野村誠の作曲日記

2016-12-03 鍵ハモ三昧2

ファシリテーター青木将幸さんと鍵ハモ奏者の野村誠の進行で進めていく「鍵ハモ三昧」。2日目の朝は、鍵盤ハーモニカを手にして、慶野松原の海岸を散歩神社祝詞をあげる青木さん。2拝2拍手1拝して、海岸で漂着瓦を拾い、海を眺めながら、鍵ハモを自由に吹く。ぼくは、即興で慶野松原追分という感じで、演奏。一人の方が、ピアソラリベルタンゴを吹き始める。すると、そこに瓦でできたステージが現れ、青木さんが「ここで演奏しましょう」というので、ステージ上でリベルタンゴを吹く。その後、瓦工場の脇を通り、瓦を積んだ大型トラックと何度かすれ違い、中学校の脇を通り、額縁と珈琲のお店Nekiへ。本日の朝食会場。こちらでモーニングをいただく。BGMCD「ノムラノピアノ

が流れている。有り難い。朝から、音楽教育について、鍵ハモについて、山田耕筰の先駆的活動女性関係/借金戦犯などについて、明治大正期の日本の技術力と楽器生産などについて、などなど、非常に興味深い議論が繰り広げられ続ける。お店で、野村の「鍵盤ハーモニカ・イントロダクション」の演奏などを披露し、朝のセッションを終えて、しなどあんに戻る。

しなどあんに戻り、「季刊ケンハモ」という2004年から2006年にかけて4冊発刊された鍵ハモ専門誌を紹介する。青木さんの提案で「8分間読書法」が実施される。各自8分間で今ある本を斜め読みし、その後の8分間で、それぞれが読んだ内容について語り合う、という方法。青木さんのファシリテーション手法体験も、面白い。鍵ハモの歴史、10年前の雑誌で提案されていた「鍵ハモの未来」の検証、鍵ハモのメンテナンス方法の詳細などなど。そこから生まれた疑問点、「鍵ハモのチューニング方法」、「リードの手入れ」などを実演つきで解説。ホーナー社の楽器についての説明。及び、メイカーごとの比較。音楽教育への展開について、などなど質問に答えていく。

瓦の町、津井に移動し、津井のトンネル壁画を鑑賞の後、青木さんのお宅のダルマ窯を見学し、青木家屋根上に昇り、津井の町を眺め、瓦工場の煙突を眺めて後、お昼ご飯。日本センチュリー交響楽団とのプロジェクトの話など、鍵ハモ以外の音楽談義も続いて後、琴屋にて、瓦楽器を体験。その後、鍵ハモで自由に即興をする体験をベースに、各自が単音を担当して、偶然の和音ができるようにしながら、そこで交代でアドリブソロを回す、という鍵ハモの合奏ワークショップも開始。鍵盤ハーモニカの初心者である青木さんが鍵ハモ歴20年以上の人や音大教授と対等に参加できるプログラムとして考える。各自が4音を選んで演奏。黒鍵のみ。白鍵のみ。などルールを変えていく。ジャズ風のコード進行にして、各自単純な声部を担当して、同様にやってみるなど、鍵ハモ合奏を続ける。そうした中で、ソプラノバスなど、様々な音域の楽器も紹介。産業文化センターで瓦の展示や瓦の歴史のビデオなどを鑑賞して後、しなどあんに戻る。

その後も、NHKで昔やった鍵ハモの番組を鑑賞したり、水戸芸術館で行った鍵ハモのワークショップで作った曲の映像を鑑賞したり、p−ブロッの演奏も見たり、楽器の解説を続けたりしていく。夕食の鍋を囲み、有住さんのオリジナルソングの実演を次々に聞いて、深夜まで音楽談義が続いていく。

板垣 知佐板垣 知佐 2016/12/09 14:26 ご無沙汰してます。世界の庄内音楽ワークショップ2015でお世話になりました板垣知佐です。また、1月からのイベントには参加したく存じますので、よろしくお願いします。鍵ハモって、リコーダと同じで低い音域のもあるんですね〜。私も幼少のころふざけて蛇腹のところ震わせると面白くてよくやってました(笑)先生程のテクはありませんが。。。。本当に楽しそうですね(笑)

