水色石の雑記帳

2017年11月29日

[]株な日々 ぴあ売っちゃった

リハビリ的に軽く更新


このたび、以前「この優待が続く限りぴあ株を保有し続ける所存です」とまで宣言していたぴあ(4337)を売ってしまいました。もちろん、優待は変わっておらず、毎年ありがたく図書カード5000円分を頂いていたのでありますが、なにしろここに来て株価がぐんぐんと上昇。結構すごいところまで駆け上がってました。


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で、これが業績の裏付けがあるのならまだしも、僕には今ひとつ上がっている理由がわからない……。バブル的な上昇ではないかという不安もあり、とうとう利確の誘惑に抗しきれなくなってしまったのでありますよ。


約1200円で買って6500円で売り。100株なので税金を引いても利益は40万円以上です。宣言を翻してしまったのは少々心苦しいものですが、5000円の図書カード80年分ですからねえ。しょうがないと。これでぴあが今後もぐんぐん上昇していったら「最初気持ちどおりずっと持っておけば良かった」となるのですが果たして? 逆に適当なところまで下がってきたら、また買いたいものですけどねえ。

2017年11月09日

[]「撫物語

撫物語 (講談社BOX)

撫物語 (講談社BOX)


いやあ、本書に出会えて良かったなあ。そんな思いに至らせてくれる「物語」でありました。


とにもかくにも千石撫子です。物語シリーズをほぼアニメで追っていた身としては気になってました。なにせ彼女なでこメドゥーサとかひたぎエンドとかで散々なことになってしまったではないですか。多くの人を傷つけて、自らも傷ついて。何より暦への恋心すら本当ではなかったようなまとめ方にされて。


これで終わりではあまりに可哀想すぎる、という後味だったのですが、ふとしたことでアフターストーリーである本書の存在を知り、急ぎ手に取ったわけなのですよ。


のっけからキャラがブレブレ」とのメタ自虐ネタが入りつつの撫子の一人称。考えてみれば自分はこれまで彼女一人称を読んだことが無かったので、新鮮でした。やっぱり一人称だと、阿良々木君目線とかで見た時の第三者感とは近さが違って良いですね。そして、いつのまにやら彼女の友人になっている斧乃木余接。今作ではまさに頼れる名パートナーでありますが、考えてみればいきなり月火をなぎ倒したこともあって、余接の最初の印象は悪かったものです。その後出番が増えつつも基本はただの脇役くらいに思っていたのに、さらに続くこの存在感の上昇はなんとしたものでしょうか。西尾さん余接が好きなんでしょうねえ。


「次の完成原稿に、お前の顔写真を貼った上で、投稿することだ。そうすれば編集部がお前を美少女マンガ家として、祭り上げてくれることだろう」


本筋とは関係ないのに名ゼリフです。


……それはさておき。いろいろあって開き直ったらしく、堂々とマンガ家を目指すことにした撫子。これだけでも以前の撫子とは違うぞというところですが、式神トラブルを通して過去のいろいろな自分達を向き合い、乗り越えていく、あるいは受け入れていくという展開は、感慨深いものがありました。


まだまだ彼女は未熟で、だめなところもたくさんあるのかもしれません。でも、誰に頼ることもなく自分の力と意思ピンチを乗り切り、そしてあらためて失恋を受け止めた。間違いなく、一歩大人になったお話なのだなと思わされました。


あと、やっぱり撫子の暦に対する想いは恋心だったんですよねえ。軽々しく「恋に恋してただけだ」なんて切り捨てられて良いものではない、と。このことがはっきりしただけでも本書の意義は深い、と思うものでありますよ。


つの日かきっとひたぎにも、暦にも再会して謝ることができるのでしょう(他の物語でもうしてるのかもしれませんが)。心配ばかりだった彼女未来でしたが、明るさが十分に見えてきました。良かった良かった。


これで本書を読む前は言いにくかった言葉がはっきり言えますよ。


「頑張れ、撫子」と。

2017年10月15日

[][]Fate/stay night [Heaven’s Feel]

我々は13年待ったのだ―――とでも言うべきところでしょうかねえ。とうとうこの時が来たか、と感慨深いFate・桜ルートHeaven’s Feel編の開幕です。原作プレイ時に桜はかなり印象に残ったといいますか、応援したくなるキャラだったので、ここでようやく日の目を見ることになるのは嬉しいですねえ。もっとも、このルート自体は長くて鬱陶しくてグログロしいので一度しかプレイしておりません。適度に忘れているのが映画鑑賞上、さらプラスになりそうです。


てことで、映画の内容ですが、3部作とは言えやはり多少のダイジェスト感はありましたかねえ。そこは原作の長さを考えればしょうがない。もっとも、UBW劇場版と比べれば全然ゆっくりですが。逆に言えば、ケチを付けられそうなのはその程度で、全体的には大変力の入った素晴らしい出来栄えでした。監督パンフレットコメントからしても、桜への愛を感じますよ。


構成として、最初に士郎と桜の出会った時期から描き出しているのが良いですね。だんだんと絆が深まっていく二人の姿があるから、桜がヒロインであるということが観客にもすんなりと入ってきます。そして、物語はおなじみの聖杯戦争開幕へと流れていくわけですが、セイバー召喚ランサーとの戦いをほぼすっぱりと省略したのは大英断でしょう。もうそのへんの共通ルート部分はFateファンなら何回も何十回も見ているところですからねえ。初見の人には優しくないかもしれませんが、そこで尺を取っちゃうのはもったいないという判断もあったことかと。


