季節の花めぐり 初夏の花

きょうは二十四節気夏至。昼の時間があすからまた畳の目ひとつづつ短くなって行く。まだ、梅雨のさなかでなかなかそんなことが実感できない。


その梅雨の中休みのきのう、豊田・藤岡の緑化センターで季節の花めぐりがあった。先月と同様、近所のご夫婦と一緒に出かけた。まだ梅雨の最中とはいえ、夏の勢いはいよいよ盛んで樹木はうっそうと青葉を茂らせている。こんな時期だから春先の緑化センターのような華やかな彩りはない。人知れずひっそりと花・実をつけている樹木がほとんどだ。


華やかな彩の少ない中でひときわ目立った花のスライドショウ。


  フェイジョア                 花ザクロ

● フェイジョア
  高さ3〜4mの木の上の方に赤と白の花径4〜5cmの花が点々と咲いている。秋になる果実はジャムやゼリーに。

● 花ザクロ
  周りが新緑の中で赤い花がひときわ鮮やか。食用にするザクロの園芸品種で八重咲き。結実はしない。


  ネムノキ

  ムラサキシキブ

 
● ネムノキ
  夜になると葉を閉じることからのネーミング。樹高4〜5m。太陽を求めて上へ上へと伸びるから木のてっぺんだけに  咲いている。

● ムラサキシキブ
  この花が、秋には清楚な紫の実をびっしりつける。


梅雨時でとかく湿りがちな気分も空気もリフレッシュしてくれる数少ない華やかな彩りの花達だ。