野村誠の作曲日記

2018-02-15 ミワモキホアプポグンカマネの楽譜が公開されました

いよいよ明後日からフランスです。とりあえず、旅行の準備をしなければなのですが、ヨーロッパまでの飛行機の中をいかに過ごすか、ということが、最初に頭に浮かび、まぁ、映画見るんだろうなぁ、何を見ようかな、と考え始め、とりあえず、今朝は、映画音楽に関する本「A History of Film Music」を読む。これで、飛行機の中で映画をたくさん見る心の準備ができました。

旅に出る前に、連絡しておくべき電話や郵便、洗濯など、いろいろ進めたり、冷蔵庫の中の食材を使い切るとかもできたので、まずまず順調です。

日本センチュリー交響楽団のウェブサイトで、野村誠作曲チェロ協奏曲「ミワモキホアプポグンカマネ」の楽譜が公開になりました。自由にダウンロードできます。

http://www.century-orchestra.jp/topics/nomura/

それから、野村誠作曲「越後獅子コンチェルト」のダイジェスト版の動画がアップされました。30分の曲の10分ほどがあがっております。1楽章は少し、2楽章も少し、3楽章は全くなく、4楽章はほぼ入っております。

D

えみーえみー 2018/02/17 18:19 観ました〜。
(T_T)また感動がよみがえり涙チョチョ切れます。
世界に1つだけの、なんてええコンチェルトなんでしょう。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180215

2018-02-14 バレンタインのガムラン

朝起きて、気づいたこと。一つ目、今日は本番なのに、髪の毛がボサボサ。3日後には、パリなので、髪を切るなら今しかない。ということで、ダメもとで電話すると、今日の午後あいています、とのこと。ラッキー。午後にカットしてもらい出かけることに。あとは、フランス1ヶ月なので、クリーニング出すのも、今しかない。クリーニング屋にも出かけました。

ということで、無事、髪型も整い、本日、「プンドポの夕べ vol.12」。ゲストガムラングループのマルガサリ。野村の出番は、やぶくみこさんとのデュオ演奏と、マルガサリ、京都ガムランスカルグンディスによる「音の庭」に出演。やぶさんとのデュオは、鍵ハモ太鼓というスタイルが多かったですが、本日は、鍵ハモとグンデル(ガムランの中で、一番ヴィブラフォンに近い楽器)で、いろいろ新鮮で、このデュオでこういう可能性もあるのだ、と再認識できて良かったです。

バレンタインは、このようにして、ガムランとともに終わっていきました。ケージの「季節はずれのバレンタイン」を思い出しながら。

D

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180214

2018-02-13 ピアノを教える日

明日は、京都でのガムランコンサート。「プンドポの夕べ」に出演します。

2月14日(水)プンドポの夕べ vol. 12

open 19:30 start 20:00

charge 2000 yen

出演:野村誠、やぶくみこ、京都ガムラン「スカル・グンディス」

ゲスト ジャワガムラングループ「マルガサリ

@金一志韓国伝統芸術院

3月31日の「徹夜音楽会」に向けて、色々、連絡や作文など。

暫定的なプログラム案で、内容や時間帯は今後アップデイトされていく予定ですが、以下のようなイメージでおります。

16:30 開場

17:00 プログラム1 いしいしんじ+野村誠 「ふすま小説と庭の音楽」 

18:00 プログラム2 野村幸弘+野村誠 「映像美術史と場所の音楽」

19:00 プログラム3 tupera tupera+野村誠 「絵本の音楽」

20:00 プログラム4 やぶくみこ+野村誠 「星空の音楽」

21:00 プログラム5 ニシジマアツシ+野村誠 「偶然の音楽」 

22:00 プログラム6 佐久間新+野村誠 「夜更けのダンス」 

23:00 プログラム7 座・座談会

24:00 プログラム8 いしいしんじ+野村誠「寝入り小説・寝入り音楽」

6:45  プログラム9 いしいしんじ+野村誠「めざまし小説・めざまし音楽」

7:30  プログラム10 佐久間新 「朝のサクマ体操」

8:00  プログラム11 朝のお散歩

本日は、6年生のYちゃんにピアノを教える日。ゆうちゃんは、「カントリーロード」を練習中で、今日もYouTubeで音源を聴きながら、ぼくが簡単に採譜/編曲した譜面をその場で書いて、宿題に。Yちゃんのママは、それにコード伴奏を練習。4歳のEちゃんが保育園で歌っている歌の譜面を見せてもらい、歌の伴奏。この曲が、Eちゃんママの宿題になる。家族で歌えるのはいいものです。その間にバッハを練習しているのをみたり、相変わらず自由な音楽交流の教室になっております。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180213

