meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

110215

Mayhillで、ER UMa, SDSS J133941.11+484727.5, CH Cyg, CI Cyg, V5587 Sgrでした。


つくばでは、まず、帰宅時に、ε Aurを撮りに出たのですが、PCの電池が切れて、かつ、ACアダプターを持っていなかったり散々でした。
結局、ACアダプターを取りに行って、野外バッテリーで動かしました。
苦労した割には、雪が溶けた水蒸気、月、雲の影響で、良い画像は撮れませんでした。


帰宅後も、雲が多かったので、CCDを冷やしながら待機して、夜半に、R CrBを撮った後、仮眠しました。
28時に起きて、V1413 Aqlを撮った後、先日もチャレンジして写らなかったV496 Sctのyバンドでの撮影に再チャレンジしまいした。
今回は、37.5分(30秒x75枚)露出をかけたら、写りました。
その後、Spizerでの観測が行われているはずの、V1280 Scoを撮って、V5101 Sgrで終了でした。
#Z Sgrも撮りたかったのですが、そちらは、サーベイ画像に写ってることを期待して撮りませんでした。

ジュニアセッション

天文学会のジュニアセッションのプログラムが決まったそうです。


今年は、変光星は、KT Eriと、HT Casの2題でした。
測光という意味で言うと、小惑星や彗星、デジカメを使ったHR図作成等、もっと、沢山あります。
改めて、測光は、手軽のできる物理測定だということが示されていると思います。


で、小学6年生の発表があるよ。タイタンの軌道周期を観測で求めています。すごい。

V496 Sct

nova Sct 2009です。
yとVの差がすごく大きいです。

いったいどんな輝線が出てるんでしょう?
#なお、今年分はもう少し撮ってあるのですが、まだ、測ってません。


(追記)
藤井さんの昨年6月の観測をみると、[O III]と思われる強い輝線が受かっていますね。
光度曲線でちょうど、Vが寝始めるあたりです。

LISA

SHELYAK INSTRUMENTSの低分散の分光器です。
R600~1000だそうです。
400-700nmのVsisualと650nm-1µmのnear Infra-Redの2機種あるようです。
optionで、Calibration moduleもあるようです。

This automatic calibration module is a perfect addition to your LISA spectrograph, specially if you plan remote observations.

とか、書いてあります。
リモート分光望遠鏡とか、わくわくしますね?
CCDは、QSI583ws推奨、ガイド用カメラはWatec 120N+推奨だそうです。


あ、testデータに、V496 Sctがあった


QSI 'ws' EOS adapter
low profileのカメラレンスアダプタです。
ST-7/8/10でも、filter wheelと一緒に使えると書いてあります。
これ、欲しいけれど、すぐにはお金がないです。
#以前、同じやつだろうと、QSIに直接頼んで、違っていた罠。