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2016-12-02 鍵ハモ三昧1

本日より2泊3日で、淡路島。「鍵ハモ三昧」をやるのです。ぼくの20年以上の鍵盤ハーモニカ活動の全てを注ぎ込むべく、鍵盤ハーモニカのための楽譜全てのファイル広辞苑3冊分の厚み)を持ち、鍵盤ハーモニカでの音源動画ファイルを全て持ち、さらに可能な限りの鍵ハモをスーツケースに詰め込み出発。大小2つのスーツケースで出発。持参した楽器は以下の15本。


ハモンド44 (スズキアルト44鍵/マイク内蔵) 

ハモンドBB (スズキ/バス24鍵/マイク内蔵)

メロディオンpro37 (スズキ/アルト37鍵/プロ用)

メロディオンM36B (スズキ/アルト36鍵)

メロディオンS32 (スズキ/ソプラノ32鍵)

アンデス     (スズキ/鍵盤リコーダー

メロディカ36 (ホーナー/アルト36鍵)

ホーナー26  (ホーナー/アルト26鍵)

ピアニー37 (ゼンオン/アルト37鍵)

ピアニカP37 (ヤマハ/アルト37鍵)

メロディホーン37 (エンジェル/アルト37鍵)

中国製37鍵    (中国製/アルト37鍵)

ガムランチューニング鍵ハモ (チューニングをガムランにした楽器)

非西洋チューニング鍵ハモ  (チューニングを西洋音階でなくした楽器)

ハーモニーフォン (80年前の楽器)


滞在先は、慶野松原にある「しなどあん」というプライベート民宿ミュージシャンの有住さんのお宅だ。家庭菜園があり、玄関前には瓦がたくさんあり、玄関を入ると自作のチンドンがあり、廊下には、数多のギター三線など楽器が所狭しとつり下げられている。そして、「鍵ハモ三昧」の参加者が、非常に濃い。昼間は名古屋の大学理工学部土木を教え、夜はジャズピアニストで、鍵ハモ歴20年以上という方が登場。20年以上前に、鍵ハモを始めた頃は、ジャズ研の先輩たちにバカにされたという。その後、名古屋のジャズシーンでも鍵ハモは浸透してきたとのこと。大学で物理をどのように興味深く学生に教えているか、という話も興味深い。積分を教えるのに、学生たちがエレベーターに加速時計を持って乗って、加速度を計測する実験から、エレベーターの移動距離を計算させる授業の話などなど。話は鍵ハモになったり、物理の教育の話になったり。また、アンデス(鍵盤リコーダー)を頭で演奏して保育園児と会話する方法を編み出したという話が出たりする。鍵ハモのチューニングの方法の話。「季刊ケンハモ」の話。90年代の鍵ハモシーン、00年代の鍵ハモシーンなどについて語り合う。ヴィブラートの奏法など、様々な奏法をどうしているかなど、意見交換。そして、東京音大教授で、音楽ワークショップに関する授業もしている音楽学者の方も到着。深夜まで鍵ハモ三昧の序章が続いていく。

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2016-12-01 島袋道浩レクチャー

午前中、島袋道浩くんの作品のためのピアノレコーディングをして、午後は、明日からの淡路島での「鍵ハモ三昧」のための準備や荷造りをして、夜は、島袋くんの京都造形芸大でのレクチャーを聞きに出かけました。司会/聞き手は、森美術館チーフキュレーターで、京都造形芸大の大学院教授でもある片岡真実さん。5年ぶりに再会。造形芸大職員でもある旧友の鎌田高美さんとも久しぶりに再会。最新作から92年の最初の作品まで、岡山も札幌もアメリカもフランスもアラブ首長国も、様々な場所での作品を巡っての島袋トークにライブで立ち会えるのは、やはり幸福なことです。

その後、島袋くんを囲んで、批評家の方やアーティストの方やスタッフの方々などと、深夜まで語り合う打ち上げ。濃厚な話がいっぱいで、結構、これはこれで色々心動かされる時間でした。

しょうしょうかくしょうしょうかく 2016/12/05 21:32 俺も行けばよかったなぁ。残念!

