いっぺん、云ってみたかった


♪飲ませてください もう少し・・・・・ 外は冬の雨 まだやまぬ。日野美歌の「氷雨」の一節がつい口をついて出て来そうな、朝からの冷たい雨。
                                              

12月の声をきいても、依然としてひときわ華やかな楓(と云っていいのかモミジと云っていいのかよくわからない)、雨に洗われて余計華やかにみえる。その楓越しに見る四つ池対岸の木々もすっかり褐色に紅葉した。きょうはその褐葉も雨に煙ってみえる。褐葉している木は大半がケヤキだろう。



まだやまぬ冬の雨を尻目にパソコンに向かっていると、はるか彼方から拡声器を通した女性の声が聞こえる。そうか、選挙カーか。選挙運動はテレビだけかと思っていたが、わが地域みたいな黙っていても当確の無風地帯でも選挙カーがやってくるのだ。


選挙と云えば今度の衆院選と先般の沖縄知事選でいっぺん云ってみたいことがある。2日の衆院選公示に先立って1日に流行語大賞が発表された。報道されている通り今年の流行語大賞は「集団的自衛権」と「だめよ〜ダメダメ」。どこかの新聞社とか政党からこの二つを選ぶように圧力がかかったのではないか?とさえ思いたくなるほどタイミングがよい。


先の沖縄知事選。ある候補者は基地は造らせない。米国と直談判してでも造らせない。と豪語していた。その候補者は知事の権限を何と心得ているのだろうか?県民の総意をまとめ国と交渉することはしても国家の外交権まで持っているわけではない。沖縄が反米、反日を掲げて独立するなんていうことは誰が考えてもできることではない。これ以上こじらせたら、隣の大国の思うツボだ。何とかして冷静に対処してほしいものだ。あぁ〜 すっとした。