MICABOXの井戸端

2019-01-10 神楽のコスモロジー

神楽のコスモロジー

今、「神楽と宇宙」みたいなことを書いています。神楽の持つコスモロジーってかんじかな。

この写真は宮崎の米良神楽のひとつ、銀鏡(しろみ)神楽だけど、望遠鏡もないし、カメラもなかった頃の人たちの表現した「宇宙」を見ることが出来る。

写真の一枚目は前日に「二十八星宿信仰」の星祭りでの「星の舞」が舞われる内神屋。中央から四本の注連縄が張られ七枚ずつ紙垂と椎の葉が付けられている。合計二十八枚となり二十八星宿を表す。

中央は舞が終わった後に餅と榊が北向きに付けられ北極星となる。

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二枚目がこの下で舞う神楽三十三番の一番目、「星の舞」。この舞があるのは米良の銀鏡神楽と越野尾神楽だけだ。

翌日の神楽は二番の「清山」から始まるが舞は同じだ。

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三枚目は外神屋の祭壇。立てられているのが「シメ(注連)」で米良山系の神楽に共通する神々の依代。これだけ目立って立派なら神様も見つけやすいだろう(^^)

山から太陽が昇る様子を表すと言われている。

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四枚目の左側に吊るされているのが天蓋の一種の「あま(天)」。米良では他に白蓋(びゃっかい)、白海(同)、などと呼ぶ。高千穂では「雲」。「天」は宇宙を表し、五行を表す五色の御幣も付けられている。中には「奥三河の花祭」では「蜂の巣」と呼ばれる袋があり、銀鏡では「白蓋鬼神(あまほめ)」がこれを突いて破り、中から「万物のもの種」が舞い落ちてくる。

花祭りでも「朝鬼」がこれを破る。

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このように神楽では小さな村の祭りで「宇宙」が想像力豊かにいろいろなビジュアルで表現されている。

銀鏡の長老濱砂武昭さんはこれを「縄文からの星の信仰」と説明している。

なんか銀河とかきれいな宇宙の写真よりこっちの宇宙のほうが先人とつながるようで好きである。根っからの「土着系」かもしれない^^;

2019-01-08 2月15日 札幌で神楽VJやります

2月15日 札幌で神楽VJやります

琴似のレッドベリースタジオで恒例の神楽ビデオジョッキーをやります。

どのようにやればお客さんに来てもらえて、また喜んでもらえるか、飯塚さんといつもいろいろ相談しているのだけれど、今回はまた新しいやり方をしてみることにしました。

北海道は本州と比べると神楽への関心は高いとは言えないけれど、だからこそ、知ってもらいたいし、なかなか神楽に行けないからせめて解説付きのビデオで楽しんでもらいたいというのが二人の共通の思いです。

で、「神楽のこと知りたいけど飲食はいらない」という講座系希望の人もいるだろうし「飲みながらワイワイと楽しみたい」という飲み会系希望の人もいるだろうし、東京にばかりいる三上の顔でも見てやるか、という友情系の人もいると思います^^;

そんないろいろなご要望に応えたい、ということで二部構成にしてみました。

そして第一部ではテーマで区切らずに一つ一つの神楽を取り上げることにしました。二部はその時の雰囲気でいろいろ選んでいきたいと思っています。

そして第一回はメジャーな「早池峰神楽」!!

とは言っても紹介するのはレアな設定での「早池峰神楽」です。2017年10月14日の大償神楽と岳神楽、それぞれ別のところでの神楽ですが、北上の阿部武司さんに連れって行ってもらって出会った「滅多にない」と「もう二度とない」という貴重な映像になります。東京でもやりたい。

