2月のうちに判っているラジオ改編情報は

NHKについて書くのに力を入れ過ぎたので民放は簡単に。と思いつつ、書くのに4日かかってる。いい加減にしろ、俺。
何と言ってもこの春の改編の中心はTBSラジオでしょう。ラジオ大阪に次いで日本で2局目のプロ野球中継をするのを止めたAMラジオ局になったのですから。その後継番組については局のサイトに出ています。(※リンクは貼りません)

4月2日月曜日 夜6時からライムスター宇多丸の新番組がスタート!その名も……

アフタ−6ジャンクション
<放送時間> 月〜金 18:00-21:00 生放送(予定)
<出演> メインパーソナリティ:宇多丸(ライムスター)、パートナー:TBSアナウンサー(曜日替わり。詳細は追って発表。)

新番組スタートに伴い、約11年間続いた「ウィークエンドシャッフル」は、3月31日の放送をもって終了します。そちらの後枠は…

2018年4月7日(土)スタート!
番組名:「TALK ABOUT」
パーソナリティ:工藤大輝Da-iCE
毎週土曜 22:00-24:00 生放送

工藤さんはボーカル&ダンスグループDa-iCE(ダイス)のリーダーだそうです。

4月7日にスタートする新番組の内容は、「ティーンのリアルな今」が集まる情報バラエティ。勉強、進路、友達、恋愛、家族・・・ 今考えていることや悩みを街頭で徹底的に取材し、 中高生の「等身大の今」を共有。

さらに、ジャンルを問わずティーンに人気のゲストや、スタジオを飛び出しての学校訪問など、 公開放送も予定しています。

また、アイドルウォッチャー、いわゆるオタクでもある工藤の、新番組での アイドル・トークにも注目!

とのことです。
あれっ、日刊スポーツのサイトの検索窓でTBSラジオと入れて検索しても改編の記事が出てこない。おかしいな、記事そのものはあるのに。

  • 産休中の赤江珠緒アナが4月「たまむすび」で復帰 (2月5日)

午後ワイド「たまむすび」は月曜から木曜のメインパーソナリティ、赤江珠緒さんが産休中だったのですが4月から復帰。現在赤江さんの代演をしている吉田明世アナは4月から産休に入る「おめでた産休リレー」(局のサイトの記事より)となります。
そういえば金曜担当の安東弘樹アナが3月で降板しTBSも退社されますが、そちらの後任は外山恵理アナだという事らしいです。しかしそちらは記事になってないな。
ニッポン放送文化放送なら日刊スポーツの記事になっています。これもリンクは貼りません。

レコメン!」木曜日から村上さんが卒業するという知らせは昨年末に発表されました。なにせ前身番組をたどると1997年から出演しているというので20年を超えています。そんな大ベテランだったのか。そんな村上さんにこの春与えられる番組は経済番組だというのだから、実益を兼ねていると言えばいいのか(苦笑)。それが「村上信五くんと経済クン」(土曜午前9時)。
そしてその前に土曜朝の顔になるのが、いとうあさこさん。朝ワイド「ラジオのあさこ」(土曜午前7時)が4月7日からスタートすることになりました。「大竹まことゴールデンラジオ!」の水曜リポーターを2009年10月から務めているそうですが、ラジオキー局で冠番組のパーソナリティーを勤めるのは初めてだそうです。番組のコンセプトは「すべての人をハッピーに」だそうで、それって現行の朝ワイド「玉川美沙 ハピリー」と何が違うの? という気がしないでもないですが、これはこれで面白いのかなとも思います。
記事によると、上口宏社長は、改編の意図について「土曜日に大きく改変したい。(土曜朝の枠は)主婦ターゲットでまいった。問題はなかったが(時代、社会など)いろいろなものが変わっていく中で、チャレンジしたい。今までの作りと若干、違う編成ではございますけど、今の時代に合っているのではないか」と説明した。とのことです。
時代に合わせて変えると言えば…

  • 「高嶋ひでたけのあさラジ!」3月30日で終了へ (2月19日)

たしか「おはよう中年探偵団」が終わってから夕方に移って朝に戻ってきていたんじゃなかったかな。ニッポン放送の朝の顔だった人ですよね。
記事によると札幌オリンピックを実況するなどスポーツアナウンサーでもあったんですね。2020年東京オリンピックまで続けたかったと名残惜しそうに語ったんだそうで、区切りにしたいと思っていた年を前に終わることには無念に思うところがあるのでしょうね。昨年10月に局の幹部から終了を告げられたんだそうですが、局の幹部のほうが年下なはずだから首に鈴をつけに行く幹部も気苦労だったろうな。2020年に喜寿という事は現在75歳、いい歳じゃないかと思いがちですがよくよく調べると森本毅郎さんより3歳も若い。『関係者によると、番組内容や聴取者の若返りをはかることが狙いの1つという。』って書いてあるんだけど、ニッポン放送に若い男性アナウンサーは垣花さんと飯田さんぐらいしかいないわけで(在京ラジオ局でこの時間帯に女性メインなのはRFラジオ日本のみ)、誰を連れてくるんだろう?


今のところ大きなところはこれらに加えてコメント欄に書き込まれた文化放送エジソン」のパーソナリティ交替(これはWikipediaには書いてあるのだけど、ネット上にニュースとしては上がっていないのかな?)ぐらいなものでしょうか。
もうひとつ、ネットニュースにはなっていないかと思いますが、毎月が改編期のRFラジオ日本、ではなくRL.ラジオライフじゃないよ、ラジオ日本は横浜の本局がJORFなのに対して中継局である小田原放送局はJORLです。そのJORLだけで放送されている番組「YUKKYのラジカルランド」(金曜12:30-15:00)が3月30日をもって終了することになったそうです。前身の番組「ラジカルランド」が始まったのは1995年だそうなので23年間の長寿番組でした。昼間の番組だから遠距離受信は無理だしradikoでもやってないから当地に聞きに行かないと聴けない、幻の番組でもありました。最終回にはRFラジオ日本の社長さんがゲスト出演する予定のようです。
ここからは私の憶測ですが、FM補完放送が始まるにつれ、本局と別の番組を放送するという形態がラジオ福島でも、青森放送でも、無くなってしまいました(逆に青森放送では八戸、弘前のみの番組が全県で聴けるようになりました)。これは単に経営合理化というだけではなく、ひとつの放送局から一つの番組しか放送できないようにしようという圧力が働いているのではないか。
いや、南海放送は1時間だけとはいえAMとFM/radikoで別番組やるから。それはそうだけど、南海放送ではAM放送の周波数は1996年に統一されてしまっています。FM補完放送も9つの中継局を2つの周波数で賄います。ラジオ福島はAM放送では福島、郡山、会津若松、いわき、原町といずれも別々の周波数が割り当てられているのだけど、FMでは福島も郡山も会津若松も同じ周波数。これでは局別の番組を放送したりしたら混信してしまいます。それにNHK-FMふくしまFMも1本の主送信アンテナから福島にも郡山にも電波が飛んでいるのにラジオ福島では福島と郡山と別々の送信アンテナ。当たり前だろと何度言われても納得ができません。まぁ私が納得する必要は無いんですけどね。
それで、ラジオ日本に戻りますが、4月から新しい小田原ローカルの番組ができるのであればそれで結構。しかし小田原ローカルという形態を止めるのであれば、それはRFラジオ日本もついにFM補完放送に踏み出すということなのかなと妄想します。どこに送信アンテナ建てるんだよというのが判然としていないようなのですが。
3月になれば細かな改編情報が続々明らかになることでしょう。ラジオの未来は明るいと言えるものであって欲しいと思います。