野村誠の作曲日記

2018-08-16 家族でオーケストラ

豊中(大阪)で「家族オーケストラワークショップファシリテーターは、野村、鈴木潤さんという二人の作曲家と、日本センチュリー交響楽団楽団員4名(ヴァイオリン尾崎さん、コントラバスの村田さん、クラリネット吉岡さん、バストロンボーンの笠野さん)。小学生のこどもと親が親子で申し込んで、参加者約25名とプロ音楽家合わせて30名強の即興オーケストラ。

冒頭には、野村誠ソロで「鍵盤ハーモニカイントロダクション」、野村+潤さんの即興で、鍵ハモ二重奏。そして、野村+鈴木+センチュリー響メンバーで野村作曲の6重奏版「相撲聞序曲」を披露。その後、楽器の紹介などもした上で、即興オーケストラ体験身体の動きに合わせて演奏してもらう「踊る指揮者」をやったり、あとは、色々な楽器を体験してみたりした午前中。

特に、みんなに自由に色々な楽器を体験してもらった時間を経て、高学年のこどもたちが予想以上に楽器の能力が高いこと、低学年のこどもたちが予想以上に自由奔放であることが、理解できました。午後の時間は、高学年チーム、低学年チーム、大人チームと3グループに分かれての音楽創作。3グループとも、とてもクリエイティブな音楽創造をしてくれまして、それを最終的には全員で合奏。豊かな時間でした。

それにしても2014年に開始した日本センチュリー交響楽団のコミュニティプログラム。今年で5年目になりますが、楽団員のワークショップ経験も増え、大変、支えられています。楽団員の方々も演奏会の合間なので、なかなか十分に打ち合わせをする時間もとれない状況が多いですが、瞬時に野村の意図を理解しながら、ワークショップをファシリテートしていってくれます。非常に頼もしいです。

その後、京都に戻り、佐久間新さん率いる濃厚なRSQ(ロマンティック・佐久間・カルテット)のライブを見て、五山送り火の大文字山を送り、心も清められるような一夜でありました。

その後、我が家で砂連尾理さんと「ダンス未来」について語り合い、未来のために、やはり哲学が必要になってくるし、現代は「哲学」のようなものが役に立たないと軽視されがちな時代のように感じますが、やはり「哲学」は大切だ、ああでもない、こうでもないと、考えることが、ダンスにとっても、音楽にとっても、非常に大切だ、と語り合いました。

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2018-08-15 相撲聞序曲のアレンジ

明日の「家族オーケストラワークショップの冒頭で、日本センチュリー交響楽団楽団員と演奏するために、何か譜面を書こうと思うのですが、何を書こうか、色々アイディアがあるものの、今日譜面を完成させて、明日初見で演奏するとなると、あんまり難しい譜面も顰蹙なので、どんなのがいいか悩んだ上に、結局、昨年もやった「相撲聞序曲」を、ヴァイオリンクラリネット鍵盤ハーモニカ、バストロンボーン、コントラバスピアノの6重奏にしました。

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-7552/

その後、「水と土のこどもたち」の4曲目「蓮の成長」を非常に簡易に作曲し、夜はJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の会議

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2018-08-14 愉快な小熊さん

香港から帰国後1ヶ月が経ったのですが、自宅にほとんどいなかったため、ゴミの日にゴミを出すことができずに1ヶ月が経ちました。しかし、本日、無事、帰国後初めて燃えるゴミを出すことができて、すっきり。ああ、よかった。

自宅にて、作曲中です。9月1日の新潟の北区文化会館での大田智美(アコーディオン)+野村誠ピアノ)のデュオコンサートに向けて、新潟組曲「水と土のこどもたち」絶賛作曲中。午前中に2曲目の「チョチョズ」を書き終えることができました。同じコンサートで、大田智美さんがグリーグの「小鳥」という曲も弾いてくれるので、オオヨシキリの鳴き声(チョチョズ)と2曲、鳥の曲ができて、なんか嬉しい。