二部はね、旧暦新年会かしら。お酒飲みたい人は飲みたいもの自分の分持ってきてください。下戸の人はソフトドリンクでも。近所にイオンやコンビニあり。

おつまみちょっと作っていくので14日には人数がわかるとありがたいので予約していただければと。

待ってます。

この方式、他でもやってみたいのでやってみるかなと云う奇特な方、声かけてください。講座かバーのどっちかでもオッケーだし(^^)

http://www.akai-mi.com/index.html

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2019-01-01 新暦・謹賀新年

2018-11-25 高鍋神楽@日本青年館

高鍋神楽@日本青年館

明日の「お神楽ナイト」の最後のお願い告知をしなければならないのに、昨日の日本青年館での宮崎県の高鍋神楽のお囃子が良かったんで紹介します。

ちょうど一年ほど前に高鍋神楽の系統である都農神楽を見て「面白いお囃子があるなあ」と思ったんだけど、昨日たっぷり見て、その様子がずいぶんわかりました。

各地の大半の神楽にある「同じフレーズの繰り返しによるトランスへの誘導」とは違い、また早池峰系神楽にある「めくるめくパターンや速さが変わっていく陶酔感」とも違い、どちらかというと「ズラしたり変化したりで弄ばれる快感」という感じかな。

舞の足に合わせて太鼓を叩き、太鼓の叩き方で笛がついていっているパターンがあるな、ということはわかったんだけど、そのパターンが舞の進行によってオマケが付いたりつかなかったり。

前半と後半でお囃子が変わる演目が多く、そのときは笛の吹き手も替わる場面があった。全体長いし、ひょっとしたら「持ち曲」がそれぞれあるので交代するのかも。

そして笛のピッチが微妙に違うので交代した時の気持ちよさ。手作りの笛の場合、他の神楽でもよくあるけど「変態神楽マニア」はこういう瞬間にもゾクゾクするのであります^^;

そして曲によってシンバルのパターンがかっこよくてね。

太鼓とちょっとズラして。こんなグルーヴ感、江戸時代からあったんだなあ。ということで動画はそのシンバルを聴いてください。

https://youtu.be/ee1fsH9-P3M


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2018-11-02 11/26 お神楽ナイトのフライヤ

11/26 お神楽ナイトのフライヤ

今回もアーティストの鈴木ひょっとこくんが作ってくれました。

年内最後の「お神楽ナイト」は「神楽と子供+神楽談議」です。

『子供の神楽』としなかったのは、神楽での子供の存在にはそれぞれの事情でいろいろなあり方があるからです。

もともと子供の舞があったところ、伝承のために子供にやらせるようになったところ、すごい子供が現れたからというところなどです。

そのあたりを紹介しながら「子供らしいかわいい舞」や「大人顔負けの立派な舞」を60分ほどやります。

そして30分位が「神楽談議」。

いつも伝えたいことが多くて一方的に喋りまくっているのでお客さんとやり取りをしながら、

そこから映像を選んでいきたいと思っています。

ミニライブもソロになると思いますが予定しています。

楽しんでください。よろしく、お待ちしています。

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上の写真は宮崎の都農神楽の「御神楽」。今年の日本青年館に来る高鍋神楽の系統です。

下は長崎・下五島の福江神楽の「折敷舞」です。

どっちも立派(^^)

2018-10-14 11/26「お神楽ナイト」の案内と『月刊保団連』の記事

11/26「お神楽ナイト」の案内と『月刊保団連』の記事


「お神楽ナイト vol.34」@ポレポレ坐の告知ニュースが、サイトにアップされました。

ぜひお越しを。

http://za.polepoletimes.jp/news/2018/10/20181126-vol34.html

そして、『月刊保団連』という医師団体の月刊誌に書いた原稿ですが、Webでは会員しか見られないのでここに貼り付けます。とりあえず三回連載の一回目、8月号を。

けっこういつもと違う勝手なことも書いてますが、医師が読むことを想定したし、このスタンスでないと存在価値ないので^^;

