みるくらりあっと VOL.4 @新宿BLAZE

MOSAIC.WAVが出るライブがあるということで、よく考えずにチケット買って、特に下調べもせずに参加してきました。

会場

新宿BLAZEは、旧コマ劇場の近くなので、新宿駅からは東口から出ます。ボウリング場の目の前。
内部には柵が二つあり、後方の柵のところで一段高くなっています。今回はこの後方柵に張り付いていましたが、非常に見やすかったです。背の低い人、女性はここを狙うのが良いんではないでしょうか。ドコモのアンテナは余裕で3本でしたが、WiMAXの電波は入っていないようでした。
箱の入口は一か所しかないため、今回のような出入りを想定したライブには非常に不向きでした。

みるくらりあっととは

元々は、metaタグが示すように…


content="みるくらりあっとは西日本最大級のアニメ・ゲームの定期ライブイベントです。"
関東民にはあまり縁のないイベントでした。


しかし、現在の説明は…

「みるくらりあっと」とは?
東京秋葉原・大阪日本橋を中心に展開するアニメ・ゲームなどのサブカルチャーフリーマガジン「えくすとら・おたまっぷ(仮)」の発刊及び、オタク系ポータルサイトの運営を行っている「ああとあいてぃ株式会社」運営のオタク系音楽レーベル「milk record」主催の「萌えの祭典」、アニメ・ゲーム系ライブイベントです。

ということで、結局当初の志は折れて普通のライブイベントになりつつあるようです。このVol.4については「今年からは関東でも開催!」ということであくまでも関西メインっぽい表現を使用していますが、次のVol4スペシャルは関東オンリーですね。

本編

天下取り隊 (明坂聡美伊瀬茉莉也國立幸持月玲依)

参考:車が趣味だとお金が掛かる|車売却の3つのポイント
歌唱力に難があるような…!武田家の役のひとが遠目にごついことだけ、印象に残りました。


ところで、アーティストの入れ替わりの時間には、出演者や主催者に関連するPVが流れます。ゆりゆららららゆるゆり大事件が流れたときの盛り上がりがおかしい。天下取り隊は残念ながらそれに負けていました…

yozuca*

5曲くらい。最前列で柵ジャンプしている変なのがいましたが、会場全体としてはそこそこでした。この人もキャリアが長いため曲が多くて、予習しようがなかったのが残念です。
この人が終わった後の時間にもまたゆるゆりが流れ、天下取り隊直後よりテンションが高まっていたためか変な盛り上がりに…!

たかはし智秋

出演メンバーに入ったときは反応に困りました。なぜこのメンバーに混ざった!
やたら長い衣装での洋楽バラード2曲、では安定した歌唱力を披露。アイマス組には周知の事実ではありますが、チュパリコだけ軽く聴いてきたような人がもしいたとしたら、衝撃だったでしょう。最前列の野獣がただ一人警棒3本持ちで猛っていたのが、だんだん手を下げてそのうち消灯するくらいのオーラ。Liaとはまた違って、綺麗というよりは技術的に上手だという印象です。
その後、長い衣装をパージしてダンサー2名を引き連れ、Juicy→チュパリコ。ダンスにも力があります。Juicyでのワイパー(横振り)の煽り、チュパリコのコール指導、どちらもそんなに知っている人が多くない・自身のファンも多くないであろう客層を相手に、しっかり楽しいステージを作ってくれました。
物販には、本人が立っているのにほとんど誰もついていませんでしたが、これは2曲入りCDに3000円つけたavexにもかなりの責任があるのでは。


関連:http://ameblo.jp/chiakinging/entry-11105065097.html:titie

いとうかなこ

シュタゲ関係の歌は盛り上がりました。他はそこそこ、というか最前列エリア以外は地蔵。

ave:new

やたら長いなーと思ったら、事前に公式から特別扱いの告知が出ていたようです。だったらもう少し予習していくべきだったなあ。白沢理恵という人は初めて知りましたが、無責任なファーストインプレッションは、佐倉紗織よりかわいい・歌がうまい・頭軽そう で、歌声の個性では佐倉紗織のほうが上。

