野村誠の作曲日記

2018-10-16 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所10日目

城崎でのJACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の滞在制作も、10日目に。

本日は、ダンサーのきたまりさんとのミーティング。「オペラ双葉山」の構想についてシェア

FMジャングルの収録で、JACSHAのインタビュー

その後、きたまりさんに、マーラースコアの読み方を、作曲家3人で解説し続ける濃厚なスコアリーディングワークショップ

夜は、昨年の木村朝之助さんの行司ワークショップのシェアと、ちゃんこ君(元力士、大司)の相撲フィットネスの動画確認などをしました。

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2018-10-15 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所9日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の城崎でのレジデンス9日目。

本日は、竹野相撲甚句保存会を訪ねる。城崎から西へ車で30分弱。竹野は漁港で、ここには、北前船の影響で伝わった相撲甚句が残っているとも言われる。この甚句保存会も、メンバーが高齢化して、活動が途絶えかけている。代表の與田さんにお話を伺う。

その前に、住吉屋歴史資料館の岡田館長より、資料館の説明。そこで、柴野栗山が読んだ歌の楽譜らしきものを見つけてしまい、館長から、「解読して演奏して欲しい」と言われる。館長は、ポール・マッカートニーの大ファンで、ポール談義で盛り上がったりする。仲田光成記念館では、99歳が白寿なのは、百に一本足りないからか、と言うと、館長に「賢いね、君!」と肩を叩かれ、「次回から使わせてもらうよ」と興奮。既に、相撲の話にいたる前から、楽しい交流。

相撲甚句の話がまたまた、面白い。甚句の話から、盆踊りの話にもなり、仮装する盆踊りの音楽は、インドネシアのクロンチョンのようでもあり、ノリノリ。踊りも、一遍上人の念仏踊りの影響もあり。竹野小学校は、全校児童で相撲大会小学生金管バンドに相撲甚句で作曲して欲しいと、岡田館長と與田さんはノリノリで話が弾む。「オペラ双葉山」は、あらゆる場所で上演可能で、柔軟な作品になるだろう。きっと、(ネッテイ相撲の里)奥米地の段もあれば、竹野の段もできるに違いない。

その後、お昼ご飯を食べにいった「みつば」で、大衆演劇日本舞踊のわかなさんに、伝説の相撲の話などを聞いて後、竹野の砂浜で土俵入りと相撲をとりまくる。

その後、城崎に戻り、だんじりを見て、祭り満喫読売新聞に、昨日のネッテイ相撲ワークショップ記事が大きくとりあげられている。

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2018-10-14 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所、中日8日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)での城崎国際アートセンターの滞在8日目。今日が中日です。

本日から、ダンサーのきたまりさん合流。

城崎は、今日、明日は秋祭りだんじりなのですが、我々は、今日はネッテイ相撲の伝承される養父市の奥米地に出かけました。ネッテイ相撲関係者、ダンストーク関係者、JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)メンバー、一般参加者が集うワークショップを開催しました。

ダンストークがこれまで但馬でどのようなダンスの活動をしてきたかのお話、そして、JACSHAのこれまでの相撲と音楽を巡る試みと、ネッテイ相撲に対する憧れを熱く語って後、実際に、ネッテイ相撲を演じていただきました。祭りでなく、こうしたワークショップのために演じて下さったのは、本当に本当に希有な貴重なチャンスで、間近で見られたこと、本当にすごい迫力で感激でした。

そして、そこに、数々の質問を投げかけました。間はどうやってとっているのか?声はどういう発声が良いとされるのか?身体の軸はどのように移動しているのか?などなど、作曲家やダンサーから、次々に質問が飛び交います。それに、保存会の方々が懇切丁寧にお答えいただきました。

そして、最後に、「ネッテイ相撲」を起点に、ダンスや音楽を創作する時間。実際にやってみることで、ネッテイ相撲の大変さ、素晴らしさが体感できる至福の時間となりました。

その後も、交流会で語り合い、保存会代表足立さんの熱い思いなどを聞くことも、大きな大きな収穫。

深夜のピアノ稽古では、鶴見幸代作曲「すもうハノン」を丁寧に譜読みして、何度も稽古しました。

今日は行けなかったけど、奈良で、エンリコ・ベルテッリや松原智美さんなどが、野村誠作曲「まえまちアートセンター」を演奏してくれたはず。どんな演奏になったのだろう?