その後、9月4日の中川賢一+野村誠生誕50周年記念2台ピアノコンサート(@両国門天ホール)に向けて、ピアノを練習。香港での3ヶ月間はピアノと無縁の生活だったのですが(電子キーボード鍵盤ハーモニカはやっていましたが)、帰国後は毎日しっかりピアノを弾くようにしているので、感覚は戻ってきました。水戸と刈谷で、「うつくしいまち」の本番で、久しぶりの生ピアノでのコンサートも経験して、いい感じに復帰した感じです。次は、8月22日に、豊橋でピアノソロライブ

香港の友人から連絡があり、タイの友人を紹介したり、ロンドンの友人がシンガポールにいるので、シンガポールの友人を紹介したり。9月にイギリスに行くので、イギリスの友人と連絡を取り合う。うまく、車で一緒に移動できたり、ファミリーオーケストラワークショップに参加できたりしそうです。こうして、世界の色々なところと連絡がとりあえるのは、便利なものです。

その後、「水と土のこどもたち」3曲目の「愉快な小熊さん」の譜面を書き始めました。これは、7月21日にワークショップで作った歌を、アコーディオンとピアノの器楽曲にするので、さくさくと作業して、夜には書き終えることができました。

明後日の「家族でオーケストラ」ワークショップの準備をしないといけません。日本センチュリー交響楽団のメンバーと、鈴木潤さんと行います。まだ余裕があるので、受付中らしいです。

昨日も今日も自炊ができたし、家で色々なお茶を飲みながら創作や練習ができて、疲れもとれてきた。

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2018-08-13 オオヨシキリの鳴き声はチョチョズ

京都の自宅に引き蘢り、作曲中です。今日は、夏野菜をいっぱい食べれると思い、ラタトゥユを作ってみました。夏バテ対策に夏野菜ですね。

本日は、9月1日に新潟で世界初演となる新曲(新潟組曲「水と土のこどもたち」)の2曲目「チョチョズ」を作曲しておりました。「オオヨシキリ」という鳥の鳴き声が、チョチョズ、チョチョズと聞こえるから、このタイトルになりました。オオヨシキリの鳴き声動画なども参照しましたが、主には、7月21日のワークショップで、子どもたちがオオヨシキリを表現した即興演奏の動画を題材に作曲しております。完成は明日に持ち越しですが、方針は決まって大筋はできました。

作曲の合間に、気分転換ピアノ練習。9月4日に両国門天ホールで開催する「オリヴィエ・メシアン生誕110年、中川賢一・野村誠生誕50年記念2台ピアノコンサート『オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし』」に向けて、ピアノの練習の時間を結構とれました。これまで、メシアンの「アーメンの幻影」、野村の新曲「オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし」を練習しておりましたが、過去の野村作品日本センチュリー交響楽団テーマ」、「おっぺけぺーの種を蒔け」、「十年音泉」、「テキストのたね」なども上演します。これらは、以前本番やったことがあるので、大丈夫かな、と思っておりましたが、今日、久しぶりに譜読みしたら、結構、指が忘れているところもあって、慌てておさらい。

今後の遠征予定は、こんな感じです。

8月16日 豊中でワークショップ

8月19日 新潟でシンポジウムに出演

8月21日 西宮でワークショップ

8月22日 豊橋でピアノソロライブ出演

8月23日 豊橋でワークショップ

8月26日 京都でガムランコンサートに出演

8月28日 豊中で北口大輔リサイタルで新作初演

8月30日 新潟でトーク出演

9月1日  新潟で大田智美さん(アコーディオン)とのコンサート出演

9月4日  東京で中川賢一さんとの2台ピアノコンサート出演

9月8日  山形荒井良二さんとの即興ライブ出演

9月9日  山形で鍵ハモソロライブ出演

9月11日 京都でYatchiさんとのピアノライブ出演

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2018-08-12 「謎の多い自然」作曲

京都の自宅にて。

本日は、新潟組曲「水と土のこどもたち」の1曲目「謎の多い自然」を作曲しておりました。7月21日のワークショップでこどもたちが選んだ音列をベースにした曲です。

この曲は、9月1日に、新潟市北区文化会館にて、大田智美さん(アコーディオン)と野村誠ピアノ)で世界初演します。

http://www.kitaku-bunkakaikan.com/event_sponsorship.html

そして、9月4日に、両国門天ホールで中川賢一さん(ピアノ)+野村誠(ピアノ)で世界初演する野村誠作曲の「オリヴィエ・メシアンに注ぐ20のまなざし」(全8曲)も、練習中。自分で作曲したのですが、なかなか要練習/要譜読みです。ふうっ。

