緊急事態

インターネットでいろんなホームページを閲覧していたり、何かのプレゼントに応募したり、そんなこと、誰もがすると思います。だって、便利だし、ある意味でそれをしなけりゃ、インターネット何に使うの? ということになります。

ただ、そうしているうちに、迷惑メールがやたら舞い込んでくるようになります。いったいどういうことで、自分のアドレスがわかるんだろう。そんな疑問もあります。
それぐらいなら、まぁ、無視していればいいのですが、使ったこともないようなサービスの費用を要求するようなメールが、ちょっと脅かすような文面で来ることがあります。
イヤーな気分になる、言い回しのメールです。無視すると、○○の措置を執る、なんて具合です。

経験者は思い出す

ネット依存のグリーンサイクルのマリオとしても、やはり架空請求メール、当然手にしました。ほんとうに、今思い出してもイヤな文書です。デスクトップのくずかごに音を立てて投げ込みたい気持ちがありました。でも・・・
でも、なんだか、このままじゃ、野放しだろうと思って、区の消費生活センターに電話してから出かけました。もちろん、架空請求メールを印刷して。
そうですね、15分ぐらいでしょうか。センターの方にメールを読んでいただいて、無視しましょう。ということになりました。もう、よくあるメールのようですね。単なる無視? ちょっとがっかりでしたが、他に方法がないようです。
でも、結局、無視しかないのでしょう。それに返信でも出そうものなら、もっともっと大変なことになります。

だから、やっぱり、無視するのが一番!
・・・そういわれてきたんですが、どうやら、敵もさるもの。ここにきて、新手が現れたようなんです。
無視していると、裁判に負けて、法外なお金を取られてしまうという手口が出てきたのです。

少額訴訟

裁判制度を悪用する手口です。
少額訴訟という制度を悪用するのです。
これは、60万円までの金銭支払いのトラブルに利用できる手続きで、原則として、審理は一回で、その日の内に判決が言い渡されます。もしも、無視していて出廷しないと、敗訴してしまうのです。いわゆる、欠席裁判です。そんな理不尽な。だから、なにか難しそうなお手紙が届いたら、無視せず、まず確認することです。
さいわい、裁判所からはメールでなく、「特別送達」として、郵便局員から直接届けられます。もしも、これが届けられたら、無視せずに、すぐにしかるべきところに相談しましょう。

市町村にある消費者センターにまず電話しましょう。対策を教えてくれます。
無視しなければ、おそらく負けることはないと信じています。現在、ある少額訴訟が進行しているようですが、弁護団をたてて対応すると、どうやら相手は出廷もしないようです。

繰り返しますが、架空請求には無視ではなく、ちゃんと闘うということです。
無視しているうちは、相手は次々とカモを探し続けるのです。

架空請求の関連リスト

自治体などでは、架空請求に関連している名称などのリストを公表しています。
こちらに、まとめられています。
不審なメールやはがきが来たら、ここで調べるのも手ですね。
こちらです・・・架空請求に関する相談件数が多い業者名リスト

ちなみに、架空請求に一度でも支払ってしまうと「カモリスト」に載ってしまうようです。気を付けましょう。
中古パソコンをご活用ください。