野村誠の作曲日記

2016-05-24 ハローライフ

6月5日に第2回をする「ピアノ本音」の宣伝用動画が公開になりました。上田謙太郎さんの映像

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ながらの座・座の橋本敏子さんに、チラシに使ってもらう用に、しょうぎ作曲楽譜をお渡しして後、ハローライフへ。野村誠日本センチュリー交響楽団スマイルスタイルで行っている音楽×就職支援プロジェクト「The Work」は、音楽ワークショップと就職支援ワークショップが交互に行われます。本日は、就職活動のワークショップに参加。センチュリー響のヴァイオリニストトロンボーン奏者、マネージャーも若者たちに混ざって参加。二人組になって、色々な質問に即座に答えていったり。「宝くじが1億円当たったら?」との質問に、思わず、全額、若手作曲家のための作曲賞をつくって、自分は一銭ももらいたくない、と答えてしまいました。The Workのメンバーたちといっぱいお喋りする時間がとれて、また少しだけ仲良くなれて、良い時間でした。

イギリスの今夜23時〜24時半、日本の明朝7時〜8時半のBBC Radio 3のLate Junctionという番組で、野村誠+やぶくみこCD「瓦の音楽」(淡路島アートセンター)から1曲流れるそうです。嬉しい。インターネットで聴こう。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b07c43m1

http://hellolife.jp/the-work2016

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2016-05-23 山登り

吉野さつきさんとミーティング愛知大学での講義の日程の調整と、豊橋で行うプロジェクトについて。今年は何度か豊橋に通うことになりそうです。

夕方は、ピアノを教えに行く。2ヶ月ぶりに会うゆうちゃんは、5年生になっていて、ママよりも背が高くなっていました。前回は、海に行ったところだったので、「ザザーン」を作ったのですが、来週に愛宕山に行くらしく、「今日は山登りの曲つくって」とのことなので、着くなり「山登り」を作曲簡単にしたつもりが、意外に苦戦(右手だけ、左手だけでは弾けるのに、両手だと大変)するので、次回までの良い宿題ができました。「山登りとザザーンを一緒にやってみよう」と斬新な提案をしてくれるので、連弾で2曲同時演奏もやってみたり。

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2016-05-22 宿題とあそび04

勝野タカシさんとのデュオライブ「宿題とあそび」の4回目@cafe ZANPANOでした。今日は、前回のライブでの即興演奏で出てきた言葉を書き起こして再構成した歌詞を持っていき新曲としました。タイトルは、勝野さんの提案で「ぐるぐる」。勝野さんの新曲は「夜のサンバ」。プログラムは、こちら。本日の勝野さんは、ギターカリンバだけでなく、パーカッションがいっぱい活躍でした。

1 5月になった

2 即興

3 夜のサンバ

4 ABEBACADA

5 ぐるぐる

6 即興

休憩

7 宿題とあそび

8 一番太鼓

9 夜の子供

10 即興

アンコール それから


 

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2016-05-21 KYOTOGRAPHIE

KYOTOGRAPHIE京都国際写真展も明日が最終日。明日は、ZANPANOでライブのため、実質、今日しか行けない。快晴の中、自転車を走らせてギャラリー素形のサラ・ムーンに入ると、植物や動物などの写真が薄暗い照明の中、ぼんやり浮かび上がる。徐々に暗さに目が慣れてくるが、見えない状態で見ようとするのもよかった。誉田屋源兵衛黒蔵でのヨーガン・レール+クリス・ジョーダン展は、ヨーガン・レールの遺作。京都の町中の蔵に入って行く体験が、何か隠れがに入るような異空間体験の序章。石垣島に美しい海岸に日々打ち上げられるプラスティックゴミを拾い集め選別して制作したランプ。環境破壊への物静かな警鐘。無名舍でのマグナム・フォト紛争地、難民、など様々な報道写真。京都市指定有形文化財の長江家住宅での古賀絵里子展は、作家の妊娠/出産とそこに巡る因縁が絵巻物のように展開されながら、古民家の中を巡る。庭のさざれ石にも、少し苔が生えている。堀川御池ギャラリー1階のティエリー・ブエット展は、生後10分とか、20分の子どもの顔に囲まれる。生まれて間もないのに、老人のようにも、大人のようにも見える様々な表情で、目一杯ないている。2階にあがると、昨年94歳で永眠した報道写真家福島菊次郎が撮った広島の被曝、三里塚闘争、安保デモなどが、ベニヤパネルに本人の解説とともに、貼られている。これも遺言のようなメッセージたち。同ギャラリーで、そして、虎屋京都ギャラリーでのフランス国立ギメ東洋美術館明治写真コレクションから茶のある暮らし1880年代の茶畑や茶会の様子。日本が失ってしまった当たり前の美しい風景が続く。

