ポケモン狂騒曲


18日に梅雨明けして以来、久しぶりの雨だ。雨の降り出す前の早朝ウォーキング。少しコースを変えた。土手下の広い荒れ地に不似合いな清楚な感じの花が点々と見える。2mはゆうにある土手を降りて観察。どうも、西洋アサガオの仲間のようだ。花径は10cmくらいだ。ネット検索したら西洋アサガオミルキーウェイ(天の川)だった。


初めて見る種類のアサガオ。清楚な感じ。ネットで答え一発。なんだか、嬉しくなる。おまけに、雨降りになりクマさん御定まりの安息日だ。



20年ほど前のこと。地域の行事でクイズがあった。「ポケモン」とはポケットモンキーの略。〇か×か?大勢の前で〇と答えて恥をかいたことがある。そのポケモンのゲームソフト「ポケモンGO」が社会現象となっている。メディアの扱い方はまさに1億総ポケモン化のようだ。


わが年代は誰一人ポケモンにはまっている者はいないことはわかっている。第一スマホを持っていないから。あの好奇心の塊みたいのメイパパさんですらガラ系だ。一世代以上若いウォーキング仲間の御近所さんは3人ともスマホだけれど、全然興味なしだ。



ふたりの孫、ともに中1でスマホを持っている。夏休みに入ってから配信された関係で、友達同士の情報交換が少ないようだ。親にとってはこれがさいわいしているようだ。ふたりとも、アイテムに金がかかるからアプリをダウンロードするつもりはないと云っていた。


メディアの情報発信に国民も市場も振り回されている感じだ。その上巧みな販売戦略だ。海外で先行発売して話題を呼んだものは、日本では必ずヒットする。それが、まんまと当たったのではないだろうか。この過熱に官房長官が談話でマナーを守ることを呼びかけている始末だ。市場までが任天堂に飛びつき、同社から利益の寄与が少ないと発表されるや急落。まさに、ポケモン狂騒曲だ。



このゲームの仕組み自体よくわからないから、軽々なことは云えないが、なんとなくこのゲームは含み資産の多いものであるようなな気がする。遊んでいる人を例えばコンビニとかファストフードなどに呼び寄せる。その店で客が金を使ったら発信会社に店は手数料を払う。そんなこともできるのではないか。


なんだかんだと云っても、このゲームで遊んでいる人が社会のルールを守って遊ぶことが前提だが・・・。