野村誠の作曲日記

2017-05-21 教えております

今日は、ピアノ即興個人レッスンの日。突然、教えることになりました。一緒にピアノの連弾をしたり、作曲した曲の譜面を見せてもらったり、譜面を見せて初見で演奏してもらったり、鍵ハモをやってみたり、試行錯誤でやっておりますが、教えているような遊んでいるような感じであります。これも、続けていくと、何かになっていくような気がしております。本当は、毎回のレッスン用に、新曲を書きたい気もするけれど、今日は何も書かなかった。

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2017-05-20 最後の電王戦もおわる

京都に戻って参りました。

将棋の佐藤天彦名人が、コンピューターソフトのPonanzaと対局する将棋電王戦が行われ、コンピュータ将棋の圧倒的な強さの前で、清く自身の将棋を貫いて破れる佐藤名人の姿がありました。将棋の名人の中で、今の時代に生きた佐藤名人以外には、誰も体験することのない歴史的な大役であり、必要な儀式でもあったと思うのですが、様々な葛藤がある中で、非常に勇気づけられる大変美しい姿でした(ネットで観戦した限り)。敬意を表します。

京都に戻る電車の中でもヘンリー・カウエルの伝記を読んでおりましたが、この本で、既に読んだ中で興味深いエピソードを2つ

1)独学で作曲していたカウエルが、チャールズ・シーガーにレッスンを受ける際、シーガーは3つの選択肢を示した。?自由な作曲をやめてアカデミックな訓練を受ける、?自由な作曲を続け、シーガーは一切教えない、?自由な作曲とアカデミックな訓練を両立させる。(結局、?になる)

2)カウエルが22歳の時に、ラフマニノフに自作のピアノ曲を見せた。すると、ラフマニノフは注意深くスコアをチェックした後に、41カ所に赤丸をつけて、「君の曲には41個、間違った音がある」と言った。カウエルは「どうして間違いだと思うのですか?」と根源的な問いをすると、ラフマニノフは「和声法の規則に合致しないから」と答える。カウエルが「今日の作曲家が和声法のルールに従わないといけないと思うのですか?」と、核心をついて問い返すが、ラフマニノフは「和声学は神聖な規則なのだ。ぼくも若い頃は、間違った音を書いた」と答えた。


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2017-05-19 味噌煮込みうどんを食べました

名古屋の実家に久しぶりに立ち寄りました。ついこの前まで中学生だった姪が高校生になっていて、驚きました。

移動の電車の中で、アメリカ実験音楽作曲家ヘンリー・カウエルの伝記を読んでおりました。1923年、若干26歳のカウエルは、肘や腕でピアノ演奏するトーン・クラスターという手法を引っさげて、初のヨーロッパツアーを行うのですが、その間に、アルバン・ベルクに出会い、ベルクがクラスターの使用許可を求めています。さらに、ロンドンで滞在した家に、同じ時に偶然バルトークが泊まっていて、バルトークからも、クラスターの使用許可を求められたそうです。そして、その後、パリで、バルトークはカウエルを招き、ラヴェルファリャオネゲル、ミヨー、ルーセルストラヴィンスキーといったメンバーを集めての会合を開きます。いやぁ、凄いメンバーだなぁ、と思うと同時に、まさか、バルトークも20年後に自分がアメリカに移住することになるとは、思いもしなかったことでしょう。

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2017-05-18 北口大輔氏も登場

本日は、日本センチュリー交響楽団と行っている就労支援音楽プロジェクト「The Work」のワークショップ。今年度は、毎回ワークショップの当日に、譜面を書くことを自分への課題にしているので、前回ワークショップ参加者が考えたボーイングをもとに、チェロソリストにしたアンサンブルの譜面を書く。短時間で書くので、とにかく悩まずに、即興的に直感で書いて、書き終わったら、譜面をメールで送信して、そのまま大阪に出発し、ワークショップ会場に着いたら、さっそく演奏してもらう、という流れ。

本日は、センチュリー響の首席チェリストの北口大輔さんも来てくれたので、音になるのが大変楽しみでした。北口くんは、さすがに譜読みも速いし、演奏も力強い。さすがです。

その後は、センチュリー楽団員によるワークショップで、本日のテーマは、ソナタ形式でした。ハイドン主題と、自分達が作った主題をもとに、展開を考える、ということでした。皆さん、トーンチャイムや、ウクレレや、ピアノのクラスターや、非常に独創的な展開を考えて下さり、面白い創作となりました。