他のページも読みたい人は書店で買うか病院の待合室とかに置いてあるものを見てください。

ただ、置いているところは限られるでしょうね。勤医協ならあるかな。

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2018-08-01

2018年07月31日のツイート

2018-07-31 隠岐島前神楽 蘇る巫女の歌声

隠岐島前神楽 蘇る巫女の歌声

昨夜の「お神楽ナイト」、楽しくやれました。見に来てくれた方、ありがとうございます。

ToyToyくん、今日は多摩美で特別講義とアイヌ模様の切り紙ワークショップ。

盛りだくさんの7月が一段落します。

NPO東京自由大学のウェブマガジンも久しぶりに更新されました。

先日の隠岐島前神楽で一番ビックリしたことを書いたので読んでもらえると嬉しいです。

http://urx3.nu/LhaI

2018-07-30

2018-07-20

2018年07月19日のツイート

2018-07-13

2018年07月12日のツイート

2018-07-12 7/8 細野+鎌田+三上ライブ

7/8 細野+鎌田+三上ライブ

7月8日青山CAYで「ヤポネシア・ミーティング」というイベントに細野晴臣、鎌田東二(宗教学者)、三上敏視の三人のライブがありました。

三年前にもこの三人で同じ主催者のライブイベントに出て、その時は時間も短くて細野さんは歌わずだったんだけど、今回は歌ってくれました。

かつて12年ほど活動した猿田彦大神フォーラムの世話人代表が鎌田さんと細野さんで、ぼくも世話人のひとりだったから「猿田彦大神フォーラムバンド」みたいなものかな。

最初に伊勢・猿田彦神社で演っていたような即興の奉納演奏をして、それから三人それぞれの持ち歌を二曲ずつ歌って、二人がサポートというスタイル。

細野さんは「radioactivity」と「banana oiwake」を歌い、ぼくは太鼓を素手で叩くという、最近東京自由大学の講座でもやったサポートの仕方をしました。

「太鼓を和から開放する」というのが神楽神歌を歌う以外のときの僕のテーマなので。

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そして20年ほど前、「細野晴臣&EtherVibes」というユニットで三回しか演っていない「VooDoo Wave」と「Afrikagura」を。

これは細野さんが作ったバックトラックに合わせて即興演奏をするもので、ちょうどアンビエントの頃だったからかな、「VooDoo Wave」は元は17分半のものだったのでそれを9分程に縮めました。

「Afrikagura」も8分くらい。

CDになっていないレアな細野さん作品です。

「細野晴臣&EtherVibes」はメンバーに今はなきボイスアーティストの福澤もろくんがいたせいなのか、当日急に声をだすことを思いついて声を出してみたら、なんかもろくんが降りてきてくれたみたいになって、昔のことを知っているお客さんにはとても喜ばれたです。

なかなか機会のないセットなので、またやれるかどうかわからないけど、楽しかった。

イギリス帰りで時差ボケの細野さんも「リハでは少々弱ってたけど本番で元気になった」と言ってくれました。めでたしめでたし。

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2018-07-03

2018年07月02日のツイート

2018-06-19

2018年06月18日のツイート

2018-06-18 「BARAKAN BEAT」でHAVANA MOON」

「BARAKAN BEAT」でHAVANA MOON」

昨夜のInterFM「BARAKAN BEAT」でぼくが札幌でメンバーとしてやってたQUOTATIONSの「HAVANA MOON」が久しぶりにかかりました。

ピーターさんにはこの曲、気に入ってくれているみたいで 、NHKとかでも年に一回くらいかけてくれているけど、今回もリスナーさんからのリクエストがあってのOn Airで、日本の音楽ジャーナリズムにはほとんど無視されていたマニアックなバンドとしてはありがたい。

だいたいこの番組、日本のバンドはあんまりかからないからねぇ〜、それもうれしい(^^)


4月だったかしら、はちみつぱいの和田博巳さんの古希祝いパーティーで久しぶり会って(番組ではビートニクスの会場だったかなって言ってたけど)、「チャック・ベリーのこの曲の一番好きなアレンジがこれなんだよ〜」って言ってくれました。


番組では3曲目だけど、前後のプレスリーとかバーズとか、イアン・デューリーとかカンに挟まれているだけで死ぬほど(死なないけど)嬉しい。

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radikoのタイムフリーで来週の日曜日まで聴けるので、ぜひ

聴けたら聴いてください。ギタリストとしてのあたしもリンガラ要素入れて一番おもしろかった頃ざんす。

http://radiko.jp/#!/ts/INT/20180610180000

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