2018-02-12 徹夜の音楽会

朝起きたつもりが、起きたら昼。よく寝た。

朝食の後、ピアノバッハモンポウを弾いて、弾きにくいところがあって、指の練習で、そこだけ取り出して、自分のための練習曲をつくり、弾いているうちに、それが、「こきりこ節」のアレンジになって、「日本民謡集」の12曲目は、「こきりこ節」になりました。

毎朝(昼か)、目覚めの読書で、相撲の本を一冊は読むのが日課ですが、今日は「我が回想の双葉山」を読んでおりました。「オペラ双葉山」は、どんな作品になることでしょう。

滋賀県大津の「ながらの座・座」で、3月31日→4月1日に「徹夜音楽会」を開催いたします。出演:野村誠ゲストが、いしいしんじ作家)、佐久間新(ジャワ舞踊家)、tupera tupera(絵本作家)、ニシジマアツシ(サウンドアーティスト)、野村幸弘美術史家/映像作家)、やぶくみこ(作曲家打楽器奏者)です。宿泊希望の方は宿泊可になるこのイベント説明文を作文しなければならず、その作文に頭を悩ませておりましたが、なんとか脱稿

ながらの座・座は、昔の庭とお座敷が保存されているだけではなく、今なお集いの場、交流の場、生活の場として生きています。だから、ここで、敬愛するアーティストと集い、交流し、宿泊するイベントを考えました。これは、一泊二日の強化合宿。年度の終わりから年度の始まりへのマラソン企画なのです。野村の直感で様々なジャンルの方に、お声がけしましたが、期せずして、音と空間に敏感な感性を持つ方々が集うことになりました。いしいしんじさんが襖に小説を書き、野村が音を奏でます。佐久間新さんの舞は、インドネシアの風を運んでくれることでしょう。ニシジマアツシさんとは、音と偶然を巧みに遊びます。野村幸弘さんの映像トークで、座・座は瞬時に芸術フォーラムに早変わりするでしょう。音が集い、音が交流し、音が生きるやぶくみこさんの多彩な楽器と野村の音が出会います。日帰りコースと宿泊コース、色々な楽しみ方があると思いますが、できるだけ長居して、思う存分楽しみ尽くしていただければ、幸いです。(野村誠)

ながらの座・座は、こんなところです。

http://nagara-zaza.net/

夜は、三浦史子さんと夕食。「英語日本文化」の著者、「フェアトレードを探しに」の著者。現在、広島在住ですが、京都でも、色々活動を開始される予定。今後、時々、お会いして、色々、ご一緒できることも出てくるかもしれません。ちなみに、「英語で日本文化」の中には、野村誠もちょっとだけでてきます。

ドビュッシーの没後100年に向けて、ドビュッシーに捧げる小品をどこかで書こうと思っているのですが、今日は、着手はできず。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180212

2018-02-11 瓦の音楽と吹奏楽

尼崎で「瓦の音楽」コンサートでした。野村誠+やぶくみこ、でのデュオ2013年から淡路島アートセンターと恊働で進めてきたプロジェクトで、5年目。過去5年を振り返ると、最初の2年間で、非常に濃密に淡路島で展開。楽器づくり、ワークショップ作曲などを行い、CDも完成。次の2年間は、インドネシア、イタリアとの国際交流。「瓦の音楽」が海外に展開しました。5年目になる今年は、あまり、「瓦の音楽」の新展開はなかったのですが、尼崎でのコンサートで、尼崎市立尼崎高等学校吹奏楽部とのコラボが実現することになったのです。

2013年度 「瓦の音楽」開始。「大人かわらバンド」、「こどもかわらバンド」を結成し、淡路島アートフェスティバルで発表。

2014年度 広島市現代美術館で、「スーパーがっきやね」など発表。CD「瓦の音楽 Musik Genteng」発表。

2015年度 淡路花博関連企画。日本とインドネシアで、「瓦の音楽」国際交流企画。

2016年度 イタリアでの「瓦の音楽」コンサート

2017年度 尼崎で、瓦の音楽と吹奏楽団の共演 

ということで、本日、高校生たちとワークショップの後、午後のコンサートの中で、共演しました。新曲「尼崎のお城よ」は、高校生たちに自由に瓦を叩いていただき、そこから作曲。「瓦の音楽」の定番曲「津井に来た」も、吹奏楽と共演。「瓦の音楽」の新たな可能性を感じる演奏会でした。

