5月13日 教育格差。「東大生、教育格差を学ぶ」を読んだ。
今日の体重65.1kg、体脂肪11.2%。昨日は2合炊いた玄米を、ついキムチでバクバク食べてしまった。大変危険である。対策を考えないといけない。
図書館で「東大生、教育格差を学ぶ」を借りて読んだ。その下に挙げた本はその本にてお勧めされていた本であるが、残念ながら千代田区図書館には所蔵が無かった。
そもそも教育格差というワードを考えた時に、「その一番の勝者」と一般にみなされるだろう層は東大生、ということになるだろう。ゼミ方式で38人が参加した講義ということであったが、いろいろと考えさせられた。
まずは大学1,2年ということで、勿論その中には社会人学生なども混じるであろうがその学生の皆さんの意見や感想が、さすがに東大生、という感じであった。もちろん自身の経験や、改めて言われると自分の学生時代には知らず「教育格差」が横たわっていたなあ、という感想が多いのだが、そこからの分析が深いのだ。
勿論私なぞが東大生に上から目線で「深い」などというのは烏滸がましいのだろう。ゼミを取る学生の大部分は教育関係の専攻であるのだろう。そうではあるが、「学生の感想」というレベルを超えて、自らが教育格差を入学前に享受していたのだ、という「当事者感」があるだろう、という推察を踏まえても、非常に深い、行ってみれば「自分ゴト」感満載の感想や意見がほとんどなのだ。
本の内容の前に、そのことに感銘を受けた。私の周りに東大出身者と言えば会社同期で一人いたなあ、位のレベルではあるが、東大に入る人たちの思考力や分析力、それを踏まえて自らがどうしていくか、という方向性の表明などはやはりすさまじい。
本文でもあるが、ここで学んだ人たちは実際に教師になるひともあるだろうが、教育行政に将来的に携わるような人もおおいだろう。そういうひとにあまり学ぶ項目としては残念ながら現在はあまり意識されてはいない「教育格差」という事象が、現実には大きな問題となると編者、講師の皆さんが確信し懸念していることを学んでもらう機会があった、ということだけでも大きなことだ。
本文では皆さん教育格差、というものへどう対応するかは惑い悩まれている。勿論格差の原因と状況は基本個人によって全部違う。地域・学校での取り組みも可能だろうが、万能策はなさそうだ。各論で対応せねばならぬし、教師ができることには限界がある。悩む生徒、理解が困難な親、金銭面でのどうしようもなさ、一人だけでも対応は大問題だ。
加えて運動部顧問などの問題も大きい。先生の負担が途方もなく大きいのは、弟が高校教師をしていたので、よく知っている(結局負担が大きすぎて退職した)。
だが、「正解はないが、問題の存在を知り、自身でできることを悩みながらあきらめずにやる」ということが導かれることが、とりあえずの「前よりましになること」である気がした。むしろ、それしかない、ともいえるだろう。
(学校の仕組みにはいろいろ難しいところがありますね。。今は男女混合でクラス名簿を作ることもあると知りました)
5月12日 ビッグマック指数。スイスで国内で10日過ごせるカネで、日本では1か月過ごせるのだ。
体感世界の物価をイメージするのには、ビッグマック指数が便利だろう。勝間和代さんのブログよりいただいた情報。
【2024年1月最新】世界のビッグマック指数・ビッグマック価格ランキング|セカイハブ (sekai-hub.com)
これでいくと、日本ではビッグマック1個450円(それでもなかなか高いと感じますが)のところ、スイスではなんと1200円。ユーロ圏で約870円、アメリカ840円。
オーストラリア750円で韓国600円。タイで560円、中国510円。
日本より安いところでは香港435円、台湾350円。
香港はほぼ日本と同じとすれば、世界で日本より物価安いなあ、と思う国は上記適当に私がイメージしやすい国々で見れば、台湾くらいしかないのだ。
多分日本人が海外に行けば、日々の費用がこの比率で高く感じられるだろう。スイスなんかに行った日には、2.7倍位の物価高だ。仮に日本の1万円クラスのホテルに泊まろうとすると、体感2万7000円。これだけ出せば日本では相当高級、というイメージだろうが、もともとは日本でいう1万円クラスの宿なはずであり、このレベルで3万近くするんかい、という感じになるだろう。
ユーロ圏やアメリカでも「物価は倍やなあ。。。(´;ω;`)高っかーーー(´;ω;`)(´;ω;`)」
という感触ばかりの日々になるだろう(自分推察)。
タイに行っても、安いどころか高い。中国でもそう。もう世界のほとんどどこに行っても「高っかー(´;ω;`)」である。台湾にいってやっとこさ「気持ち安いんちゃうか」というレベルだ。
そういう意味では例えばスイスの皆さんが日本に来れば「安っすー!!!( ゚Д゚)」と思うに違いない。スイスでビッグマック1個買える値段で3個近く買えるやんか!!!