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2016-11-30 島袋くんとピアノ、ミウラ一号とガムラン

美術家島袋道浩くんがハバナ・ビエンナーレで発表した「Cuban Samba」というインスタレーション作品があって、その映像にカシーンというブラジルの音楽家アート・リンゼイというギタリストが共演する作品もあるのですが、10月に岡山で「島袋の弓・野村のピアノ」というイベントをした時に、ぼくは「Cuban Samba」の映像に合わせてピアノで共演をライブでしたのです。そこを出発点に、実際にレコーディングして新作を作りたい、ということで、本日は島袋くんが来て、ピアノで共演レコーディングしました。

夜は、ミウラ一号さん、やぶくみこさんと、12月14日の「プンドポの夕べ」のリハーサルタブラダルブッカパンデイロなどなど、様々な楽器自在に操る素晴らしきパーカッショニスト。どんどんシーンが変わっていく即興演奏は、音楽が溢れて溢れて止まらない泉のようなのです。その後、ガムラングループSekar Gendisのメンバーも加わって、リハーサル。これは、本当に楽しみです。

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2016-11-29 イギリスの高齢者音楽プログラム

午後の予定が突如キャンセルになったため、空き時間ができたので、大阪へ。マンチェスター・カメラータというイギリスのオーケストラ作曲家Andrew Smithとフルート奏者Amina Cunningham)による日本センチュリー交響楽団楽団員への高齢者との音楽のトレーニングプログラムの2日目を見学に行き、結局、参加してきました。

終了後は、同楽団のコミュニティプログラムのマネージャーLucy Geddesも入れた3人のイギリス人たちと、センチュリーのマネージャー柿塚さん他のメンバーで、カフェで熱く語り合ってきました。

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2016-11-28 体調も良い感じです

朝、鍼灸に行く。前回イタリアから帰国してすぐの時は、1時間以上の治療だったのに、今日は30分程度で終わりました。前回は、身体がボロボロでしたが、今回は、体調も悪くない。

12月2−4日に、淡路島で「鍵ハモ三昧」というワークショップやります。鍵盤ハーモニカの講座を、2時間とかは、やったことがありますが、2泊3日でやるので、おそらくトータルすれば、10時間以上のワークショップ/レクチャーなどを行うことになります。こんなにも、鍵盤ハーモニカを、時間をかけて教え/学び/遊び/奏でられる講座を行える機会は、またとないチャンスなので、本当に楽しみにしています。鍵ハモのための楽曲楽譜音源映像、様々な鍵ハモ、チューニングの道具などなど、準備中です。(まだ応募受付ております)。

来年3月のイギリス遠征についてのミーティングを、山本麻紀子さん、やぶくみこさんとしました。イギリスは、最も頻繁に訪れている国なのですが、実は、2012年以来なので、5年ぶりになります。ワクワク。



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野村誠さんとケンハモ三昧!

鍵盤ハーモニカでいっぱい遊ぼうの3日間 

      @淡路島・津井 2016.12.2-4

みなさん、こんにちは。淡路島在住のファシリテーター青木将幸です。

今、瓦の音楽プロジェクトでイタリアに訪問しています。

音楽家の野村誠さんと2週間、一緒に旅をしているのですが、野村さんは常に鍵盤ハーモニカを持ち歩いています。ピアニカメロディオンピアニーなどの商品名で知られている、あれ、です。軽くて、ひょいと担げるこの楽器は、瓦とは大違いの身軽さが売りです。瓦の音楽でも、打楽器としての瓦に加えて、メロディを奏でる鍵盤ハーモニカが音楽の幅を広げてくれています。

野村誠さんのプロフィールを見ると、ピアニストでもあり、作曲家でもあり、瓦奏者でもあり、ケンハモ奏者とも書いています。そう、鍵盤ハーモニカは、野村さんが得意とする楽器で、かつて、ケンハモを担いでヨーロッパ中で路上演奏をした経験もあると聞いています。