8月23日の北口さんのリサイタルで、このワークショップをもとにしたチェロ協奏曲「ミワモキホアプポグンカマネ」が、世界初演になります。イベント詳細は、こちら

http://www.toyonaka-hall.jp/event/event-1451/

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2017-05-17 鍼灸に行ってきました

鍼灸に行ってきました。

庭のキャベツの葉を、アオムシが食べまくっているので、見つけては退治しているのですが、気がつくと、また別のアオムシがいて、退治してもまた次のアオムシが登場してくる。大変です。イチゴやミニトマトは、既に実をつけ始めています。趣味の園芸は楽しいです。

ブリテンオペラノアの洪水」は、大勢の子どもが参加し、観客参加もあるオペラ。こうした作品の延長に、ぼくとヒューの仕事(「ホエールトーン・オペラ」など)があるのかぁ、と先人の仕事に敬意を表します。

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2017-05-16 保育士さんの新人研修

今日は、京都府の保育士さんの新人研修で、講師をさせていただきました。71名の新人保育士さんと3時間に渡って、以下の通りに色々しました。あー、楽しかった。来月は、保育の全国大会でも講師をさせていただきます。


1)何人いるのかな?どの順番で言うかとか決めずに、順番カウントしてもらった。71名だった。

2)今、言った順番で、持って来た楽器を鳴らしてもらう

3)では、8の倍数の番号の人は立ってくださーい、と言って、2)と同様だけど、その人が鳴らす時は、みんなも鳴らす。

4)以下、8の倍数+1の人でやったり、ルールを変えて、一斉に声を出したり、テーブルを叩いたり、犬になってワンワンだったり、ネコになってニャーだったり

5)続いて、鍵ハモイントロダクション、楽器の紹介。

6)楽器で遊ぶことについて

7)その流れでペットボトルの演奏について

8)ピアノの音がどれだけ伸びるか?という話

9)ピアノにヤッホーと叫んでみよう

10)ピアノの内部を見てみる

11)野村のピアノ伴奏で「ちょうちょ」歌う

12)ラジオ体操やってみよう

13)「タヌキとキツネ」を聴く時間

14)牛乳パックで笛つくってみよう(池田邦太郎さんに、昔教わった)

15)休憩

16)声出してみる「あーー」、「いーー」、小さい声で「うーー」、途切れ途切れで「えっ」、上がったり下がったり「おーーー」

17)ボディパーカッション(スイッチ)

18)リーダーも交代して

19)楽器で「せーの」

20)楽器で「1234」

21)しりとりして、歌つくって、歌う

22)楽器そのうち上手になるよーー、という話

23)リクエストにお答えして、最後にピアノ演奏

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2017-05-15 熱タイ音楽隊&交流したんジャワ

千住だじゃれ音楽祭のタイツアー映像、インドネシアツアーの映像が公開になりました。

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どちらも、現地での様々な交流が盛り沢山なので、是非、ご覧下さい。

今日は、日本センチュリー交響楽団就労支援NPOスマスタで行っている「The Work」での「ハローライフワークショップに参加。若者たちとオーケストラ楽団員で、どんな自分になりたいかを語ったり、自分たちの思いを語り合ったり、悩みをシェアしたりする貴重な時間。オーケストラ楽団員の方々が仕事の中で大切にしていることを語って下さるのを聞く貴重な機会でもあります。

その後、マネージャーの柿塚さんと、夏休み子ども企画についての打ち合わせをする。

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2017-05-14 ルー・ハリソン生誕100年

本日は、作曲家ルー・ハリソンが生まれて100年になる日です。1917年5月14日に生まれたルー・ハリソン。本日は、ルー・ハリソンの生誕100年を祝いながら、淡路島で瓦の音楽ワークショップをしました。

音階のある瓦セットを何セットか用意して、「カエルのうた」、「きらきら星」などを演奏してもらうところを導入にして、最終的にオリジナル曲「津井にきた」の演奏にチャレンジしていただきました。

午後は、洲本での映像祭にて、上田謙太郎監督作品「瓦の音楽」のドキュメンタリー映画を鑑賞して後、京都に戻りました。

ということで、ルー・ハリソンを聴きましょう。

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2017-05-13 瓦の音楽と相撲聞序曲

淡路島にやって参りまして、津井の琴屋にて、子どもとのワークショップ。Nekiの出店があり、珈琲にサンドイッチ、瓦スコーンなど。にぎわっております。

子どもたちとの瓦で音楽ワークショップで、337拍子の発展で、334電車拍子や、224コケコッコ拍子などもできました。温泉、星空の下でのバーベキューなど、この時期の淡路島は大変心地よいです。

そして、行けませんでしたが、本日、両国門天ホールで、野村誠作曲の「相撲聞序曲」が大須賀かおりさん、鶴見幸代さんにより世界初演されたはずであります。

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2017-05-12 やすみ

今日から淡路島に行く予定でしたが、ちょっと体調を整えるべく、明日から行くことに変更し、自宅にて過ごしました。休めてよかったです。

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