meineko’s blog

元つくばの某独立行政法人勤務の植物屋です。最近は、ほぼ、突発天体の話題です。

ブレーカー

今朝出掛けに集合ポストのところのシーリングライトが交換されているのに気づきました。
そういえば、昨日でかけるときに作業をしていて挨拶をしました。


え?ということは、昨日、フレッツ光が落ちていたのって、この工事でブレーカーを落としていただけですか?
謎の、ブレーカー遮断、復旧で無くてよかったです。
今朝ご足労願ったNTTの方には申し訳なかったです。

CCD

知り合いのF氏が、ApogeeのAlta U6を導入したそうです。
使われているKAF-1001Eは、チップサイズが大きいし、量子効率も高いので良いチップですね。
まぁ、ピクセルサイズが、24μm角なので、焦点距離の長い光学系向けなのですが。


で、F氏によると、それまで使っていたApogee AP-7に比べ、フラットを撮るときに、飽和が早いのだそうです。

CCD 露出 カウント
AP-7 7秒 25000
U6 2秒 飽和


さて、AP-7のSI502A(または相当品)も、U6のKAF-1001Eもピクセルサイズは、24μmで同じです。
でも、ADUあたりの電子数(gain)の設定が違います。

U6は、1.7e-/ADUで、飽和する16ビット(65536)カウントで、集められた電子の数は、111411個(1.7x65536)くらいです。
AP-7は、5e-/ADUで、カウントが25000だと、5x25000で、125000個ですね。
まぁ、トントンです。


ちなみに、KAF-1001Eは、1ピクセル(ウェル)あたり、11万個しか電子を貯められないので、そういう設定になっています。
SI502Aは、30万個貯められます。
#まぁ、5e-/ADUってのは、少し大きすぎるのですが、ADCが16ビットなので仕方ありません。


ちなみに、感度(S/N、極限等級)には、他の要素も加わってきます。
AP-7に使われているSI502Aの品質は、値段相応(SI502Aを使っているにしては安すぎる)であまりよろしくない気もしますし、どっちが優秀かというと、難しそうです。


KAF-1001E、チップが大きいのでサーベイに使われているとこともあるようですが、ピクセルサイズが大きすぎるのがネックですね。
KAF-16803の、U16Mもいいのですが、いかんせん、感度が悪すぎます。
U3041がいいかな。無理。
#光学系も、それに合わせて、イメージサークルの広いのにしないといけないし、予算がかかり過ぎます。


(追記)
U3041は、ディスコンですって。
なら、U230で、我慢か(どちらにしろ、無理


(追記2)
KAF-1001Eのfull well capacityは、180,000だとしている資料もありますね。
でも、そうすると、1.7e-/ADUだと、16ビットに収まり切らないので、おかしいかも?

リモート望遠鏡

リモート観測所 AROマシンタイムサービス 会員募集(田中光学工業株式会社)
どうしたって、こういう値段になりますよね。
高いとは思いません。


でも、この値段が出せれば、New Mexico Sky Southに自前の望遠鏡が置けるかもです。
#いや、経営がNew Mexico Skyになって、値段が上がったと聞いたらか、倍くらいは取られるかな?