野村さんのケンハモ奏法は独特で、その一部を、淡路島の小学生に教えていたシーンが今でも心に残っています。あのびよーんと伸びているチューブを揺らすことで、音に変化を加えたり、ケンハモ自体をふるわせて音をふるわせたり、頭にケンハモをのせて、頭で一曲弾いてみたりと、見ていてあきません。

おそらく、鍵盤ハーモニカは小学生のころに誰もが手にしたことのある楽器ではないでしょうか。家をさがせば、一つぐらいは出てくる身近な楽器なんじゃないかと思います。で、今回は、このケンハモをつかって遊ぶ3日間を企画しました。

鍵盤ハーモニカの初心者の方でも、ある程度手慣れた方でも楽しめる3日間になろうかと思います。思えば、楽器ひとつできない自分がこういう音楽ワークショップの企画を打つとは思ってもみなかったのですが、長い人生、ひとつぐらいは親しめる楽器があるのは、豊かな生き方といえるようにも思います。

初冬の淡路島、鍋や魚介類も美味しく感じる季節です。音楽家と2泊3日、寝食を共にすごすなかで、みなさんの内なる音楽性が高まり、踊り出すような時間になればと思います。ぜひおいで下さい。

■会場: 津井の家・琴屋(ことや) 兵庫県南あわじ市津井1348 ならびに、その周辺

■参加費 5万円(プログラム費、楽器レンタル代、2泊分の宿泊代、2日目の朝食、昼食、夕食、3日目の朝食、昼食の合計5食を含む)

■日時 2016年12月2日(金)夜19:30から 12月4日(日)15:30までの2泊3日

・公共交通機関の方は、三ノ宮駅から18:00発<みなと観光バス淡路島特急>か、新神戸駅17:50発<本四バスくにうみライナー>にご乗車下さい。終着駅にて、スタッフがお迎えにあがります

・土曜の朝からの参加を希望の方は、事務局にご相談下さい。三ノ宮駅から朝7:00に出発するバスにお乗りいただくカタチで、2日目からの合流も可能です(参加費は変わりません)

講師プロフィール

野村誠/のむらまこと 作曲家/鍵ハモ奏者/ピアニスト/瓦奏者

1968年名古屋生まれ。京都大学理学部卒業。British Councilの招聘で英国ヨーク滞在(94〜95年)。「Whaletone Opera」を日英で創作・上演する。イギリスでは100回以上のワークショップを行う。ガムラン作品「踊れ! ベートーヴェン」でのインドネシアツアー(96年)以来、東南アジアの音楽家との交流を続ける。箏、ガムラン、アコーディオンオーケストラなど、様々な楽器の作曲をし、20カ国以上で作品を発表。CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、「瓦の音楽」(淡路島アートセンター)など。著書に「音楽の未来を作曲する」(晶文社)、「老人ホームに音楽がひびく」(共著、晶文社)ほか。第1回アサヒビール芸術賞受賞。06年度、NHK教育テレビ「あいのて」出演、音楽監修。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクター

■ファシリテーター 青木将幸

1976年、熊野出身。淡路島在住のファシリテーター。年回100回ほどのテーマで、さまざまなジャンルの会議・話し合い・ワークショップなどを進行する。在住する淡路島の集落が津井という瓦の集落だったこともあり、2013年よりNPO法人淡路島アートセンターの活動の一環で、「瓦の音楽プロジェクト」のたちあげにコミットする。現在、淡路島アートセンターの副理事長として同プロジェクトを担当する。

■持ち物

・鍵盤ハーモニカ(ご自宅にあればでOK)

・寝間着、歯ブラシタオル、着替えなど宿泊に必要なもの

・屋外で過ごせる服装(庭やお散歩する路上で演奏する可能性があります)

・お酒やお菓子など、差し入れしたいもの(自由

■定員 10名(先着順です)

■対象 音楽に関心のある方であれば、どなたでも参加できます

    経験の有無を問いません

■参加申し込み

以下の内容をoffice@aokiworks.netまでメールにてお教え下さい。

申し込みメールの件名を

「ケンハモ三昧・参加希望(あなたのお名前)」として下さると、助かります

名前(ふりがな):

メールアドレス:

携帯電話番号:

性別:

年齢:

住まいの都道府県:

ふだん何をしている人ですか?

