水色石の雑記帳

2017年04月07日

[]機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第50話「彼等の居場所

さて、忙しくてなかなか新アニメも見られませんが、それでも今作の最終回には触れておかねばならないでしょう。


ギャラルホルンの猛攻撃の前に、奮闘するミカヅキ、そして昭弘もついに倒れるのでした。それでも、彼らが稼いだ時間を受けて、鉄華団の多くの団員が脱出成功します。一方、勝利したラスタルギャラルホルン改革を実行し、結果的火星独立も実現するのでした。


クーデリアはかつての鉄華団のメンバーを雇いつつ、ギャラルホルンヒューマンデブリ廃止条約を締結。アトラやアカツキ平和時間を過ごしつつも、戦い、散っていったミカヅキのことを思い起こすのでした。


最終回の落とし所としては基本良かったとは思います。全滅ではなく、なんとか多くの団員が生き残り、未来のために働いているエンド。個人的にはマクギリスが最後まで鉄華団敵対せず、ラスボスにならなかったのが意外な展開でした。それに、ラスタル様が驚くほどの大勝利ギャラルホルン改革と言っても、自分代表に収まってますしね。


さてしかし。この物語を全体でみると、結局なんだったかというのが結構難しいところ。鉄華団はただ、少年たちが暴れて成り上がろうとしたものの、大人に利用されて潰されただけの存在だったのか。……「違う」と言いきれないのが悲しいところで、そりゃ間接的にはクーデリアを救ったり、マクギリスに影響を与えて反乱に繋がらせたりしましたが、直接的には世の中をどうこうできなかったわけです。


から、このお話はやっぱり悲劇なんでしょう。言うなれば鉄華団反面教師として描かれたのかもしれません。たとえちょっと強大な軍事力があったとしても、優秀なリーダーと絆の深い仲間たちがいたとしても、それだけでは勝てないと(これはマクギリスも同様なので、鉄華団とマクギリスは似た者同士なのですね)。結局生き残ったのはラスタルであり、クーデリア。政治や経済での積み重ねを持っていた人たちでした。ラスタルなんて、最後死ぬのがお約束レベルの悪役なんですけどね。キャラとしては憎めないんですが。


つまるところ、「平和努力学問のすすめ」が本作の言いたかったことなのでしょうか(そう言えば、クーデリアも教育を重視していました)。それとも、火星の王なんて身の丈の合わないことは求めず、適当なところで満足せよという「知足」の精神か。なかなかはっきりしません。


作品の全体評価としては、十分面白かったです。ただ、途中までは「ここ最近で一番面白いガンダム」だったのが、マクギリスの蜂起後から失速しちゃったのは否めません。4クールあったわけですから、もうちょっとなにか、うまい構成ができなかったものかと惜しい思いです。あとは主人公ミカヅキも、最後までオルガの言葉頼みの一パイロットで終わってしまった。それが悪いとも言いませんが、主人公としての彼の役割いまいち見えにくかったかと(まあ今作の場合鉄華団全員とクーデリアが主人公という言い方もできますが)。


最後になりますが、アルミリアには今回の悲劇を吹っ切り、幸せになってもらいたいものです。最終回出番がなかったですが、ガエリオが元気そうだったので、妹の身に変なことは起きていないものポジティブ解釈しておきますよ。


なんにしても、従来のガンダムとはまたひと味違う、独特の魅力を持った作品でした。スタッフの皆さんお疲れ様でした。

2017年03月31日

[]開幕だっ!

