凸レーション発売記念イベント日記+アニメシンデレラガールズ前半まとめ記事

いろいろ考える為の自分用備忘メモなんだから。

4/11 CI凸発売記念イベント@サイエンスホール

自分に運命力はある!と信じて引いたら整理番号1とか出て思わず声出して笑った。
でも整理番号1は座席い-2だから左端なんだよなぁ。残念でした。


曲やアニメに関するトークはあとで別段落でまとめよ。
衣装は全員いつもの…代々木の。


ゲームコーナー。
1つ目はいまいち趣旨が釈然としない大喜利で印象が全然残っていない。
好きな食べ物は?ってお題でのじょさんが「お姉ちゃん!」って答えなきゃいけない流れ、どこでボタン掛け違えたんだ。


2つ目は目隠ししたまま他のキャストと握手して自分のユニットメンバーを当てるゲーム。
察しが悪いので凸からは黒沢さん、と言われるまで気付かなかった。
とはいえCIからゆきんこが選出されて普通にゲームやってる時もわちゃわちゃしてて楽しかった。
何より触るシーケンスが左側で行われていてとても見やすかった。


んでともよちゃんの誕生日お祝い。うんざりとは言わないまでも飽きてる節もありつつ、きょとんした印象。


ライブ。
おねしん→HHD→LGH→Star!!
おねしんでともよがCo、Star!!でゆきんこがCo、残りは自属性だったかな。
てっきりれいたんコンバートかと思いやそんなことはなかった。ちょい意外。


HHD。
最前で見てたというのもあるけど生で見るとかわいいね。
「なんでやねん!」、オタクが被せるところなのか?と思ったけど、これからは被せるという流れなので逆らいたいほどいやなわけでもないのでまぁ。
感想のところのラップが3人の振りもあってコント風味になってるのが面白かった。


HHDに限ったことではないが、そらそらが時々目線をくれたので好きになりそうだった。
嘘、もともと好きだしそれ以上は好きになりそうになってない。
っていうかそらそら、顔の造形が困り顔なのもありちえりのキャラもありおどおどしてるように見え、目線もあまり上は向かないので手前のオタクばかりアイコンタクト取ってるっぽくて、もっと前を見て上げなさいっておじさん思った。
余計なお世話、ギルティ。


まーでもゆきんこだったかなぁ。


LGH。
UO折る気満々だったのになんかぼけっとしてて鞄に入れっぱなしにしてて手間取ったのでPリウムしか振ってない。バカ。
当たり前だけどコール怒鳴り散らすのは楽しい。
ここ数年分のライブで怒鳴った分を1日で一気に放出したぐらいコール入れまくった。まぁ忙しかった。


なんだろうな、すごかった。
Star!!リリイベの時はともよの所作が美しいからついつい目が行くとか書いてて、今回もそのリスクあったのだが、全然でしたね。
れいちゃんの存在感が圧倒的すぎた。
オカルトっぽい上に安易にキャラと声優を重ねるオタクみたいでホント恥ずかしいんだけど、割と本気でオーラがでかくなっていくのを感じて、ちゃんと凸になってるのかってくらい大きく見えたんだよね。


のじょさんは実はあんまり近くで見た事が無かったんだけど、れいたんと同じ位タッパがあってパワフルでしたね。
まぁ元からパワー系だなと思う言動ではあったけど、あのボリュームでDOKIDOKIリズムとか踊ってたんだなー。
パワフルだけどかわいい、莉嘉らしい表現だと素直に思えました。
自分サイドだけど正直ソロの時しか見てなかった、申し訳ない。


ともよちゃん、踊り出しこそ綺麗だなと思ったけどすぐにれいたんに存在感を食われてしまいよく覚えていない。
まぁ逆サイだし。
お歌はよかった。あのねっ?とか台詞気味な部分も決まっていたしなー。


れいたん。センター。センター云々の話はあとにするか。
いや本当に、振りがダイナミックなのに正確で、れいちゃんしか見えない。
あときらりソロパートでましゅまろ@舞浜風に二人をタクトで指揮するみたいな振りがあってそこは3人ともかわいくてやゔぁい。
いまいち情報量がない。
あといまさらだけどきらりツインだった。かわいい。


LGHだったかStar!!だったか忘れたけどのじょとともよはどちらかで1ヶ所ずつトチっていたんだけどれいたんは見ていた限りミスってなかったのも印象的だった。
なんだろうな、ともよちゃんのStar!!に以前ほどオーラを感じなかったな。
疲れてるんだろうかとか余計な事を思ったのよさ。
っていうか、一方れいたんが本当に同学年とは思えんのよね。むしろ若くなってる気がするぐらいで。
自分も頑張ろーって思った。何をだよ。