参加にあたって一言:

食べられないもの、アレルギーなどありますか?:

移動手段: 自家用車 or 高速バスなど公共交通機関

※宿泊は、合宿所のような所に、同性相部屋となります。食事も皆でつくりながら、わいわい楽しむイメージです。あらかじめご了承下さい。

主催 青木将幸ファシリテーター事務所 

◆共催 NPO法人淡路島アートセンター

____________________________________

青木将幸ファシリテーター事務所

青木将幸

office@aokiworks.net

http://www.aokiworks.net/

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2016-11-27 大正琴は書き終わる

大正琴アンサンブル曲、作曲ほぼ終了。「きせかえコンチェルト3」。推敲中。

そして、作曲の合間に、腰割りとてっぽう。一ノ矢さんの本を読みながら、だんだん四股というのは、本当に「四股錯誤」するものなのだと、究極のリラックスの境地で、全方向に対応可能な脱力可能な状況を探すことなのだ、と思えてきました。そして、それは、上野泰永さんが調律のことを語る話と、あまりにも共通することで、自分の中で、すとんと繋がって、四股観が変わりました。一ノ矢さんの教えは、奥が深く、「オペラ双葉山」をいつか実現させねば、と思うばかりです。

夜は、知人宅で鍋をして語りました。

D

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2016-11-26 城崎にて2

城崎国際アートセンターに滞在して、来年の作品創作に向けてのリサーチ。朝は、城崎をお散歩。立ち寄った喫茶店のおかみさんによると、息子さんも、お父さんも、だんじり太鼓を叩いて、それは非常に名誉なことである、とのこと。城崎の祭りと言えば、だんじりだそうです。

歩いていくうちに、城崎文芸館に。開館前(8時半)だったので中には入らず。しかし、外に足湯スペースがあり、テーブルを囲んで話したり読書しながら、足湯ができる良いスペース。足湯を楽しむ。その後、散歩を続けて、温泉寺の参道にある足湯コーナーでも足湯。ほかほか。

アートセンターの吉田さんと、車で、延々と山の中へと30分以上行く。スキー場。さらに、登っていく。絶景。「かんなべ自然学校」を主宰する前田さん。震災後に東京から地元の神鍋に移住小学生対象の自然体験キャンプ、山陰海岸ジオパークの案内などをしている。神鍋山というのは、火山によってできた溶岩ドームもあるらしい。岩の豊かな土地。現在、竹と茅葺きで、縄文ハウスのような場所をつくっていて、そこも見に行く。ゲストハウスのようになっているスペースもあり、この茅葺きのための茅を刈っている女性二人をご紹介いただき、「このお二人も、今朝初めてお会いしたのです」とのこと。竹、岩など、自然素材がいっぱい。

吉田さん、前田さんと語り合う昼食の後、豊岡市役所へ。役所の前にある「1925」は、元銀行だった洋風の建物を、カフェとホテルとして活用。ボランティアお金を集めて、ピアノボストン)を購入。近所に雰囲気のある入口の銭湯もあった。そこを、さっと見学の後、兵庫県立大学主催しているシリーズ「サイエンスカフェ」に参加。豊岡稽古堂(市役所内)にて。ジオパーク、兵庫県立大学との関わりも可能性あり、東京大学の地震学の中田先生の講演の後、グループディスカッションに。火山と言えばインドネシアで、インドネシアについて語る中田先生。兵庫県立大学の先生ともお話をしたが、世界ジオパーク会議で、ヒューの「ジオオペラ」を見たなど、話ははずむ。

日没前に、兵庫県立大学のキャンパスと隣接する「コウノトリの郷」を見学。コウノトリの保護/飼育と、環境教育のための展示などある。コウノトリと共生するための農業のあり方などを見直す。なるほど、火山と共生するための暮らし方。コウノトリと共生するための暮らし方。自然を単に知識として学ぶのではなく、自然とどのように共存していくべきか、そのための人間の暮らし方を学ぶ場をどう展開していくのか、というのが、ここで語られていることだ。

