少だけ考える

盛岡市の中心は西へ南へと徐々に移動しております。西南開発とか言うやつでであります。
昔の市長に関係のある人から聞いた所、あの辺りの開発は石巻と製紙工場の誘致を巡って争った時に敗れたので、その償い的なものだと聞いたことがあります。
現在の太田・本宮地区は大変、公共交通が不便な地域であります。ゆいとぴあ東循環なんてバスがありますが、これだけでは到底カバーできない程、不便です。
そもそも、既存の市街の高層化と、西口開発で盛岡の都市機能は十分カバーできたんじゃないかと思うのですが、実際に開発は進んでいるんだから、何とかしないとなりません。
んで、考えてみたんですが、それを書くのは昼休みが終わりそうだから、また後日にして、とりあえず不来方橋が出来ても、大通三丁目の交差点から菜園に抜ける道が狭いのは不便だなぁと思いました。あとマリオスロードが新幹線駅の下を通過する辺りとかも。
20数年前の盛岡市の都市計画プランによると、現在の盛岡市は50万人を越えている筈で、それに合わせて都市計画を行ったと思うんだけど、どこでどう狂ったんだろうね。
ついでに言うと、この20数年前のプランでは盛岡と花巻を結ぶモノレールの計画があります。これは当然ですが実現してません。当時の東北本線は長距離旅客優先で各停が殆ど無くって不便でしたから、モノレール計画も出てきたんでしょう。今では30分に1本は普通列車が走っているので、実現しなくて良かった計画のひとつです。

小岩井の馬橇


昔は、小岩井駅から小岩井農場のどこかまで馬鉄があったそうなんですが、今はありません。あったら実にのんびりした風景だったでしょうね。
その廃線のレールを利用して、まきば園では遊覧馬車鉄道を運行しています。馬の尻につく虻には直接キンチョールを噴射してました。ひえー。
その馬車鉄道はまきば園の冬季休業と共に運休になりますが、2月中旬に開催される雪祭り期間中は、馬橇として復活します。馬車とは違う魅力があるかも知れません。乗り心地は乗ってないので分かりません。これで小岩井駅からまきば園まで行けたら楽しいけど寒いだろうなぁ。