さて、気合を入れる意味タイトルにエクスクラメーションマークをつけてみました。何しろ今年の西武は例年以上に下馬評が低い。Bクラス予想は当たり前、最下位も、という状況です。


だが、ちょっと待っていただきたい。


確かに岸が抜けたのは痛く、戦力ダウンはあります。が、そもそも昨年の最下位オリックスとは7ゲーム差あったのですよ。そう簡単にひっくり返るものではありません。加えて、オリックスも糸井が抜けてます。WAR的に言えば、岸よりも糸井の穴のほうが大きいと見るべきなのです。よって、そう簡単には最下位にはならないでしょう。……いやま、最下位回避を語っている時点で目標が低いですが。


ひいき目込みで言えば、1・2位はさすがに苦しいとしても3位は狙えるだけの戦力はあると思います。もともと得失点差プラスなのに順位が落ち込んでいたほうがおかしいわけで、ここ3年間はどうにも首脳陣の無策と断ざるをえません。今年は辻新監督の元の船出であり、まだその手腕は未知数であるにしても、今までと風向きが変わる可能性はありますよ。


てことで、


西武 王者・日本ハムに快勝 辻監督初陣飾る 雄星、開幕戦初白星(スポニチ)


まずは初陣勝利! 今年はエースとしてやってもらわねば困る菊池雄星が7回1失点としっかり抑え(いきなりフォアボールを出すのはいつもどおりでしたが……)、打線クリーンアップがしっかり仕事を果たし、何より守備が固かった。木村から浅村・炭谷と繋いだ中継プレーも良かったですが、なによりショート源田のファインプレー! ここ数年ショートで悩んできた(中島時代守備に関しては悩んできた)だけに、喜びも格別です。あとは2割5分打ってくれれば小坂2世になれますが、さて。


それにしても、菊池大谷の対決は見ごたえがありました。1打席目は内角速球を続けてファウルさせ、スライダー三振しかし、2打席目と3打席目は内角球を上手くたたんで打ち返され、大谷の勝ち。特に3打席目は外のスライダーを見せておいたのに、次の速球をしっかりとらえるというのは、菊池も苦笑のすごさでした。ほんと、野手でもバケモノです。もう今年は一年野手でも良いんじゃないですかねえ。


快勝でしたが、難点は2番田代機能しなかったこと。まだ1試合で言うのもなんですが、田代の実績的にはいきなり2番は荷が重いかと。じゃあ誰がいるかというと、結局栗山なんですが、今日栗山が5番で結果を出したので動かしづらい。どうしますか。打線の迫力的には、森がいないのもやっぱり寂しいところです。

2017年03月26日

[]Rewrite 第24話「君と叶えた約束

最終回


すべてを裏切り戦い続けた天王寺瑚太朗の最期。「良い記憶」も一歩間に合わず、彼は世界を守るため、篝を殺す選択しかできないのでした。あれだけ愛した人を手に掛け逝かねばならないとは。


かろうじて残った世界で、平和に過ごす少女たち。久々にこの年代彼女たちが見られましたね。彼女たちが魔物として呼び出した瑚太朗は月に向かい、篝と再開したところで閉幕なのでありました。月に向かう途中の道で、みんな制服姿になるところは良いですねえ。


うむ、なんと言いますか、良かったですよ? 疑問形になってしまうところがあれですが。多分、原作を相当端折っているのではありましょう。説明不足・溜め不足で惜しいところはあります。作画ももうひと頑張りしていただければと。ですが、多分メインの太いところに関してはなんとなくアニメでも伝わってきたので、良しとします。原作もっと濃厚で美麗で感動的なのでしょうねえ。KEY作品にはよくあることですが、美少女ゲームと見せかけておいて全然別物になっていく構成面白かったです。


一番印象的だったのはやっぱり一期の「かがりちゃん」ですかね。その天然ぶりに驚かされました。他のヒロインでは、小鳥の外見に似合わずくだけた性格や喋り方も良かったです。もっと見たいので、やっぱり原作プレイすべきかなあ(でも時間が……)。

2017年03月22日

[]おつかれ様、侍ジャパン

日本 1−2 アメリカ


平日午前中なので試合はほとんど見られませんでしたが、惜敗ですか。メジャー打線ボコボコにされる展開も考えていただけに、善戦と言っても良いでしょう。もちろん、勝てる可能性も十分にあるとは思っていましたが、どうも日本打線アメリカに行くと湿ってしまうようです。今回は過去大会に比べて打線好調だったので期待しましたが、残念。単純に相手のレベルが高いということもあるんでしょうけどね。