4/12 お渡し会@ゲマ

アキバゲマの当日抽選整理券には明らかに偏りがあるので狙って最前を引く事ができる(要出典)。


前日でのトークネタ派生だが、お渡し会は2回共にともよをセンターに並び替えて「凹レーションです」でスタート。
トークでなんだかんだ20分とか喋っていて濃密だった。
記念素材で完全にフリー素材と化した。
昨日のサイエンスホール来た人?で想像以上にまばらだったのでちょっと焦った。
CIで全落が異常だっただけでN枚ぐらい買えば全部整理券揃えることは出来るよねって思ってたけど甘かったというか運がよかったのか(Nは3以上の自然数


お渡し会はともよ→れい→のじょの順。
公称5秒x3人の交流なのだが、5秒でぽんぽんされるだけなので確実に5秒よりは長くなる。
昨日行けてる人が少ないという意味で心置きなく、ある意味義務感もあり昨日の感想を伝えることに。


と「ありがとうございます」
我「昨日のライブすごくよかったです」
と「あ、いらしてたんですね」
我「はい、すごく動いてて」
と「ありがとうございますー」
(剥がし)
れ「ありがとうー!」
我「こんにちは」
れ「当たったんだねーよかったー!」
我「はい、あの昨日のライブすごくよかったです」
れ「ありがとー♪」
我「えっと、全部よくて、何て言ったらいいか分からないですけどとにかく全部よくて」
(途中で剥がし)
れ「ほんとー!よかったー☆」
(移動)
の「ありがとうございます」
我「昨日のライブすごくよかったです」
の「あーいらしてたんですね!」
我「ホント次の機会が楽しみです」
の「そうだね、絶対来てね!」
(剥がし)


うろ覚えだがたぶんこんな感じ。
言語化をサボったツケが如実に
れいたん、認知してるよアピールを配ってくれるの嬉しいんだけど持ち時間ただでさえ少ないんだから勘弁して欲しい部分もある。

4/12 お渡し会@祖父

マップ劇場。
当選ハガキの番号順での入場。幸いにして2桁前半だったのでおっさんはさっさと着席。
センターなので前よりも中央。


開始前にキャラでの影ナレあり。
注意事項読みをキャラっぽくした結果棒っぽい感じになるなど。
あと、(多分今にして思うとゲマの時忘れたんだろうな)そふにょわー!で挨拶。


関係無いけどこの回は山本さん界隈の強いと思われるオタクが目についた。
というか前二回は最前だから他所のオタクとかほとんど目に入らんわ。
それでも目に入ったのはいたにはいたけどまぁいいや。


お渡しは逆順で、のじょ→れい→ともよ。
まートークではアニメ寄りの話多かったしアニメの話かなーぐらいの気持ちで。


の「ありがとうございます」
我「アニメでりかとおねえちゃんのやりとりよかったです」
の「そうだよねーありがとう」
我「第二クールでも期待しています」
の「うんありがとー」
(剥がし)
れ「ん〜ありがとうー!」(よく分からん溜め)
我「こんにちは〜!」(思わずテンポ釣られる我)
れ「ニコ生は?」
我「(?)…!行きます!」
れ「わあすごーい!」
(剥がし)
我「(やべなんも喋ってねえ)えっとこれからもいろいろ頑張って」
れ「うん!」
我「(いろいろってなんだひどすぎる)ラジオとか諸々頑張ってください」
れ「うんありがとう〜」
(移動)
と「ぁりがとうございま〜す(なんかチャラい)」
我「りがとうございま〜す(半端に乗る我)…ぷっ」
と「ww」
我「(なんだこれ)えっとアニメのみりあちゃん元気さがアップしててよかったです」(本当は純真さみたいな言葉遣いがしたかった)
と「あっありがとうございます〜(半笑い)」
我「がんばってくださ〜い(なんだこれ釈然としねえな…)」


こんな感じ。控えめに言ってゴミ。
っていうかホントれいたん喋らせてくれ頼む。
どうせろくなこと言えないと思うけどその上でハードルを上げられている感じがする。
必死こいて接近行ってもやってることがただの出席確認ってどうかと思うしどうにかしよう(前回も同じようなこと書いてる気がする、Twitterで)
そしてともよちゃん、なんだかんだまだまだ若いというかクソガキ感出るときは出るなぁと思った。絡みづらい…。
それに引き換え山本さんのことが好きになる接近だった。おわり。
あぶそりゅーとでゅおのいべんといきたい(ぼそり