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2018-08-11 新月です

久しぶりの京都です。香港から帰国して1ヶ月ですが、この1ヶ月で、自宅に泊まったのは、1週間もないので、まだ家を片付けしております。香港の音楽療法士作曲家エスターのCDを、ようやく開封して聞きました。予想以上に面白かった。やっぱり彼女は面白いんだなぁ。香港のモックさんのギャラリーでやってた天安門事件を題材にした展覧会ポスターも、部屋にはったり。食材を買いに出かけて、ようやく自炊もできて、ピアノ練習できて、お茶飲んだりもできて、リラックスの自宅です。

今日は新月です。新しい月の始まりです。明日から、アコーディオンとピアノのための新潟組曲「水と土のこどもたち」の作曲に着手します。

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2018-08-10 「うつくしいまち」刈谷公演

刈谷で、「うつくしいまち」の本番でした。今年度のテアトロ・ムジーク・インプロヴィーゾ(ダリオモレッティ野村誠+やぶくみこ)の公演は、これで終了です。まだ来年の予定は未定ですが、来年さらに発展した形で「うつくしいまち」をやりたいと思っています。

お盆前の金曜日の夜、なんとか京都まで戻ってきました。

D

リフキリフキ 2018/08/13 16:51 私はここに来ることができてとても幸せです

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2018-08-09 刈谷に移動

1年前の8月9日は、長崎にいて、幼稚園児と平和に関する歌を作りました。どんな歌詞だったか、一年前の日記を見直す。

へいわは たのしいこと

へいわは あそぶこと

へいわは まもること

へいわは なおること

へいわは、ちっちりちっちっちー

わーわーへい わーわーへい

わわへい わわへい わわへいわ

わーーーー

なるほどなー。この歌、他のところでも歌ってみたい、と改めて思った。

本日は、愛知県の刈谷に移動。ダリオさん、やぶさんと、明日の公演に向けて、セッティング、サウンドチェック、リハーサル

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2018-08-08 久しぶりの自宅

久しぶりの自宅。洗濯をし、お茶を味わいつつ、リラックスして疲れを癒しつつ、明日からの遠征に備える。

9月1日に大田智美さんと初演する新曲「水と土のこどもたち」に向けて、7月の新潟でのワークショップ写真動画を一通り見て、ああ、なんと良い時間を過ごしたのかと、味わう。

香港のベリーニとネット通話で打ち合わせ。今年の秋に、i-dArtのメンバーが九州にやって来る件や、来年i-dArtが香港で計画している国際会議の件など。久しぶりにベリーニといっぱい喋って、懐かしかった。もうすぐ香港から帰国して1ヶ月だなぁ。

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2018-08-07 田村友一郎「叫び声/Hell Scream」

京都に戻りました。

京都市立芸術大学ギャラリー(@KCUA)にて、田村友一郎「叫び声/Hell Scream」という展覧会を見ました。

http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20180721_id=12630#ja

これは、「明治150年・京都のキセキ・プロジェクト/京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品活用展」として開催されているもので、京都芸大の芸術資料館の収蔵品を用いて、再構成/再創造された展覧会。京都市立芸術大学の前身・京都府画学校の創立者の一人であり、煎茶道の発展に寄与したことでも知られる日本画家の田能村直入の足跡を辿りながら、新たな物語を紡ぎ出すことにより京都市立芸術大学芸術資料館収蔵品の「演出」を試みる、というもの。

昨日見た「居間theater」の演劇でも思ったのですが、既にあるものをうまく活用して、作品を構成していて、大変興味深く見ました。

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