ここで時間切れ。でも、結構、色々見られた。今日、ドイツで野村誠作曲「Tradition - Extra Addition」(2015)が演奏されているはずですが、今日は京都でも偶然ドイツ人の人と何度か会い、ドイツのことを思い出させていただきました。

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2016-05-20 Samprang Facestreet Festival

タイのSamprang Facestreet FestivalのディレクターThumbさんと打ち合わせ。11月に、タイの東北地方の村に2週間ほど滞在して、現地の人々と音楽をつくり、最後にバンコクのフェスティバルで発表しよう、というプラン。タイの東北地方に滞在したことはなく、ケーンの演奏など興味があるので、楽しみだ。

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2016-05-19 イギリスとピアノと歌とインドネシアとアラブ

一昨日のワークショップで作った「Anthropocene」の楽譜を書いて、イギリスのヒューに送りました。

上野泰永さん、上田謙太郎さんと電話で話したりして、6月5日に第2回を迎えるレクチャーコンサートピアノ本音」について、色々話す。

今度の日曜日(5月22日)の野村誠+勝野タカシDUOライブでやる勝野さんの新曲音源を聴き、予習。


5月22日(日)

宿題とあそび04」(京都)

open 19:00

start 20:00

charge 1,500yen

@cafe ZANPANO 075-721-2891

出演:野村誠、勝野タカシ

ザンパノでの5度目の勝野さんとのデュオで、毎回、新曲もあり、即興もありで、充実の内容なのですが、集客に苦戦しております。皆さん、是非、応援に来て下さい。ザンパノ食べ物も大変美味しいです。お待ちしておりまーす。勝野さんは、ギターカリンバ、様々なパーカッション、歌、鍵ハモなどを演奏、野村は、ピアノ、鍵ハモ、様々なパーカッション、歌、などを演奏します。



東京の方々と、千住だじゃれ音楽祭のインドネシアツアーに関するミーティング(スカイプで)。その内容を受けて、インドネシアのメメット他の方々に連絡。さっそく協力体勢万全のお返事いただく。ありがたい。

アラブ音楽のライブに行ったやぶさんから「ピアノの本音」に、カーヌーンが登場するのも面白いかも、とご提案いただく。なるほど、色々な可能性があるので、「ピアノの本音」好評であれば続けていきたい。

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2016-05-18 やぶくみきょく

5月21日に、デュッセルドルフで、野村誠作曲「六段→交段→空段→穴段の調」が、演奏されます。ドイツ初演です。嬉しい。箏は、後藤真紀子アコーディオンは、Marko Kassl、ピアノは富田珠里という3人だそうです。うーむ、ドイツまで聴きに行きたい。で、その曲の解説英文で書かねばならず、今朝はそれに取り組むつもりでおりました。

そのことがバレていたのか、大田智美さんが、急に今日になって、昨年のこの曲の日本初演映像を、YouTubeで公開しました八橋検校の「六段」に色んな音を書き足した曲です。(ちなみに、曲が終わった後、舞台に登場した野村が逃げるように舞台から降りているのは、この後、終電で京都まで戻らねばならなかったためです。)