東京藝大の千住キャンパスでは、石橋鼓太郎くんが、だじゃれ音楽祭について書いた修士論文の発表をしているのですが、さすがに見に行けないです。だじゃ研の方々は、きっと聴講しているかもなぁ。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180211

2018-02-10 阪神タイガースを紹介するBBC

BBCラジオ3の今週の作曲家武満徹で、5日間に渡った特番を連日、聴いておりました。映画音楽など、知らない曲も含めて、武満作品をまとめて聴く良い機会になりました。5回の番組の中で、二度に渡って、夕食後はテレビで野球を観戦し、阪神タイガースを応援していた、とのエピソードが語られたことには、驚きました。野球に興味のないイギリス人リスナーにとって、阪神タイガースというチーム名を、わざわざ番組で紹介しているのが不思議でした。

この番組の数週間前の特集が、20世紀ポーランドの現代作曲家のルトスワフスキーでした。ポーランドの4人の作曲家(ルトスワフスキ、パヌフニク、ペンデレツキ、グレツキ)をまとめた「A Polish Reneaisance」という本は持っていたのですが、番組で紹介れた曲で、その本の中で言及されていない曲も多かったので、新たに「The Music of Lutoslawski」という本を注文したのですが、それが届いたので、嬉しくパラパラと読んでいました。それで、ルトスワフスキのメロディーの作り方で設定しているルール説明されていたのですが、これがルー・ハリソン方法そっくりであることに気づきました。1913年生まれのルトスワフスキ、1917年生まれのハリソンですが、ポーランドとアメリカで、それぞれ同じ方法論になっているのが面白いです。参考になります。

来週から1ヶ月フランスなので、出発前に、色々な事務作業をしております。確定申告などの準備で、領収証の整理などを少しだけ進めました。こうした作業を進める上での本日のBGMは、バリガムラングループのギータ・クンチャナによる「ガムラン プチ・ガトー」。小林江美さんのオリジナル作品集で、バリガムランの様々な可能性を味わえる素敵なCDなのです。

昨日いただいた「世界のしょうない音楽祭」のDVDを観ました。今回、「越後獅子コンチェルト」でやったのとは、また全然違うアプローチで来年の「世界のしょうない音楽祭」をやりたい、と思いました。このプロジェクト日本センチュリー交響楽団楽団員が参加するプロジェクトでもあるので、プロオーケストラ奏者の特色を活かそうと、野村が五線のスコア作曲してきましたが、日本センチュリー交響楽団の楽団員が即興ワークショップ経験が増えてきたので、次年度は、楽譜に書かない音楽を実現できるかもなぁ、という気がしました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180210

2018-02-09 音楽のピクニック

芦屋市美術館でやっている小杉武久「音楽のピクニック」を見に出かけました。今日は、京都造形芸大の鎌田高美さんと一緒に行きました。鎌田さんとは、25年くらい前からの知り合い。ギャラリーそわかだったり、アトリエ劇研だったり、色々なところで、お会いしてきました。今日は、一緒に小杉展を見に行きました。サウンドインスタレーションとともに、小杉さんの人生を回顧するような様々な資料も展示されていました。昔のチラシやポスターなどなど。昔の資料も、映像などはなくって、ひたすらポスター、雑誌、チラシ、楽譜など。なので、小杉さんの音楽をあまり知らない人が見たら、なかなかイメージしにくいことも多いかもしれません。小杉さんの卒業論文まで出ていました。担当教官小泉文夫。貴重な卒論ですが、展示は表紙が見れるだけなので、中身は拝見することができず、読みたかった。偶然、加藤種男さん(元アサヒビール芸術文化財団)にも、お会いして、色々お話もしました。

その後、大阪音大に移動。世界のしょうない音楽祭の反省会。良かったこともいっぱいあり、反省点もいっぱいあり、改善すべき点もいっぱいあります。しかし、奇跡の音楽祭でした。予算規模から考えても、、この予算でできることの数倍の規模のことを、皆さんの頑張りで達成してしまったと思います。来年度は、さらに良い音楽祭にしていきたいです。

