野村誠の作曲日記

作曲家の日記です。ちなみに、野村誠のホームページは、こちらhttp://www.makotonomura.net/

老人ホームの写真撮影

老人ホーム「さくら苑」に来る。1999年以来、10年以上通い続けているのです。さくら苑での共同作曲については、本にも書きました。

老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り

老人ホームに音楽がひびく?作曲家になったお年寄り



ちなみに、共著の大沢久子さんも、今日、来られましたが、こんな本を書かれている方です。

新書386今から考える終の棲み家 (平凡社新書)

新書386今から考える終の棲み家 (平凡社新書)



ちなみに、大沢さんは、「みみの会」というライターや編集者の勉強会に関わっておられ、ぼくも一度、講師で行ったことがあります。

http://d.hatena.ne.jp/miminokai/



また、さくら苑については、こんな本もあります。おすすめです。

老人と犬―さくら苑のふれあい (文春文庫PLUS)

老人と犬―さくら苑のふれあい (文春文庫PLUS)


3月に上演した作品「老人ホームREMIX」は、さくら苑でのセッションを映像記録したものです。7月17/18日に、この作品を福岡で一部再演する予定です。3月の予告編映像を見ると、セッションの様子が見られます。


また、老人ホームREMIXについては、以下のウェブマガジンに原稿を書いたので、こちらも参照ください。

http://www.yaf.or.jp/yccmag/vol5/report01.html


ということで、本日、さくら苑に行きまして、10年以上つづく共同作詞作曲は、継続中で、月曜日〜金曜日まであった歌詞は、10年近く前に現在の状態でできあがっていたのですが、突然、今日になって土曜日を作り始めました。

それと、「なんちゃって詩吟」をやってみた。

「身内に愛されている人は、心が穏やかだ」とのことです。

そして、本日は、10年ぶりに写真家の杉本文さんが、見学に来てくれましたので、終わり際にお年寄りたちにご紹介したところ、突如、撮影大会になりました。これが、なかなか美しい写真が撮れるのです。お年寄りは絵になりますし、写真家の腕前はさすがです。映像をREMIXして音楽作品を作りましたが、写真からも何かができるかもしれませんね。

ちなみに、杉本さんがアフリカの島に滞在して作った本は、こちら

セイシェル―光と風が遊ぶ島 (京都書院アーツコレクション)

セイシェル―光と風が遊ぶ島 (京都書院アーツコレクション)