探偵はBARにいる



かみさんの希望でこの映画を見に行く。この話、札幌のすすきのが舞台となっていて、北海道の食べ物(ジンギスカンやラーメン)や札幌の観光地(時計台、大通公園など)が登場し、北海道の観光アピールにもなってる。話は東直己という札幌在住の作家さんで、シリーズになっているらしい。ハードボイルドっつうんで、なにしろ主役の大泉洋さんがどんな演技なんじゃろと思ったら、失礼ながら意外や意外すんごくよかった!この役にぴたりはまっていた。ふ〜む、やるな大泉。日曜夕方テレビでやってるヨーヨーズぐらいしか知らないあっしにはほんと恐れ入りやした。探偵の正義感が実によく伝わってきました。それから、相方の北大学生役の松田龍平、こちらも大泉さんに負けず劣らず(かっこよさは、やっぱりこっち?)よかったな〜。普段はさえない貧乏学生だがケンカにゃ、とにかく強いってね。あのぼそっと素朴なセリフがまたよかったね。二人の乗るポンコツ車、ルパンを思い出した。ちょっと血なまぐささが嫌だったが、とにかく面白かった。興行成績も良かったようで、もう第2作が決まってるらしい。途中、偉い歌のうまいおばさんが出てきて最後のテロップ見て、カルメンマキとわかり納得。朝9時から見たので、昼は「花薄荷」で昼食。亜由美の誕生日プレゼントも買った。A
2011年 橋本一監督 東直己原作