なんだかなぁ…_

第7号にはギャグまんが特集。
三村貞、まさい滋魚、南泉寿、吾妻ひでお、ZABOW、園場しのぎ(鈴木プロ)…
一部の名前もギャグですね(笑)。
他に短編の「ぼくは驚いた」さいとうふみやす、「あすへ走れ!」浅井幸雄。
8号は競作ナンセンスまんが。
クニ・トシロウ、谷岡ヤスジ、高瀬斉、松本堯一・黒田明、矢玉四郎、あしべ香、高信太郎、まさい滋魚。
短編が「地獄の季節」向後つぐお、「消化不良の世界」畠大輔。他にZABOWの「動物習作集」。
向後つぐお、畠大輔の両氏は、若いころに投稿文芸誌「抒情文芸」(旧「灯」)という雑誌の読者サークル「ともしび会」にも在籍(絵画グループ)していて、私(短詩グループ)も知った名前でした。
9号、爆笑ギャグ特集。
まさい滋魚、草原たかを、はらたいら
短編が「あからさま物語」畠大輔、「太陽のあたる場所」さいとうふみやす、「トントトトン」あしべつひろし、「梶淳之介の犯罪」向後つぐお
あしたのジョー」が巻頭にあるだけで、全ページの半分は別作品群。
なんだか普通のマンガ雑誌になってきましたねぇ。
10号なんて、
傑作ギャグまんが、青春コメディー、怪奇まんが、傑作新鋭まんが、爆笑ナンセンス、異色新鋭まんが、と盛りだくさん!
あらら、目次も「あしたのジョー1月号」になってる(笑)。

全巻をもらって、そのボリュームにビックリしたけど、スペース的には半分で済んだ? 
いや、だからといってバラしたりはしませんが、処分を決断した人の気持ちが分かってきたような…(笑)。
巻末の「おがわあきら」という名前には昔のガリ版同人誌で認識があります。
おがわさんが主宰していた「風劇画グループ」に、中学生の私も一時期所属していたのだった。


「編集・おがわあきら」の文字が読めます。
表紙絵は…共に、もりまさき(当時、すでに劇画誌「街」デビュー済)。
発行1961年(昭和36年)だ。
ああ…半世紀…