microSDHCが死亡

IS12SHで二年弱使っていたSanDiskのClass 4 microSDHC 32GBが先日死亡。経過はこんな感じでした。

  • 最近になって音楽再生中にプチプチ途切れる事象が発生。ソフトウェア的なものかと思い空きメモリ等確認するも問題なさげ。
  • そうこうするうちに空のSDですとかいってファイルシステムを見失う事象が発生。再起動で復帰するも、カードリーダモードでの楽曲の転送が不能に。読めるけど書けない感じか。
  • USBカードリーダに挿し替えてもディスクを修復できませんでしたといわれて書き込めないが、写真のサルベージはさくっと完了する。読む方は問題ないのか?
  • と思いきや楽曲をディレクトリごとロスト。IS12SHからも見えないのでフォーマット。無事フォーマットできたのでファイルを書き戻そうとするとやはりエラー。
  • ちなみにサンプルでついてきたmicroSDに挿し替えて楽曲を1.5GBほど転送してみるがエラーは吐かないので、IS12SHのカードリーダがぶっ壊れたということではないようだ。
  • どうにもカードの故障な気がするのでUSBカードリーダ経由でSDA謹製ソフトでフォーマット。クイックフォーマットは正常終了するが、書き込みテストにと上書きフォーマットをかけるも上書きされずに終わっている感じ。Macが悪いのか?
  • Windowsで同じくSDA謹製ソフトでフォーマット。クイックフォーマットは完了するが、全容量書き込みテスト*1を兼ねた上書きフォーマットは走り始めるも進捗表示が0%のうちに著しく速度が低下、ペース的に数日以上かかる状態に*2。キャンセルするも、上書きキャンセル後のフォーマットフェーズが完走しない。
  • いよいよクイックフォーマットも不能。論理サイズ調整ON/OFFでも変わらず。死亡と判断。

結局5年の保証期間内だったのでメーカー送りに処しました。
鉄板といわれるSanDiskですが、フラッシュメモリの微細化、多値化で案外使用条件がシビアなのかもしれません。
しばらくIS12SHはサンプルの2GBで仮運用しましたが、特に問題は起きなかったのでスマホ側の問題でもなさそうだし、交換後の個体は何の問題もなく順調に稼働中。
たまたま外れを引いたということのようです……

*1:明らかにフラッシュメモリにはよくないが、いまは寿命を問題にしている場合ではない

*2:SeqWriteだと思うと、4MB/sなら2時間強で終わる計算