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魚にリンゴhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20041029は見向きもされないが、魚にミミズは絶好の餌だ。
ぼくにとってのオペラックhttp://operac.comはまさに「欲しいものだらけ」なのだが、きょうカルロス・クライバー指揮する1973年シュトゥットガルト国立歌劇場ライブのワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のCDがオペラックから届いた。
イゾルデ:カタリーナ・リゲンツァ
トリスタン:ヴォルフガング・ヴィントガッセン
この演奏の半年後、カルロス・クライバーはウィーン国立歌劇場に同じ「トリスタンとイゾルデ」を指揮してデビューするのだったが、その時の記録はぼくはすでに聴いていてhttp://d.hatena.ne.jp/mii0625/20040109、終わったとたん、聴衆から『ブラボー!』の歓声が上がるまさにイタリア・オペラ的な聴く者を陶然とさせるクライバー風味のワーグナーだったが、今日聴いたシュトゥットガルトのクライバーはウィーンデビューに輪を架けた、聴く者を恍惚とさせる「トリスタンとイゾルデ」だった。
冷静に聴くことの出来ない、胸騒ぐ、聴衆を陶然とさせる、激情迸るワーグナーの世界を具現させたクライバーの指揮に乾杯!
「戦場のピアニスト」
昨夜、テレビで映画「戦場のピアニスト」が放映されていたが、ナチスの将校にピアノを弾いて聞かせるシーンで、木下順二さんの「巨匠」http://d.hatena.ne.jp/mii0625/20041012を思い出した。