野村誠の作曲日記

2017-01-22 越後獅子、ハイドン

京都は寒いです。地歌越後獅子」の手事を五線譜に書きおこしつつ、明日のワークショップに向けて研究。2月1日の「ハイドン大学」に向けて、ハイドンの交響曲スコアを見ながらの一日。ハイドンに一段落して、気分転換と思ってラジオをつけたら、そこでもハイドンみたいな音楽が流れるなぁ、頭がハイドンに毒されてきたかなぁ、と思ったら、日本センチュリー交響楽団によるハイドンの演奏でした。明日は、世界のしょうない音楽ワークショップ(3年目の)3回目です。

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2017-01-21 越後獅子

豊橋のホテルをチェックアウト後、劇場に寄り、柏木陽くんと吉野さつきさんと一瞬話をして後、京都に戻る。

地歌の「越後獅子」の手事の部分を譜面におこしたりしながら分析。23日の「世界のしょうない音楽ワークショップ」に向けての準備。あと、「ハイドン大学」の準備で、ハイドンの交響曲の分析をして、色々遊んでみる。

大相撲14日目、ラジオで聞いておりましたが、稀勢の里の初優勝が決まりました。(ちゃんこ君こと)大司さんも勝って、4勝3敗の勝ち越し。

イギリスのボーンマス交響楽団から、3月末のコーンウォールでのレジデンシーの詳細が送られてくる。驚いたことに、1週間の間に、オーケストラ楽団員や作曲家が、コーンウォールのあちこちの学校などに、別々に同時にアウトリーチに出かけていて、1週間、あちこちでワークショップが同時多発な感じで、最後の週末の夜にコンサートが組まれているよう。楽しみ。

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2017-01-20 しょうぎ作曲/マリン缶/ピアノ連弾

豊橋で、音楽ファシリテーター養成講座の3回目。吉野さつきさんのコーディネートで、池田邦太郎さんと野村誠講師を務めます。本日は、「しょうぎ作曲」を実際に体験していただき、また池田さんの手作り楽器「マリン缶」と「紙鉄砲」を作って、音を出したりして、最後に残った方々と、ピアノ即興連弾などもしました。参加の皆さんも大変積極的で、非常に刺激的な時間です。ありがとう。

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2017-01-19 ハイドン

2月1日に、日本センチュリー交響楽団が行っているレクチャーシリーズ「ハイドン大学」で、ハイドンについてのレクチャーをするのです。野村が、他の作曲家に関するレクチャーをする企画は、おそらく初めてな気がしますし、ケージメシアンについて語るのならばともかく、ハイドンについて、ぼくは何を語れるのだろう、と思うほど、ハイドンの非専門家です。そこで、作曲家の視点からハイドンのスコアを見て、何かアレンジや作曲などもして、それでお話をしようということで、お引き受けしたのです。ということで、最近は、毎日、ハイドンのスコアとにらめっこをしているわけです。ハイドン、面白いです。

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2017-01-18 世界のしょうない音楽ワークショップ

日本センチュリー交響楽団が豊中市の庄内で展開している「世界のしょうない音楽ワークショップ」3年目。地元のNPOしょうないREK、そして庄内にキャンパスがある大阪音大の協力を得て、やっております。今年度の2回目。本日は、センチュリー交響楽団楽団員によるワークショップ。オーケストラの楽団員の方々は、クラシック音楽演奏が専門なのですが、自分たちでオリジナルのワークショップづくりをしようと意欲的に取り組んでおられます。素晴らしい。ブラームス交響曲に着想を得て、3グループに分かれて、3つの曲をつくるというワークショップ。面白い曲ができました。2月25日の「世界のしょうない音楽祭」で発表すべく、ワークショップは来週以降も続きます。

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2017-01-17 豊橋にて音楽ファシリテーター講座

本日は豊橋。音楽ファシリテーター養成講座。吉野さつきさんコーディネートで、池田邦太郎さんと野村誠で進める講座。池田さんが即興連弾する映像を見て、野村がさきらジュニアオーケストラワークショップで作ったオーケストラ曲の映像を見て、野村の「福岡市美術館」でのワークショップ「コレコネ組曲」の映像を見て、日本センチュリー交響楽団就労支援NPOスマイルスタイルと行っている「The Work」の映像を見た。

その後、池田さんの手作り楽器ストロー口、そしてストロー笛つくり、その後、全員で楽器を持ってアンサンブルして後、全員(約20名)での20手ピアノ連弾をして、残り時間は門限まで即興演奏

講座終了後、語り合う。豊橋泊。

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2017-01-16 クリエイティブインクルージョン横浜

横浜でのクリエイティブインクルージョンという助成金の審査員をしておりまして、採択された4つの事業の中間報告のヒアリング(+こちらで可能アドバイス相談など)のために、4団体の拠点を他の審査員とともに巡りました。