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ということで、午前中は作文してました。無事、作文完了。そして、本日は、ガムラングループの代表誕生日であるので、ささやかにお祝いに、新曲「やぶくみきょく」を作曲しました。楽譜を下書きして、何度か書き直したりして、改訂して、清書して、無事、夜のガムランに参加。

ガムランの時間に、「やぶくみきょく」も演奏し、みんなで即興もし、巨人さんからナゾの誕生祝いも届き、おめでたい惑星直列でした。今年も良い一年になりますように。

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2016-05-17 anthropocene

野村誠日本センチュリー交響楽団就労支援NPOスマイルスタイルによるワークショップ「The Work」は、今年で3年目で、今日が3年目の2回目です。イギリスの作曲家でぼくの大親友であるHugh Nankivellが、イギリスのジオ・パークとBournemouth Symphony Orchestraと取り組んでいる「GEO-OPERA」と恊働プロジェクトとして進めています。

ということで、イギリスのヒューから、Anthropoceneというナゾの言葉を元にして作ったメロディーを発展させてくれたら、オペラに入れるという指令があったので、それを今日はやりました。Anthropoceneは、辞書にのっていなかったのですが、産業革命以降の人類の時代を指す「人新世」と訳される地学用語らしいです。

4グループに分かれて、それぞれが全く違ったキャラクターの音楽を作り、それを演奏して、イギリスに送るため、録音しました。

今日は、ワークショップ後、参加者の皆さんとの交流会(お食事会)も行われました。うーむ、全然先が見えない面白い展開になってきています。

ちなみに、こちらが2年前の第1回のThe Workの大阪駅前でのストリートライブの様子。

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2016-05-16 グループ音楽

京都に戻っております。鉢植えのイチゴが真っ赤な実をつけており、完熟。少し酸っぱいですが、美味しいです。

昨年の10月に刊行になった「音楽の未来作曲する」(晶文社)に、高校時代作曲家の戸島美喜夫先生を訪ねた話を書いていて、ぼくの音楽観に大変重要な出来事だったので、戸島先生には読んでいただきたい、と思っておりましたが、連絡先が分からずに献本できずにおりました。最近、知人より連絡先を教わり、ようやくお送りしたところ、嬉しいお返事の手紙が届いておりました。戸島先生に聴いていただき、感想も聞かせていただけたことは、本当に励みになります。そして、戸島先生が参加されていた「グループ音楽」の歴史的な録音のCDをいただき、さっそく聴かせていただきました。ぼくが生まれる前の1960年頃の20歳くらいの若者だった戸島先生や小杉武久さんらの貴重な音源に、心を熱くしながら聴きました。

京都は梅雨でもないのに、夕方から雨が降り続いています。

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2016-05-15 Pass the Parcel

朝から打ち合わせ。今度、横浜で以下の助成金の審査員をすることになって、その内容の確認。〆切5月20日ですから、該当しそうな企画をできそうな方は、出してみて下さい。こちら、助成内容の審査書類選考面接)だけでなく、実際の活動に関するアドバイス、報告会、中間報告などにも立ち合うように言われておりますので、微力ながら、言える意見や提案はやっていこうと思います。

http://acy.yafjp.org/grants/raise/grants28ci.html

その後、千住だじゃれ音楽祭の今年度初のミーティング作曲家Francesca Le Loheさんのプレゼンで、グラスゴーでのSonic Bothyというグループのことなど、説明していただき、Pass the Parcelという即興音楽ゲームを紹介してもらいやってみました。また、今年度のインドネシアツアーに向けて、アイディア出しをしました。千住に集う人々、いいメンバーなので、この素晴らしいエネルギーから、また外に広がっていく仕組みを考えたいものです。

その後、青山学院大学大学院で、野村誠ポストワークショップに関する研究をしている小野田由美子さんによるインタビューを受けました。野村誠作曲日記を12年分全部を読んでいて、それに関する資料も数多く集めておられるので、こちらは小野田さんのことを少ししか知らないですが、彼女は野村のことを色々知っておられるのです。色々、思い出しながら、言葉にしていく時間感謝

京都になんとか帰りました。

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