい勢いで極制服を作ってくれていたからな。今も忙しいだろうが、これまでを考えると物足りないのも無理は無いだろう。

そっかー! 私達が着ている制服って裁縫部が作ってくれているんだね! ありがとう伊織せんぱい! ところで伊織せんぱいのつけてる黄色いマスクってなんなんですか? やっぱり風邪ひいてるんですか? それとも工事してるんですか? あ、おしゃれ? 裁縫部だからおしゃれ?

落ち着け満艦飾。あれは生命戦維を扱うが故に吸い込まないようにする彼なりの工夫なのだ……と思うぞ。

そっかー。じゃあこれからはいらないんだねー、残念だねー。

質問した人間の傷をえぐってどうする……。

あっ、じゃあこうしたらどうかな! 裁縫部のお店を作るの! 

ほら、裁縫部の作る制服っていつも同じでしょ? それじゃだめだと思うの! やっぱりオシャレって大事だから、デザインも考えながらたくさーん服を作って、お店を出そうよ! そしたら絶対楽しいし、買う方もラッキー!ってなるでしょ!!

うむ、さすが満艦飾。なかなかいいことを言うじゃないか。制作もいいが、創造も大事。一理あるな。

 

 

蛇崩「意外とうまく行ってるわね」

犬牟田「うまくいかない方にかけるかい?」

蛇崩「どーせあんたが終わった後に『ほら思っていたとおりだ』って適当なこと言うんでしょ」

犬牟田「ありゃりゃ、こりゃ一本取られたね」

蛇崩「うっさいから黙っててくんない?」

 

[][]あいつが服を着ません

よし、じゃあオレが次の質問を読むぞ。

2つ、嫌なことを教えてやろう。

一つ。ヌーディストビーチの仕事が終わったというのに、美木杉のやつがいつも脱ごうとするから困っている。

生命戦維はもうないんだぞと言っても、気がついたら脱いでいる。

 

二つ。

乳首が光って鬱陶しいから服を着て欲しいんだが……。まああいつには借りがあるから強くも言えない。

どうしたらいいんだろうか。

 

長瀬 紬

モヒカンさんですね! あの赤いモヒカンなんだったんでしょうね! 借りってなんだったんでしょうね!

話が逸れているぞ、満艦飾!

あっ、そうだった! えーと、美木杉先生! なんでいっつも乳首光ってたんだろう?!

わからん!

わかんないですよね!

うーん、でも脱いでも困るわけじゃないですし、脱げばいいんじゃないかなー? 

横でいつも脱いでるのは結構鬱陶しいと思うぞ?

着たい人には着る権利があります! 脱ぎたい人には脱ぐ権利があります! それが人と服との関係です!

一理あるな。

 

 

犬牟田「ねーよ」

蛇崩「ねーよ」

 

[][]誰も声をかけてくれません

次の質問です!

合コンや、パーティに行っても、誰も声をかけてくれません。

わかってはいるんです、私が美人すぎて、なかなか声をかけづらいっていうのは。

でもほら、寂しいでしょう? 男達ももうちょっと積極的になっていいと思うんだけど?

 

函館☆チュパリコ☆臣子

中の人ネタですね!

身も蓋もないな。

壇蜜さんに聞くといいと思います!

 

犬牟田「あずささん役でアイマス関係のラジオに出ると、いつもセクシーネタで大変なことになるそうだ」

蛇崩「しらないわよ」

 

[][]足りないんです

では次行ってみましょう!

セフレがたりなーい。

 

パンティ

ストッキング

破廉恥千万!!!

せんぱいせんぱーい。セフレってなんですかー?

ぬお!?

足りないってくらいだから、やっぱり食べ物とかかなあ? あっ、お金とか? いやおやつかな!

な、なんというかだな、ちょっと特殊な関係というか、変わっているというか……。

変わっているもの……あっ、うちのなんだかわからないもので作ったコロッケのことだね!!! じゃあうちに来たらいっぱいあるから、食べに来るといいよ! パンティさんと、ストッキングさん?でいいのかな? 変わった名前だね!

