伸るか反るか

#あえて研究カテゴリーに。
 
自分は今、ハイである。
もちろんプライベートには子供のこともあるが、今日は仕事の進路に希望の光が差し込む出来事があった。
 
人生の中で進路が不安定な時期には、逆に言えば、数多くの選択肢が潜在的に眠っている。
何もしなくてもベストの選択肢が舞い込めば良い。
しかし、当然ながら、じたばたと手数を多く打てば、より多くの選択肢が明るみに出てくる。
そして、眼前に見えている選択肢がどれも気に入らないのであれば、納得できる選択肢が現れるまで、手数を打ち続けるしかない。
 
今回も、いろいろ手数は打っていた。
今日現れた選択肢が、ベストチョイスでありますように。
 
もちろん冷静になって考えねばならないが、このような転機においては、ハイな気持ちも重要だ。
この気持ちを忘れないように、メモしておこう。
自分向け日記で、失礼。
 

フランス(Oct&Nov 2004)

折角なので、独身旅行に限定せず、旅行記を残しておこう。
というわけで、新婚旅行で行ったおフランス
そう、ロンドンの後、パリにもすぐに行ったのざます。
 
シャルル・ド・ゴール空港に夜到着した。
翌日の早朝、モンパルナス駅からTGVでレンヌに行き、バスでモンサンミッシェルに向かった。
ちなみに、TGVは全て、日本からインターネット予約。
さすがフランス。
モンサンミッシェルは、快晴なり。
(帰る時には雨が降っていた。天気が非常に変わりやすいのだ。)

 
モンサンミッシェル名物、オムレツ屋。
ちゃんと、この看板のお店で食べた。
味は、んー、まぁ、良い思い出ということで。

 
モンサンミッシェルの影を映す引き潮の干潟。

 
日帰りでパリに戻り、パリで一泊した後、TGVで一気に南仏、アヴィニヨンへ。
ここは、かの有名なアヴィニヨン橋。
かつての川の氾濫で、橋が半分流されたままになっている。

 
アヴィニヨン橋の上から眺めた、法王庁
かつて法王の居住地であったこともある。
京都御苑みたいなものですな。

 
アヴィニヨンからローカル線にのって、日帰りでアルルへ。
アルルと言えば、ゴッホが住んでいたことで有名である。
これは、アルルのローマ遺跡、円形競技場。

 
円形競技場の上から見たアルルの町並み。

 
アルルの中心部では、ちょうど結婚式が行われていた。
まるで映画のワンシーンみたい。

 
そして次の日には、TGVでさらに南下し、日帰りでマルセイユへ。
到着時はあいにくの雨だったが、やがて晴れてくれた。
これは、マルセイユで一際目立つ、丘の上のノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院。

 
ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院の丘から眺めた、地中海。
この青い海を見たかった。
(できればもっと見たかった。)

 
アヴィニヨンからTGVへパリ・リヨン駅へ戻り、その足でモンパルナス駅へ移動。
再びTGVで、ロワール川沿いのアンボワーズへ。
忙しいのだ。
アンボワーズには、晩年のダヴィンチが過ごしたという、アンボワーズ城がある。

 
アンボワーズにわざわざやってきたのは、他でもない。
折角の新婚旅行なのだから、シャトーホテルに一泊しようということなのだ。
アンボワーズのシャトーホテル、シャトー・ド・プレに宿泊した。
この夜は、ディナーも奮発した。
いや、無理してでも、シャトーホテルに宿泊してみて、本当に良かった。
写真の、3階の明かりがついている部屋に宿泊した。

 
最後は、パリをゆっくり見て回った。
まずは、ベルサイユ宮殿。
入り口の、この建物のあまりのでかさに呆然。
さらに、飛行場のような庭園を見たら、もう呆れるしかない。
何をやってんだ、フランスの貴族は。
そりゃ革命起こるわ。

 
ベルサイユ宮殿の内部。
こんな豪華内装がひたすら続く。
もう、お腹いっぱい。
アホちゃうか。

 
続いて、これは外せない、ルーブル美術館へ。
入り口のピラミッドとかの写真は、顔出しNGの関係で却下。
とりあえず、ミロのビーナスの写真をのせておこう。

 
そして夜は、オペラ座でオペラ鑑賞。
この日は、「カーチャ・カバノヴァー」を上演。
チケットは日本から予約していった。
さすがフランス。
これはオペラ座のエントランス。いいねぇ。

 
あ!チマローザ!(わかる人にはわかる)

 
オーケストラピット、準備中。
ああ、オペラ座だぁ。

 
「カーチャ・カバノヴァー」カーテンコール。

 
最終日。
東京タワーに上る田舎者のように、僕たちはエッフェル塔に上った。
これは、エッフェル塔からモンパルナス方面の眺め。

 
おのぼりさんコース、お次は、凱旋門
これは、凱旋門の上からの風景。
左の、片道5車線(!)の道が、シャンゼリゼ通り。

 
続きまして、ノートルダム大聖堂を見学。
そろそろ、ヨメが疲れてきた感じ。
今にして思えば、確かに、引きずり回し過ぎたかも。
スマンカッタ。

 
ほんとにほんとの、最後の観光、オルセー美術館
駅を改造して作った美術館ということ。
確かに、内部は駅そのものだった。

 
そして疲れ果てた僕たちは、その夜の飛行機で帰国した。
気がつけば、最も写真が多い旅行記になった。
記憶が新しいこともあるが、初めて計画的に旅行したために、かなり効率よく観光地を回ったせいもある。
いや、上出来の新婚旅行をさせて頂きました。