オーベルジュ土佐山で旬の高知を食す〜夜編〜
オーベルジュはもともと、“宿泊もできるレストラン”の意味。
「とれたての山の幸と川の幸、そして高知近海の海の幸」
を味わえるという、こちらのレストランが楽しみでした。
いただいたのはちょうど5月1日。
月替わりのメニューの初日でした。
美味しかったメニューをここで少し、ご紹介させていただきますー。
まず出てくるのが「食前水」
土佐山の天然水。透き通る美味しさです。
さっそく前菜です。
この玉子焼き、土佐ジローという、地鶏の卵を使っているんですが、
濃厚な味わいで、かなり旨い!
そして土佐山で採れたエシャロットの生ハム包みが、美味しかった〜!
あとは、いたどりの炒めものも入っていましたね。
お造りは「須崎でとれた天然平目」
そこには立烏賊の焼霜と車海老の湯引きも。
平目は歯ごたえがたまりませんねぇ。
地元の土佐醤油との相性も抜群です。
煮物は「新馬鈴薯もちもちまんじゅう」
その名の通り、もちもちです^^
鰹と昆布でとったというお出汁がまた優しい味でした。
焼き物は「須崎の桜鯛 柚香千草焼き」
“土佐山オーガニックライン”なる、たくさんの有機野菜が登場。
スナックエンドウ、ブロッコリー、しいたけ、
干し柿、やつがしら、いたどり、のらぼう菜などです。
どれも、味がしっかりしていて美味しい!
鯛はもちろん、野菜を食べている感じがたまらなくよかった!
冷鉢は「うぐいす豆腐」
ツマのように添えてあるのは白ウドでした!
さらにれんげの花が春を感じさせてくれますね。
このあたりで飲んだお酒のご紹介。
「司牡丹瑠璃」
さわやかな香りの吟醸酒です。
みずみずしく滑らかな味わいですので、どんな料理にも合いますね。
ついついお酒もすすみます^^;
ここで一品、コース外で気になるメニューをオーダー。
「須崎で採れたての“飯烏賊”のしゃぶしゃぶ」
生でも食べられる新鮮なイカを、
しゃぶしゃぶしていただきます!
土佐ポン酢かニラのぬた、2種類の味を楽しめます。
レアの食感がまた絶妙でした^^
烏賊、おいしいよ、烏賊。
さて、ここでコースへ戻ります。
油物は「本川村のこしあぶら天麩羅」
もうひとつは「ありこべのゼブラ揚げ」。
2色のゴマの風味の違いを楽しめました。
酢物は「宿毛産鳥貝の黄身酢かけ」
“かつお菜”というお野菜も入っていました。
ほんと、海の幸と山の幸が見事にマッチしています。
そして、〆に出てくるのはご飯物のセット。
止椀は「安田町の土佐鶴と蛤の清汁仕立て」
土佐鶴とは清酒のブランドですね。
木の芽の香りがすごく効いていて、最高のおすましでした。
さらに、ご飯には、“放し飼い土佐ジローの卵”をかけていただきます。
普段あまりたまごかけご飯を食べない私・・・
しかし・・・これは・・おいしい!!
あっという間にご飯が無くなっちゃいました・・・
いやぁ、さすがです。
満足度の高〜〜いディナーとなりました。
それにしても、採れたての山菜って、こんなにも美味しいのですね。
改めて感動しました。
季節によってメニューが変わるなら、
ぜひ夏の味覚、秋、そして冬とそれぞれの旬を食べてみたい、、
そう思ってしまいますね。
なかなかリピートできないかもしれませんが、
チャンスがあればぜひまた来てみたい!そんなお食事でした。