 

 

蛇崩「番組違うじゃないのよ」

犬牟田「まー、だいたい同じだと思って混ぜておいたんだが」

蛇崩「……がまくんが面白いので、でかした、と褒めといてあげるわ」

犬牟田「これはこれはお嬢様」

 

[][]仲良くなりたいんだけど

皐月……姉さんとよく会うようにはなったんだけど、なんつーか、そのな、うまくいかねーんだよ。

いや、姉さんはすっげえ親切だよ、それはわかってんだ。

ただなんてーかさ、照れくさいっつーか、素直になれないっつーか。まだピンとこねーんだよ。

こういうのってどうすりゃいいんだ? やっぱ、その、もっと妹として甘えるべきなのか?

 

纏 流子

うむ、良い質問だ。皐月様と纏、今はもう姉妹なのだから、遠慮することはなにもないのだ!

わっ、蟇郡せんぱいが急にいきいきとしはじめたよ!?

いや、大事なことだ。満艦飾は家族が大事であろう?

大事です!!!

つまりはそういうことだ。纏に初めて、側にいられる家族ができたんだ。思う存分甘えれば良い。逆もまた然り、今までのようにいらだつことがあったら、思い切りぶつけて喧嘩をすればよい! それが家族というものだ!

喧嘩したら、またふたりとも死んじゃうよ!!

その時は、この蟇郡苛が、己を盾とし、二人を守る!

わー! 蟇郡せんぱいかっこいいー! でも怪我しないでね!!!

 

 

蛇崩「……いい雰囲気じゃないのよ」

犬牟田「こうなると思ってやったんだよ。データどおりさ」

蛇崩「あんたねえ……」

 

[][]思いを伝えたい

相談室ということで、折り入ってご相談があります。

今、気になる女性がいます。

しかし、どう話しかければいいのかわかりません。話すきっかけが見つけられないのです。

大変恐縮ですが、良い方法をご教授いただけないでしょうか。

 

I.G

(ぬおっ、なんでこれが混じっているんだ!?)

うわー! これは恋の相談、恋の相談ですね! 恋の相談!

さ、三回も言わんでよろしい!

そっかー、名前も隠しているなんて、I.Gさんったら、おちゃめさん☆ かわいいなー!

(か、かわいいのか……?)

 

 

蛇崩「アレ混ぜたのあんたでしょ」

犬牟田「まあ、予定調和ってやつだね」

 

 

ま、ま、まあ、学生の本分は学業。恋などしている暇はない。規律正しく学業に勤しむがよい。以上!

D

本当にそうでしょうか!!!!!

うおおっ?

学生は学ぶのが仕事だとしたら、学ぶのは人生も学ばないといけません! 人生を学ぶには人生のうちの恋も学ぶべきです! 恋を学ぶことは学生の仕事の一つなのです! だから学生は恋をするべきです! だから当たって砕けるのも学業ではないでしょうか! しょうか! しょうか! しょうか!

 

 

蛇崩「ついに来たかしら」

犬牟田「さあね」

 

 

な、なるほど、さすが満艦飾だ。

ねっ☆

 

ま、満艦飾!!

はい? なんですか蟇郡せんぱい。

お前の一言で決心がついた。当たって砕けよう。お、おれはな、お前の、満艦飾のことが……。

ほえ?

 

 

あああああっ、だめです!

なにっ、焦ったかこのオレとしたことが!

満艦飾家のコロッケはたくさん作れるけど、とーちゃんの稼ぎが少ないから肉は入ってないんです! だから肉はだめです! 我慢してください!!!!

い、いやそうじゃなく……。

あっ、そろそろ時間ですね! ではまたお会いしましょうさようなら!!!!

お、おれはもう来ないぞおお!!!!

 

 

犬牟田「さすがにこの展開は読めなかったね。満艦飾くんの思考はデータ不足だ、もうちょっと調べよう」

蛇崩「なんだかわけわかんないわほんと。さ、帰りましょ」