そして、ワークショップ参加者も交えた交流会/打ち上げパーティーが開催されました。全員でなかったのは残念ですが、こうした場が持てて、色々お話できて良かったです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180209

2018-02-08 家族模様替えプロジェクト

砂連尾理さんと佐久間新さんによる「家族模様替えプロジェクトvol.2」(@茨木市玉櫛公民館)に参加して参りました。砂連尾さんのご両親、佐久間さんのご両親を含めた家族の方々、そして、その友人の方々などを交えた20名ほどの集い。

人生晩年、病気と付き合いながら生きていくこと、行動範囲が狭まる中での喜びや生き甲斐をどう見つけていくか、家族とどう関わっていくか、などの様々な思いや悩みを抱えた人々が集っていて、それぞれの思いがありながら、前回につくったという非常に歌うのが難解で一筋縄では覚えられないオリジナルソングを歌ったり、踊りがあったり、語り合ったりして過ごしていく時間でした。

集っている方々が個性的な方々が多く、家族を模様替えですか、本当に濃い家族だなぁ、と思いながらの濃密な時間でありまして、最後に、踊っている姿がフォークダンスに見えたので、マイムマイムを演奏したところ、あの年代の方々が自然青春時代を思い出し、マイムマイムが始まりました。そこに70年前の青春時代が見え隠れしたように感じ、ちょっと得した気分になりました。

砂連尾さんのお宅で、瞳さんのいれる珈琲をいただき、佐久間さんと砂連尾さんの噛み合っているのか噛み合っていないのか不思議な会話を大笑いしながら聞くことができたのも、とても良い模様替えでした。

その後、自宅に戻り、3月31日のながらの座・座でのタイトルを考えていると、打ち合わせの電話があり、打ち合わせ後にタイトル案も相談しているうちに、決定できました。一人で考えると行き詰ることも、話すことで突破口の見えることもあります。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180208

2018-02-07 京都ガムランが大阪ガムランと合流

本日も、主に自宅。昼の12時まで熟睡。これで、疲れがとれるかな。

朝食というか昼食を食べながら、BBCのウェブサイトで、武満徹特集番組の2日目「Takemitsu meets Stravinsky and Cage」を聴く

作曲家のSlamat Abdul Sjukurについて、いろいろ質問を受けたので、彼の本や楽譜を引っ張りだして、見返してみたりする。インドネシアの現代音楽の父。1935年生まれで、2015年没。

新潟の「水と土の芸術祭」でのこどもプロジェクトとして行うワークショップコンサートタイトルと概要を書いて送る。

3月25日のドビュッシー没後100年の日に向けて、新作小品を書こうと思うのですが、まだ、アイディアは定まらず。

とりあえず、事務作業、メールの返信などを、一つずつ進める。

夜は、ガムランリハーサル。1週間後の2月14日の本番に向けて。ゲストはジャワ・ガムラングループのマルガサリ。ジャワの古典音楽と、即興演奏即興の方で、ぼくは参加。

civicaction21@gmail.comcivicaction21@gmail.com 2018/02/08 22:55 今年は25年ぶりにインドネシアに行くことができそうです。バリ、スラウェシ、ジャワ、できればフロレスにも行ってみたいです。野村さんにも参加していただけるようなプロジェクトに発展させられたらよいなと思っています。
どうぞよろしくお願いします!!

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180207

2018-02-06 武満徹の音楽

今日は、自宅。

まだ、「千住だじゃれ音楽祭 第2回定期演奏会『かげきな影絵オペラ』」の余韻に浸っていたいのだが、まぁ、いろいろ雑務をこなす日。フランスの契約の準備だったり、チェロ協奏曲「ミワモキホアプポグンカマネ」の譜面を公開するにあたり、その経緯の説明文の校正だったり、郵便物やメールのチェックや返信など、細々とした事務作業を家でやる。

イギリスのラジオBBCRadio3)で、今週の作曲家として、武満徹をとりあげているので、どんな紹介のされ方をしているのか興味深く、インターネットで聴く。1時間番組で5日に渡って紹介。結構、映画音楽がいっぱい紹介されていたり、興味深い。

3月25日に豊中で行うコンサートに向けて、曲目の候補にあがっていた近藤浩平さんの連弾曲「島」の譜面をプリントアウトして、それぞれのパートを一通り弾いてみる。とてもいい曲であり、きちんと練習すれば、いい演奏にもなり得るのが、今回は、練習時間などを考慮し、ちょっと無理と判断

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/makotonomura/20180206