4/12 ニコ生観覧@池袋ニコニコ本社

まず入場抽選の列形成の位置を把握出来てなくて負け組だった。
あんなんあっち側に作るって知ってるやつ有利じゃん。
いや抽選なのでランダムなはずですけどね、こだわるオタクは先に引きたがるものなんですよ。
そんなこんなで引いたら立ち見3列目というゴミ番を掴まされました。終わり。


全然見えないだろうなと思ったけど位置取り工夫したらそこそこ見られたし表情はモニタ(=ニコ生)で補完できたのでまぁちゃんと参加は出来た。
話題としてはかなり前3つと被っていたので、正直そこまでではなかったがちょこちょこ細部を補うような情報が出てきてはいたのかなー。
別にニコ生はニコ生見ればいいんだしここで書く必要ねーか。


あー、曲流れた時のワイプの振りは(前半は)割と本当の振りに近いです。Fuwaのフラダンスとか。
たぶんニコ生には流れてないと思うけどLOVEコールは池袋でもちゃんと?入った。


一般終了後のプレミアムコーナー、じゃんけんはともかくデコ実演からの裏話はよかったですね…。
ネイルをやる間2時間1対1になってそこで初めて深くコミュニケーション取った話とかされたら、もうね。
ほんとそれをやりたくてやってるんだもんなぁ。その話はあとでします。

トーク雑まとめ

同じ話が繰り返されたり補足されたりしてどれがどこの話だか分からないし意味が無いのでまとめた。

凸関連
  • 曲が出来たはだいぶ前
  • 最初はメロディのみ、次にARMさん(男性)の仮歌
  • コールを考えたのは松嵜麗さん
    • 全部を考えた訳では無い
    • 台詞・LOVEコールを考えたのは基本的にれいたん
      • 「どうしてもキャラクターでコールをしてほしかった」
    • YeahとかはARMさん
    • 最初のメロディの段階でれいたんは曲をもらって自分でコールを考えた
      • ARM版とミックスして現在の形になった
        • (我の感想)印税とは言わないけど作詞的なものにれいさんをクレジットしていただくことは出来なかったのか
  • 曲の収録は大変だった
    • いつもはさらっと終わるともよも時間いっぱいまで掛けた
    • テンションを上げなきゃいけない曲は難しい
      • 段々暖まってきて、最後まで歌ってよかったと思っても先頭に戻るとテンションが合ってない
      • メンバー間のテンションも合わせる必要がある
      • 疲れるとやっぱりテンション下がってくるから休憩も必要
        • 休憩すると心理的なテンションの方は冷えちゃうこともある、難しい
  • 歌詞とかもいろいろいじった
    • (まだ出来てない)アニメの絵に合わせるためにパターンを増やした
      • パート分けとかそういうの
    • 「あいますはそういうこと多いんですよね(へらへら」
  • この曲はこの3人でしか歌えない
    • 歌詞もコールも振り付けもキャラそのもの個性が出ている
    • あいますのユニット曲は編成変更を前提にしたものが多い
      • (我の感想)でもアスタリスクもみくにゃん抜きで歌えないしCIも杏抜きは無理だよね…?
  • 山本黒沢は「仮歌」としてもらった段階で松嵜音源だった
    • ともよは曲が上がった報告もれいたん経由だった
    • のじょは最初に聴いた時にライブで歌う事を想像してぞっとした
      • 「Orange Saphireの後これってセットだったらどうする?」
      • ともよ「私ソロのあとOrangeやったことあるから出来ますよ!」
  • ドラマパートにゴリラがいるよね…?
    • 声優のネタをキャラに輸入しないで!(声優さんの意見、半分我の感想)
  • 夕映え凸ミックスは上手くまとまってよかったね
    • 松嵜「わたしまだ聴いてない」
    • Paキャラは特に)夕映えみたいな曲はキャラをどれぐらいの塩梅出すかが難しい
    • わたしたちもバラードが欲しい
      • のじょさんによる「こいかぜ」莉嘉Ver.ちょっとだけ
      • ね?だめじゃん?みたいな却下
        • (我の感想)でもましゅまろはバラードとは言わないけどかわいい系だよね
曲録り全般
  • 全体的にアニメよりは先行して曲を作る
    • 収録は去年の夏から秋が多かったみたい
    • Star!!/Goin'は舞浜辺りで曲は出来てたぐらいのスケジュール?
    • キャストの収録は曲も含め順番まちまち
    • 曲の歌詞がアニメの脚本で拾われる流れもある
  • 黒沢「収録時期や初披露、それに向けてのレッスン時期の印象が肌に染み付くタイプ」
    • 「輝く世界の魔法」の初披露がアニサマだったので、あの曲なのに聴くと「身体が熱くなる♪」
  • Goin'はとてもよい曲です
    • フルで聴くともっとよいよ
アニメ全般
  • このユニットに決まった心境
    • あまり違和感はなし
    • Star!!リリイベでいろいろ期待されてたけどしらを切っていた話
  • 13話感想
    • れいたん「泣いた」連呼
    • のじょさん「舞台裏がそのまんま」連呼
    • ともよ「よく動いていた」連呼
  • バンダイナムコアニメキャンプや舞浜にロケハンが入っていた
    • 13話はアニメキャンプの取材が元になっている部分が多い?
  • のじょさん「13話のきらりはれいちゃんそのもの」
    • れいたん「きらりは私に似ちゃ駄目」
    • 曰く、当番回等の凹んでるきらりが自分にそっくりだが、きらりはもっときらきらした子だからネガティブになってほしくないとか