ということである。ホテルもスイスで一泊1万レベルの宿が1泊3000円強の感覚。これは安い。
単純にイメージすれば、旅費を忘れれば滞在費スイスで10日過ごせるカネで、1か月近く過ごせる、となる。これは来るしかないだろう。多分食べ物とかのクオリティは別に劣っていないはずだ(スイス行ったことないですが、まあヨーロッパ、というイメージでは)。
どうせ皆さん言葉は通じないが、最近は電車でも英語アナウンス等頑張っている。新幹線に乗るたび、車掌?の皆さんの様々な頑張った英語を聞くわけだが、今まで1回ほど早くて聞き取れない英語があったくらいだ。だいたいわかりやすい。
まあ、日本に来た印象がどんなものかはわからないが、皇居あたりでは日によっては「ここは日本ちゃうんちゃうか」という位の外人さん密度である。
今は中国からの観光客は減っているが、韓国・台湾からが多いとのこと。皇居などは白人率もだいぶ高い。
ということで、コロナを経て回りの世間はだいぶ変わったなあ、と思っている。
(もう海外旅行には相当気合入れないと行けませんね。。。(´;ω;`))
5月11日 歩くこと。アマゾンプライムオリジナルで、ジェイク・ギレンホールとコナー・マクレガーの「ロードハウス/孤独の街」を見た。
昨晩の体重65.5kg、体脂肪8.7%、今朝の体重64.7kg、体脂肪11.2%。
歩いたあとは体脂肪認定が下がるが、実際の筋肉量は54キロ位なのだろう。多分63キロ位で筋肉をキープできれば体脂肪10%になるのではないだろうかと感じている。
歩くのによい季節となった。今年の冬は寒くてあまり歩けなかった。東京にいない時は、通勤である程度工夫すれば1万歩は達成できたのだが、こちらでは通勤では往復3400歩、昼間の散歩で3000歩なので、下手をすれば6400歩になる。加えて階段がないので、階段を登る筋肉も弱くなるのだ。
一日にお勧めの歩数は昔は1万歩、今は8000歩、実際歩いている歩数は男性平均で6800歩位のようだ。やはり昼間に3000歩の歩きを入れないと、平均にも届かない、という感じである。
あとは歩く速度だろうか。朝は遅れそうなので必死であるいているし、昼間も時間がないので必死であるいている。信号も入れて1分100歩位になるだろうか。これだとまあ速足で、結構汗をかいている感じである。
歩数がすくなくとも、運動の質を上げることで、単なる歩数比較にならないだろう、と思っている。
寒い時期に、例えばアマプラでシリーズものなどを見てしまうと、2日ほとんど外に出ず、ということもあった。これはまずい、とすこしアマプラ視聴内容をオリジナルシリーズから映画に変えつつある。映画だと長くて1本3時間位だろうから、2日間ずっとということは少しは避けられるだろう。あとは図書館の利用。予約をすると本を返して、受け取る必要がある。予約した本の図書館でのキープ日数は限られているので、それによって外にでるモチベーションが上がるのだ。
私の部屋から図書館までは、丁度良い電車もなく、冬は自転車も寒い。歩くと片道まあ3500歩くらいだろうか。土日に部屋に籠るよりは、図書館に行く、というのを最近は織り込んでいる。しかし真冬に片道3500歩歩くのはけっこう辛かった。しっかり厚着してはいるが、歩いてぽかぽか、というのは相当歩けば出てくるが、やはり楽しいというところまではいかない。
最近は気候もよく、軽装で歩けることもいい。この時期できるだけ歩きまくって、脚力回復、体重調整(なかなか痩せるところまでは行きませんが)をしていきたい、と思っている。
昨日みたアマプラは、アマゾンプライムオリジナルの2024年度作品、「ロードハウス/孤独の街」である。43歳で183cmあるジェイク・ギレンホールが、心に傷を負った元UFCファイターの役を演じる。2時間ほどの作品だが、クオリティは通常の映画と全く遜色がない感じである。