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2018-10-13 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所7日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)での城崎国際アートセンターでのレジデンス7日目。

ダンストークの千代さん橋本さんと、JACSHAで、打ち合わせ。お互いの活動シェアして、明日のワークショップに向けての相談。今日の千代さんの名言は「自分の骨格を受け容れる」。自分の身体の特徴を個性としてダンスをすること。それは、見方によっては、欠点短所にもなり得るが、長所や個性として接する方が、はるか幸せ

午後、出石に出かけ、車で移動の道中に、コウノトリを目撃することもでき、近畿最古の芝居小屋という永楽館(昨年公演もさせていただいた)を見学。ここの舞台上で、みんなそれぞれの土俵入りをする。沖縄からの来客である小川くんの土俵入り、アートセンターの橋本さんの土俵入り、どちらも横綱土俵入りってこんなんだったっけ、と、うろ覚えでやってみた土俵入りで、それぞれの個性が出ていて良かった。車内で、色々な興味深い議論もあり。

注文していた「日本相撲大鑑」という本が届く。詳しいし、短いが「相撲と芸術」という章があり、興味深い。「相撲と音楽」の項目も面白く読みました。

温泉に行った後の深夜11時からピアノ稽古。深夜に音が出せるのも有り難い環境。ピアノの演奏に合わせて、ピアノを弾いていない人が四股など相撲の動きをするのも、とてもよかった。21日のコンサートも楽しみ。

日本相撲大鑑

日本相撲大鑑

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2018-10-12 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所6日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)城崎場所の6日目。

午前中、相撲聞芸術に関する本に関する会議。目次を考える。本の全体の構成が見えてくる。

午後は、さいたま市岩槻区に伝わる古式土俵入りの動きのおさらい。笹久保と釣上に伝わる二つの土俵入りの比較。そして、大相撲の横綱土俵入りとの比較をすることで、新たな発見多数あり。

本日は、東京にて、野村誠作曲「六段→交段→空段→穴段の調」が演奏されたはずです。竹澤悦子さん、大田智美さんが、どんな演奏をしたのか、録音で聞くのが楽しみ。

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2018-10-11 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)場所5日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の城崎国際アートセンターでの滞在制作5日目。

資料を見返していくうちに、三田村佳子さんの論文研究する。「相撲の宇宙」を音読し、横綱土俵入りの動きを再確認し、岩槻子ども古式土俵入りの動きをおさらいする。映像からあらためて、細部まで確認していく。

鶴見幸代とピアノ稽古もした。

沖縄と東京から来客があり、夜は、本のコンセプトを考えるミーティングとなる。

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2018-10-10 JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)場所4日目

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)世話人の里村さんとのミーティング。来年度以降のこと、本のこと、オペラ双葉山のことなど語り合う。

午後、ホールでピアノを移動したりして後、里村さんが十和田に帰って行く。

夜は、温泉寺で、千代さん、やぶさんのパフォーマンスを見る。秘仏と綱で繋がっている温泉寺に、4年前の自分たち企画書と重なることを感じて驚く。真言宗のお経とダンスや音楽、お寺の子どもなどと、観客参加のゆるやかな時間

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2018-10-09 夢の企画書

JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)の城崎レジデンス3日目。

2014年に作った夢の妄想てんこ盛り企画書を読み返し、初心を思い出す濃い一日。1000万円の企画を考えても1億円の内容になってしまうが、スケールが大きいのは悪いことではない、やりたいことが溢れてくるのも悪いことではない、と思う。

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2018-10-08 ネッテイ相撲

城崎国際アートセンターにて、レジデンス中。

本日は、養父市の奥米地のネッテイ相撲を見学に、水谷神社を訪ねました。全国の相撲神事を少しずつリサーチしております。ネッテイ相撲は、かつてからの憧れで、来られて本当に嬉しいです。JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のメンバー(樅山、鶴見、里村、野村)とアートセンターの橋本さん。

一週間前に、新潟でJACSHA土俵開きを行ったので、色々、お供えだったり、祝詞だったり、様々な部分の細部が気になり、参考になる。自分で実際にやってみると、理解が深まるものだなぁ、と改めて思う。

笹踊りも、ネッテイ相撲も、餅まきも、子ども相撲大会も素晴らしかった。そして、保存会足立さんとお話ができたりしたのも大きな経験でした。

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2018-10-07 清滝団地の575

エンリコを連れて、早朝、スーツケースを持って、京都の自宅から、大阪の四条畷に移動。午前中は、清滝団地で、日本センチュリー交響楽団ワークショップ。団地の住民、若者たちを伴った音楽創作東京文化会館のワークショップリーダーが二名、研修に来ている。

前回つくった歌について語り合っているうちに、近所のこどもがやってきて、即興楽器セッションになる。その後、前回の歌のおさらいをしているうちに、新しい歌をつくることになり、575のメロディー作曲することになる。メロディーができて、満足された後、エンリコと「せっしゃエンリコでござる?」を演奏し、エンリコのミニミニボディパーカッションワークショップをやって終了。

エンリコとの10日間がここで終了し、エンリコと別れて後、午後は、東京文化会館のワークショップリーダーへの研修会をして、その後、大阪駅へ。センチュリーマネージャーの柿塚さんと少々打ち合わせの後、バスに乗車。JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)世話人の里村さんと語り合っているうちに、城崎温泉へ。城崎国際アートセンターで、作曲家の鶴見幸代、樅山智子とも合流、相撲に関する様々な原稿音読しながら、これから2週間のオペラ双葉山へのプレリュードが始まる。

http://jacsha.com/

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