眠くなってきたし重要だと思う事は書いたからイベントパートはこの辺でー。


結局このイベント参加を通じてアニメ感想まとめを書く気になったのだし。
ここで一見繋がってないようで私の中では繋がっているロジックとも呼べない何かの補助線としてイベントで提示された情報が必要なのである。

アニメの凸ときらりの話

一見して分かるように、アニメのきらりは保護者・お姉さん・あるいは母性を強調されている。
とはいえ、ゲームでは必ずしもそういうキャラクターではない。
というか、そもそもキャラクター同士の描写がほとんどないのだから保護者として描かれるわけもないのだが。
限定的にあんきらは多少厚く描かれてはいるが、別にきらりは杏の保護者ではない。
ニコ生においてもともよちゃんは似たようなことを言っている。
演じた本人でもない声優とはいえ10代の言う事をいい年したおっさんがサポートにするのはどうかと思うけど。


一方で、雑誌インタビューなどで浮かび上がってくる制作サイドの表現では、「母性こそがきらり」みたいな風潮がある。
本当にどこから出てきたのだろうと思っていたのだけど、今回イベント参加してて腑に落ちた仮説が自然に浮かび上がってきて。
多少想像力を働かせれば、曲の制作やらなんやらの都合で各話単位の脚本が決まるだいぶ前にまずユニット分けが行われたというのは仮定できる。
そして、少なくとも現行のユニット分けにおいてきらりがお姉さんの立場に立つのは間違いない話である。
そこから自然に各話単位のプロットを起こして行って、というスタッフにとっての時系列のキャラクタ発展があって、「きらりといえば母性」という刷り込みが起こったというのはあり得ない話ではない。


そして、別にきらりに母性があっても別にゲームの描写と必ずしも矛盾するわけではない。
単に描写が無いものが新たに描かれたからといって、それはオリジナリティというか新たな解釈ではあるけど、既存の文脈の破壊には必ずしもならない。


さらに言えば、きらりを離れて一般化された松嵜麗の声優性は何か、というと「お姉さん」的なニュアンスにある、と昔から思っている。
故に、たとえきらりのテクストに保護者性を見出せないとしても、声優の声が受肉したきらりにお姉さん性を見出すのならばひょっとするとそれは当然のことなのかもしれないと思う節もある。


それでも何か釈然としないもやもやがある。
ひとつは、実際にキャスト間の関係性としてはれいたんはお姉さんであるということ。
そして、実際にれいたんがお姉さんとして周りのキャストにしてあげていること、というエピソードがアニメに盛り込まれてしまっていること。
そのことを称して、スタッフなりキャストなりが「きらりは本当にれいちゃまそっくりだよね」という肯定的表現で括ってしまっていること。


彼女は「自分のネガティブなところに諸星きらりは似て欲しくない」と語った。
しかし私はそうは思わない。
というかそもそもきらりの「ネガティブ」な部分は言ってしまえば割と凡庸なテンプレ設定であって誰に似るとかではないというのもあるが。
話はまったく逆で、諸星きらりのポジティブな特性が松嵜麗に似ていること、その特性がキャスティング後に付与されたものであって、きらり本来のものとは到底思えないことが気に入らないのだ。