それでも、前回物議を醸した「ダブルスチール失敗」のような事件もなく、特に叩かれる采配もなかったようで、さわやかな負けでした。下馬評の低かった中、連戦を通じて成長していった侍ジャパンチームの皆さん、お疲れ様でした。特に小久保監督。火中の栗を拾い、その重圧たるやすごいものがあったことでしょう。采配については、特に投手交代に疑問もありましたが、結果的にはそれが大きく勝敗に響くこともなく、全体的には堅実にまとめてました。まあ、指導経験のない人をいきなり代表監督にすえた人事はどうなんだというのは残りますが……。


欲を言えば日本人メジャー勢と大谷のプレーも見たかったものです。ダルビッシュ田中マエケン大谷とそろっていれば優勝できていたのではないかと。メジャー球団圧力があるからと言いますが、他国に出場選手がたくさんいますしねえ。大谷故障投手は無理でも、打撃だけでも連れて行く価値はあっただろうと、いまらさながらに惜しい(ところで、大谷を仮病呼ばわりする人がいるというのは理解できないです。邪推しすぎってものでしょう)。


WBCという大会自体も、回を重ねるごとに盛り上がってきているように感じられますアジアのみならず、ヨーロッパ中南米も熱くなっているではないですか。あとはアメリカが熱心になってくれれば、というところなので、明日の決勝は注目です(アメリカが勝つのと負けるのと、どちらが次の大会につながるのかは難しいところですが……)。


日程とか収益分配とか問題点もありますが、4年後にはさらに良い大会となって、ファンを楽しませてくれることを期待してます

2017年03月21日

[][]ソードアート・オンライン プログレッシブコミック版)


さて、先日見映画でSAO熱が高まったので買ってきましたよ。「プログレッシブ」のコミック版です。原作小説は読んでないので「そもそもプログレッシブとはなんぞや?」という感じでしたが、どうも最初飛ばしていた1層から順にアインクラッド編を進めていく企画のようで。


ただし、今作は単なるコミカライズではなく、主人公アスナになってます。もちろんキリトもたくさん出てきますが、基本的アスナが中心というのはゆるぎません。そこが良い。


僕はアスナというキャラは好きではありますが、どうも彼女が「完璧ヒロインでありすぎる」ところに少々食い足らなさを感じておりまして。マザーズ・ロザリオ編を経てその感覚は多少緩和されたとは言え、こうしてアスナ視点から物語を見ることで、彼女人間性により深みが出るものと期待しておるのですよ。


もっとも、今作のアスナはどうもツンツンしすぎていて、本編と印象が違う感は否めません。一応理屈的には「デスゲームに巻き込まれたばかりで余裕がないため」ということになるんでしょうが、それを考慮したとしても「もはや別人じゃないの?」という気も。だいたい、最初からキリトと仲良すぎるよなあ、というのも本編設定上からは引っかかるところです。まあ、このへんは原作者承知の上で矛盾しているらしいんですが、どうしたものか。あくまパラレルワールドってことなんですかねえ。


なお、妙に印象に残ったシーンは、5巻でアスナがキズメルと入浴するとき彼女プロポーションを見て「これは男性が創ったファンタジーだ」と認識するところ。なるほど、NPCだからキャラデザ入ってるはずですもんね。セリフは自動生成かもしれませんが、声についてはやっぱり声優もいるんでしょう。SAO事件最中、「自分が出演した作品がこんなことに」と嘆く声優もいたかもしれません。メタ的にはアスナ自身キャラデザ男性だと思うので、「君が言うな」的話であるのがなんとも。アスナプロポーションも十分良いですからね。


このペースで最後までどれだけかかるのか分かりませんが、のんびり追っていきたい作品です。