愛を読むひと

リトルダンサー」があんまりよかったんで、スティーブンダルトリー監督の映画をレンタルしてくる。「愛を読むひと」というタイトルから恋愛ものであるだろうということはわかったのだが、前半SEXシーンが多くて自分には、ちょっと刺激が強すぎる。ドイツが舞台だが、英語。自転車の小旅行でのヨーロッパの景色や、ラストのシーン等、なかなかいい場面があった。また、文盲の女性に読み聞かせることによって、愛情が深まっていくというストーリー(原作は『朗読者』というらしい)は、面白いと思った。後半お話は大きく展開し、少年だった彼は弁護士に、ドイツのアウシュビッツで働いていたという過去を持つ彼女は、裁判にかけられ、無期懲役で投獄される。彼は、朗読したテープを獄中の彼女に送る。何十年後?釈放されるという前日、彼女は自ら命を絶ってしまう。という悲しいお話。重い、実に重苦しい、いったい戦争とは。スティーブンダルトリーという監督、これが3作目?2作目の「めぐりあう時間たち」も見てみようと思う。自分より3歳も若いことに驚く。まだまだいい映画作ってくれそうだ。A
2008年 スティーブンダルトリー監督

実は、2日かけて「アバター」見てみた。ジェームズキャメロン監督の「タイタニック」はなかなかよかったんだが、これはちょっとついてけなかった。あんまり長いので、途中で寝ちゃったし。去年すごいヒットになったのは、やはり3D映画として話題になったせいかな?映画の内容としては、ちょっとがっかりだった。