寿町で、日雇い労働者の方々への炊き出しの場などに出向き、ファッションデザイナー視点から交流を通して、ファッションブランドの発信をしようというスタジオニブロールの試み。少しずつ関係作りをして、そこから実際に服のデザインができあがってくる地道な試み。写真集ファッションショー展覧会などにつながるには、まだまだ時間がかかると思いますが、服が変われば町が変わる、人が変わるとも思いますし、人や町によって、服が変わっていく、そんな可能性を感じました。そして、アーティストのエゴを押し付けたくないという感覚、しかし、対話の中で創作するとしても、その中にアーティストの妄想の力は、やはり大きなウエイトを占めるだろうことも確信しました。

様々な障害のある人のニーズに即したインクルーシヴなプロダクト・デザインを探求するために、テクノロジーデザイナーユーザーを結びつける勉強会ワークショップを展開中のMADE。実際に、文字が歪んで見える障害がある人が、実際にパソコンを使う時に、どんな機能があれば使いやすいのか、など実情に即したエピソードが、目から鱗のことが多く、そして、こうした声が届けられる貴重な機会の必要性も、痛感しました。

黄金町にレジデンス中のアーティストの作品制作の際に出る廃材などを活用し、子どもたちが自由に工作、創作できる秘密基地のような空間を創出する黄金町BASE。想定以上に多くの子どもたちが集うようになったことなど、学校でも塾でも公共機関でもないこうしたアーティスト主体の子どもが集える場にニーズが大きいということが、明らかになりました。そのことで、黄金町のアーティスト、地域住民、学校関係者などで話し合う機会も生まれたようです。

様々な国籍の子どもたちが集い、日用品、創作楽器を加えた即興セッションを重ねて交流し、そこからドキュメンタリー映画をつくり、映画館での上映を目論むART LAB OVA。移民の子どもたちが、言葉を介さずに、楽器でセッションしていくことでの交流は、映像でも十分面白く、子どもたちが次々に色々発見していく。ワークショップに参加している外国人の子どもたちが食事をきちんととれていないなどの事情の報告。そうした栄養の不足する食生活から、子どもたちがキレルこととの関連性などの言及もあり。色々な課題問題も見えてくるので、映画製作を通して見えてきた様々な問題も、また何らかの形でシェアできる場がつくれればよいのだろう、と思いました。

それぞれ、決して多くない助成金額の中、非常に地道な活動を続けておられることには、本当に敬意を表さずにはいられません。

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2017-01-15 Global Beats

昨夜、イギリスのBBC World Serviceが世界配信しているラジオ番組「Global Beats」に出演し、放送されました。ぼくもインターネットで放送を聞きました。前半の8分間ほど、野村のトークに加えて、野村誠作曲「ウマとの音楽」より冒頭部分が放送(アコーディオン:大田智美、ピアノ:野村誠)、野村による鍵ハモ即興演奏実演、そして、野村誠+やぶくみこ「瓦の音楽」より「津井にきた」が放送されました。その後、様々な日本のミュージシャンが紹介されていて興味深い番組です。今後1ヶ月は、以下のウェブサイトで録音が聞けるようですから、是非、お聞き下さい。

http://www.bbc.co.uk/programmes/p04nmy14

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2017-01-14 イギリスとインドネシアと

本日の夜、イギリスのBBC World Serviceで、野村のインタビュー音源などを含んだ番組「Glabal Beats」が放送される予定で、ウェブサイトを見てみたら、サイトには予告は出ていまして、しかも、野村の鍵ハモ演奏動画がアップされていました。こちらで見られます。

http://www.bbc.co.uk/programmes/p04pd0cn

東京藝大の千住キャンパスにて、「千住だじゃれ音楽祭」の「だじゃれ音楽研究会」のリハーサル。2月19日に、「ジャワで交流したんじゃわ」を開催するので、それに向けてのリハーサルなのです。作曲家のFrancesca Le Loheが新曲書き下ろしてくれたので、それをリハーサル。昨年末のインドネシアツアーでの経験も盛り込まれ、笙と鍵ハモが重なり合い、そこに、チェロクラリネットギターや様々な楽器が加わり、即興の要素も含む作品なのです。

その他、インドネシア芸大先生で作曲家のMemet Chairul Slamet作曲の「Senju」なども練習。インドネシアでの体験を振り返りながら、練り上げ中。

2月19日、入場無料ですが、定員100名で要予約です。申し込みなどの詳細は、こちらをご覧下さい。

http://aaa-senju.com/nomura

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2017-01-13 オペラ双葉山

本日は、JACSHA(日本相撲聞芸術作曲家協議会)のメンバーらと、両国国技館で大相撲を鑑賞。

夜は、元力士で高砂部屋マネージャーの一ノ矢(松田哲博)さん、高砂部屋の呼出しの邦夫さんを交えての新年会。「オペラ双葉山」の可能性などについても語り合う。

友人から借りている奥泉光小説シューマンの指」を読了。シューマンの音楽を鑑賞する副読本としても、小説としても楽しめる。シューマンの音楽を演奏を通してではなく文学表現してくれている。

夜、知人宅にて、美術家の友人らと深夜まで語り合う。

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