加えて35歳のアイルランド出身の現役UFCファイター(メインはライト級70kg以下)であるコナー・マクレガーが出演している。試合時には70キロに落としていると思われるマクレガーは、175cmで私とほぼ似たような体格だ。映画制作での撮り方ではあろうが、183cmあるギレンホールとのバトルでは、8cmの体格差をあまり感じさせなかった。まあ、映画だからだろうが。
ここで印象深かったのは、ギレンホールの追い込みっぷりだ。非常によく身体が造れている。俳優という職業に就くものの、プロ意識を感じた。あの感じだと体脂肪は一桁であろう。腹筋はもちろん、下腹部で足と腹部のずれ(なんと表現すればいいのか)がはっきりと見えている。これは相当絞り込まないと見えない気がする。183cmであの感触だと体重は78キロ位か。まあ、個人の感想だが。
マクレガーはそのファイトスタイルを象徴する独特の歩きが堪能できる。ファイト時の70キロどころか、こちらは下手をすれば80キロはあるかもしれない。まあ、体重で行けば丁度いい感じだ。個人的にはアクアマン俳優のジェイソン・モモアを彷彿させるキャラクターだ。身長は全然違うが。あるいは007スカイフォールの敵役であるハビエル・バルデム。つまりはサイコ系、といってもいいだろうか。
なんとなく陽気で憎めないキャラもあり、どちらかというとユーモアがあるもののもの静かな印象もあるギレンホールと好対照、という感じで楽しめた。
(これが公開映画ではなく、アマゾンオリジナル、ということに時代を感じますねー)
5月10日 どうしてもギリギリ。
家にいるとなかなか本を読んだり、絵を描いたりができない。
皆さんはどうだかわからないが、画家のアトリエや作家の事務所、なんてのに憧れる。
いや、一人暮らしなら部屋がアトリエで事務所でしょ、と思うのだが、勿論積読書やらに溢れてはいるのだが。。
読めないなあ。。。
締め切りなどがあって、あるいは図書館への返却があって、初めて焦って読んだり描いたり。。
小学校の宿題はどうだったか。まあ、好きなものは適当にバーっとやって、嫌なものは最終日かその前位かな。焦りがないとだめ。試験も一夜漬けならぬ朝漬けだった。
やらねばー、と夜中まで起きているが、マンガを読み返していた。それも1巻から。
で寝落ちして3時か4時に起きて死ぬほど焦る、ということを繰り返していた。
通学の電車が一番集中したなあ。。。
思いだしてみるとずっとそんな感じ。なんとか無意識ルーティンに組み込んでやる、というのが唯一の解決策かも。
まあ、本は図書館、絵は工房と、場所を変えてやっとこさちょっとは読める,描けるという感じではある。最近すこしいいのはトイレ。別の場所感があり、本を読めるし絵も描ける(時がある)。
現在並行して読んでいる図書館本、佐野衛さんの「書店の棚 本の気配」P.34から
・文学作品の名作は全体が理論であり論説なので、読み飛ばすことはできない。
・作品全体が有機的にできあがり、ひとつの世界を構成しているので最後まで読まなければならない。
・全体小説といわれる作品ははじまから終わりまで全部読まなければならない。そういうふうに書かれているのだからである。時間をかけてゆっくりと長大な小説を読む。これも読書の醍醐味である。
こういう心得えと共に、お勧めの小説が挙げられる。
ムージル「特性のない男」
ヘルマン・ブロッホ「夢遊の人々」
前の二つは名前を知っているが、あとの2つは聞いたことがない。私はいわゆる名作と言われる長大な小説をあまり読んできていない。どちらかというとファンタジーや探偵小説、サスペンスといったところに偏っている。
ということで、ここに記して、いつか機会があったら読んでみたいと思っている。
(いつになるのでしょうか。。。(笑))