快盗天使ツインエンジェルの曲が多いようでした。一曲だけ完璧にわかる曲があり、なんだっけこれ!と思っていたら、Vanille Rougeでした。
ほとんどの曲で全然わからないまま適当に楽しんでいましたが、この人たちのワイパーの振りつけ方は気分がいいですね。速めのbpmでさくさくと短時間振って、明確に次のアクションに抜ける。ワイパー振りって、アーティストがちょっと手を左右に振って投げっぱなしというパターンが多く見られますが、ワイパーは細かいリズムに合わせる楽しさをすべて無くすものでもあります。


終わったあとの休憩で一気に人口密度が減りました。この時点で理由がよくわかりませんが、おそらくは物販に流れたのでしょうね。(後述)

モモーイ

ave;newのテンションそのまま盛り上がってました。モモーイが参加するということでヲタ芸な人たちを非常に心配していたのですが、意外と何事もありませんでした。

MOSAIC.WAV

ようやく本命登場。ecphoric danceで存分にコールできて楽しかったです。知らない人は完璧に置いてけぼりになる曲ですが、そんなのを遠慮する人はいないイベントなのでこれで良いのでしょう。でも、アルバム曲(Flyer、時空間超越 √ ライブラリィ)の盛り上がりは、多少他より抑え気味でした。
そして、Love Cheat。個人的にMOSAIC.WAVに深くはまっていくきっかけになった曲であり、いつかは聴いてみたいと思っていた曲でした。


Love Cheatが始まったころには、左足の親指に激痛が来ていてジャンプ出来ませんでした。これはたまらん、ということで自分のスペースを放棄して一度外に。

榊原ゆい

既にスペースを放棄していたので、入口近辺からちらちらと見ただけでした。ダンスに気合が入っているし、曲も楽しそうでよろしいのではないでしょうか。この人は予習していかなくても結構楽しめたのではないかと。

物販

ライブ本編以外には、通路で行われていたグッズ販売について触れておきます。ライブ中、グッズ販売コーナーではアーティスト本人がグッズやCDなどを販売し、購入者に対してサインしたり握手したり雑談したり、が行われていました。列の混み具合によりますが、誰かが歌っている時間帯であれば、ファン一人あたり1〜2分は普通に使っていたんじゃないでしょうか。終演後はきっと人が一杯なので、そんなことはないと思いますが。本人と会話したい!という意気のある人は、グッズ販売も楽しみに参加するのも悪くないと思います。
全アーティストが行うわけではないでしょうが、自分が榊原ゆいの出番に確認したタイミングでは、たかはし智秋いとうかなこMOSAIC.WAVave;newの4組でした。早い時間にはほかの人たちが居たんでしょうかね?

その他

ave;newが出てくる直前に、前方でPVを流している画面で「再生に失敗しました」みたいなWindowsのダイアログが出る事件が。エラーメッセージの内容からしてファイル形式の問題、事前に一回でも検証していれば起こらなかった問題のように見えます。

総括

こんな長いとは!開場13:30あたりで並び始めて、オールスタンディングの会場で21時頃まで。先日のANIMAXも長丁場でしたが、椅子席でしたからね。さらにオルスタなので、物販に行くにもトイレに行くにも、場所キープの必要があります。ぼっち参戦には非常に不向きです。隣の女子グループは一定のエリアを数人でキープしつつ、時々1〜2人がその場を離れるような戦略でした。開場に入れなくてロビーに溢れています!というアナウンスがある状態なのでモラル的にはどうかと思いますが、戦略としてはこれが正解です。


ANIMAXと共通した感想になりますが、アニサマと違って一曲歌って引っ込んだりはせず、各アーティストが喋ったり何曲か歌ったりと、それなりに自分の力を出して帰って行ったように思います。これは特定のアーティスト目当てで参加するにも、知らないアーティストから合いそうな人たちを見つけるという目的でも、有難いです。
みるくらりあっととANIMAXを比較すると、みるくらりあっとを十分楽しむためには相当な予習が必要なため上級者向きです。特にMOSAIC.WAVave;new、事前に覚えてこないとまったく手の出しようのないコールですから。あれ全部わかってたら楽しいでしょうね〜。




全てをまとめて振り返ってみると、予習まできっちりしてあるような思い入れのあるアーティストが居る & それ以外の出演者について予習する & 長時間戦う元気がある人、というのが、みるくらりあっとに最適なターゲット層のようです。