日没も近く、玄武洞公園に行く。柱状節理と呼ばれる溶岩が柱状に固まった石場が壮観。山陰海岸ジオパークの目玉の一つだ。鈴木昭男さんと宮北裕子さんが、ここで野外パフォーマンスをしたとのこと。ぼくも、鍵ハモ即興演奏をしてみた。

豊岡駅前に着くが、電車時間まで少し時間があるので、豊岡市民プラザを見学。駅前のショッピングセンターの7階。NPO運営で、ホールや子育て支援の場。ローカルFMラジオ局など。住民参加型のプログラムを多数行う。

色々な可能性を感じつつ、電車に乗って京都に戻る。来年の城崎滞在制作が楽しみになった。

D

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2016-11-25 城崎にて

兵庫県の城崎温泉にある城崎国際アートセンターに、行ってきました。京都から電車で2時間半弱で行けます。

アートセンターのスタッフ吉田さんのナビゲートで、豊岡市の様々な場所をリサーチ。来年6−7月に、滞在制作して公演するのです。

車で40分ほど行った出石という城下町に。永楽館という明治34年にできた芝居小屋を見学。雰囲気もよく、来年7月に出張公演をする候補地。ワクワク。

その後、出石焼という磁器が有名だそうで、陶芸家の永澤仁さんとお話。磁器は、叩くと高い音がすると、自ら叩いて下さる。楽器としての可能性もあり。焼き物のもとになる白い石も、チョークのように柔らかく、画材などとしても可能性があり、倉庫まで見せていただいたり、器を焼く時に副産物としてできる白く平べったい丸い小さな碁石のようなお皿も、産業廃棄物になるらしく、これも楽器やダリオの活用する素材として使えるかも、と持ち帰る。

また車を30分ほど走らせ、豊岡市民会館へ。豊岡の市街地にあるので、住民からのアクセスは良い。ホール、リハーサル室、大会議室など見学。その後、閉鎖した映画館をリニューアルしている豊劇へ。新しいアートスペースとして展開し、ウクレレ教室やライブなどにも活用しているらしい。上田謙太郎の映像上映会なども開催できるかも。そして、そこでライブのチラシを見つけて、そのライブをする音楽家シェアオフィスにしているコトブキ荘に行ってみることに。

豊岡の市街地。古い民家をリノベーションしたシェアハウス/シェアオフィス/アートスペースのコトブキ荘は、この8月にスタートしたところ。雰囲気がよく、子どもに数学や理科なども教える「ゼロの学校」の干場さんは、「ワンノート豊岡」という音楽団体もやっていて、ギターフルートコンサルティーナなどを演奏するミュージシャン。豊岡まち塾の松井さんは、但馬の民俗芸能調査する方で、歴史と民俗に詳しく、養父市に伝わる「ネッティ相撲」の話題で盛り上がる。ダンサー介護福祉士の山下さん、コトブキ荘の家主の未来子さん、さらに受験生のトモカさん、小学4年生のネネさんなどが、集っている。いきなり、即興の音楽セッションもしたりした。

夕食を食べたお店のマスターに「城崎の音楽」について尋ねたところ、温泉帰りに歩く人々の下駄の音、とのことでした。そして、風呂桶を置く音、とのこと。宿舎から歩いて温泉に行く。行き帰りの道で、下駄の音が響いている。城崎の下駄の音楽。下駄の音と言えば、郡上踊りを思い出す。名古屋甚句も下駄を響かせるという大阪音大井口さんのお言葉も頭をよぎる。

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2016-11-24 グバイドゥーリナ

サイモン・ラトルの20世紀音楽の解説映像を見ていたのですが、ソフィアグバイドゥーリナ即興演奏しているシーンも出てきます。バヤーンも一瞬出てくる。

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大正琴アンサンブル作曲がほぼ終わりかけてきました。残りは、城崎から戻ってからやります。

一ノ矢さんの本を読んでいます。テッポウは肩甲骨を動かす、というので、そこを意識しながら、テッポウをして、その動きや姿勢を意識した上でピアノを弾いてみたりしています。九州場所も大詰めです。




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