たぶん必ずしも論理的でないのだけど、おそらく私は悔しいのだと思う。
れいたんが周りのためやきらりのためにしている全ての事、彼女の優しさ、それは「彼女の美徳」であって、きらりのものではない。
れいたんがきらりの美点全てを持っているわけではないように、きらりがれいたんの尊さを全て継承する必要は断じてない。
それをきらりに輸入する、というのは、松嵜麗という声優からある種の神格を簒奪してアイドルマスターというコンテンツに縛り付ける行為だと、大げさに言えば捉えている。


彼女の{キャラクター|コンテンツ|共演者|ファン}に注ぐ愛は大きくて、他の声優さんももちろん愛を持って仕事に臨んでいると思うんだけど、なんというのだろう、「サービス度合」の桁が違って。
共演者やファンはさておき、キャラクターやコンテンツに対して愛を惜しみなく捧げることが出来るのはやはりある種の才能で、必要条件でも十分条件でもないけど、声優を神格足らしめる資質の一つだと思う。
そのことを、たまたま他の声優さん*1を少し追いかけることが出来て、納得出来た去年だった。


その神格をたかが1コンテンツに縛り付ける行為は声優神への叛逆行為であって到底許されるものではない。
というのは大げさなのだが、彼女自身の魅力を担当キャラクターと不可分にするような改変はセコい窃盗行為だと言える。
それに、もし他作品で同じ魅力を彼女が発したら、(悪意の有無によらず)このキャラクターをダブらせたり、この作品経験が生きたみたいな偽史を許したり、そういう不愉快なことが起きることは想像に難くない。


そして何より私が悔しいのは。
これだけ彼女がきらりに、共演者に、アイドルマスターに愛を注いでいるいて、きらりの夢を叶えてあげて、共演者の輝きを支えてあげて、アイドルマスターを加速させているのに。
じゃあ彼女の夢は誰が叶えてあげるの?同じ強度の愛で、同じぐらいのサポートを出来る人間がいるの?
そう思ってしまったからで。


彼女の夢を私が代弁するのはおこがましいけど、決してアイドルマスターだけが彼女の夢じゃないはずで。
そのことを誰も支えてあげられないばかりか、全てが彼女をアイドルマスターに縛り付けて行くようで。
それが見ていてやっぱりつらくて、苦しくて。
無力感を感じる。


でもやっぱり、ものすごく大上段に立って、キャラクターが担当声優に似ることを即悪いことだと決めつけるのは暴論だし、声優性というものを軽視したものの見方だと冷静に判断している自分もいて。
とはいえ、声優性っていうのはライブ裏話のいい話の集合体ではないはずで。
そういう安易なエピソードの挿入で声優とキャラクターをリンクさせる手口ぐらいは批判してもいいんじゃないかと思う。


もっと緻密に組み立てられたロジックで、本来もっていたキャラクターの魅力とキャスティングされた声優の力からそういう魅力が「導出される」過程が私は見たい、聴きたい。
逆にいえば、それが出来ないのであればそれは声優性から導かれたものではない、というべきなんだろう。


なんかやっぱり発散したポエムになってしまった。


結局ニコ生観覧を見ていて、そういういい話を披露する流れになって。
ニコ生コメントでキャプテンだの扇の要だの中村だのというコメントが流れてきたときに本当にはらわたが煮えくり返るほど腹が立って仕方が無かったというのが出発点で。
他はともかく松嵜麗は中村某ではないですから、両方に失礼だから今すぐ死ねとしか思わないし。
そういう暴力と戦わなくちゃいけないのか、何なのか、どす黒い感情が渦巻いてしまって。


なので。
上手く話が繋がってないけど、きらりが母性の象徴として描かれたシンデレラガールズ1クール目は、総合すると私にとってはあまり楽しくなかった。
少なくともゲームで描かれていたきらりは、私にとってはもっと独立独歩で自分の夢を追っている子だったのだ。
そう描かれることでれいたんがアイドルマスターから解放されるわけでもないけれど。
せめてきらりだけでも、周りに気を遣う事ではなくて彼女自身の葛藤と夢をもっと明確に描いて欲しいと思った。


ともあれ2クール目でそうなる可能性は全然ゼロじゃないので、あくまでこれは現時点での感想です。
自分でも声優とキャラクターを混同することを批判しようとして同じ迷宮に絡めとられてしまったみたいな相当キメラな文章になっている自覚はあるんだけど、思った通りに書いていったらこんなんになってしまった。


私が彼女の夢を支えるんだ、と言い切れない臆病さ?もしくは冷静さ?それを自分自身で冷笑しながらも、それでもネットにこれを書いてしまうくらいには、やっぱり彼女のことを支えたいという気持ちも捨てられない。
そんな2015年4月の、私のあなたへの好きの記録。

*1:照井さんのことです