予想以上の迫力だったのがアクションシーンでした。もちろんZeroUBWでもおなじみのufotableさんなので期待値は高めでしたが、期待以上のすごい画面。特にランサー対真アサシン戦はハイライトでしたね。これが劇場版の力ということでしょうか。「Heaven’s FeelTVで見たかったなあ」などとぼんやり思ってもいたのですが、こんなクオリティを見せつけられては文句の言いようもありません。あとufotableさん関連で言うと、イリヤセイバー、そして切嗣絡みのシーンでは、同じ本作がFate/Zeroの正統な後継作品であることを感じさせられたりもして、上手い演出でした。


さて、主人公である士郎と桜。士郎はあの災害トラウマによって少しねじ曲がった性格になってしまっているわけですが、本ルートでの彼は一番人間味があるというか、比較普通に見える気がします(まあそれでもバーサーカーに突っ込んでいったりするわけですが)。そしてそんな士郎に思いを寄せる桜ですが、普段の健気さの中に、時折見せる暗さと危うさがなんとも桜なわけです。士郎と慎二ケンカを止めるところの叫びが、普段の、「士郎の前で見せておきたい自分から外れてしまった辛さが垣間見えて切ないといいますかねえ。境遇的にも人気的にも不憫な印象の彼女ですが、とにもかくにも本作メインヒロイン。全力で頑張ってもらいたいものです。


間桐臓硯と真アサシン勢の暗躍、「影」に飲み込まれていくランサーセイバー。本ルートらしい不穏な空気を残しつつ、物語は次回へ。第2部は来年公開ということですが、来年のいつ頃なんですかね。第3部となるとさらに先になってしまうわけで、気の長い話です。まあ、冒頭に記したようにここまで13年待ったのですから、それに比べればどうということもないですか。まさか本作がここまで寿命の長いブランドになるとは、恐れ入りますよ。

2017年08月31日

[]「ラストゲーム」祝・完結(遅い)

ラストゲーム 11 (花とゆめCOMICS)

ラストゲーム 11 (花とゆめCOMICS)

久々に見たら完結してるじゃないですか。あわてて読みました。この作品については以前一度感想を書いてますが、好きなんですよ。


で、最終巻。良いハッピーエンドでしたねえ。いや、本作がハッピーエンドになるのは誰がどう考えても明らかなのでネタバレにもならないと思うのですが、それでも良い。


柳尚人と九条美琴。もう事実上両思いだったことは明らかなんですが、これ以上こじれずに上手いこといって良かった。真面目なところもありつつ深刻にしすぎないのが本作の長所。作者さんも欄外で書いていますが、これは担当さんの力によるところも大きいのでしょうか。


最後「ゲーム」にこだわらず柳の方から告白するのかなとも思いましたが、やや意外にも美琴から告白とはね。柳くん大勝利でした(10年かかりましたが)。美琴の照れた笑顔が素晴らしいよお。頑張った甲斐がありましたなあ。もっとも、デレ期が短くて嘆いていた柳でしたが。いや、美琴は表情になかなか出ないだけで心の中では柳のことを大好きで大切に思っているんですよ。きっと、多分。


大団円結婚式。柳は美琴に新たな「ゲーム」提示するのでした。美琴幸せにできたら勝ちかあ。正直、もしかしたら今作最大の問題は「ラストゲーム」というタイトル無意味になってきていることかもしれないと思っていたんですが(最初読み切りの予定だったのでしょうがないとは言え)、それすら最後料理してくるとはねえ。恐れ入りました。末永く幸せに。


以前にも書いたことですが、少女マンガでありつつも少年マンガ的な魅力もあり、老若男女楽しめるであろう傑作。そもそも少女マンガラブコメ男子主人公というのも珍しいですかね。柳の性格が味があってよかったです。他のキャラも悪い人がいなくてほのぼのでした。桃香様は苦労しそうですが……。


それにしても、良い作品を読み終わると、感無量とともにお別れが寂しいです。これ、アニメ化したら人気出ると思うんですけど、どうでしょうかねえ。現段階で話を聞かないってことは見込み薄なんでしょうが、密かに期待してしまいます

2017年08月03日

[]疾風怒濤12連勝

西武26年ぶり12連勝!雄星8回1失点、左腕最速158キロも出た(スポニチ)


昨日、難敵則本を攻略さらに岸が出てこず安楽になった時点である程度この結果は期待していましたが、それでも何が起こるのかわからないのが野球雄星が変にプレッシャーを感じて乱れてしまったらどうしようかという一抹の不安はありました。


しかし、そんな心配杞憂雄星はまさにエースらしい快刀乱麻のピッチング楽天打線ねじ伏せ、8回11奪三振の1失点。自己最速にしてNPB左腕最速記録となる158キロまでマークしました。今年の西武ドームは球速表示が甘めとは言え、素晴らしい速球です。ちなみに、これまでも一応「最速左腕」とは言われていましたが、ソフトバンク川原ウエスタンで158キロを出していたので、「一軍では」という面倒な枕詞がついていたんですよね。晴れてその説明不要になりそうです(といっても、まだ「タイ記録」ではありますが)。なお、川原故障と制球難に苦しんでいるようで……。ライバル球団はいえ、せっかく好素材なので頑張ってもらいたいところではあります。


今日の平均球速は151.4キロ空振り率は9.4%でした。もうこのくらいの数字が当たり前になってきているのがすごい。球速的には、やはり8回にはちょっと疲れが出ていましたかねえ。こんな雄星を8年間待っていました。今年は嬉しい(ソフトバンク戦は除く)。


さて、4球団連続3タテ12連勝。26年ぶりだそうで、さすがに前回のは覚えていませんが、これだけ勝つと希望が見えてきます。しかし、それもこれもソフトバンク戦に勝ってこそ。まずは明日です。もし野上-千賀だと最初から負け覚悟でしたが、寺原ならいけるかもしれない。面白くなってきました。