購入本

宗像教授伝奇考(第3集)

file14,15の連作,彗星王だが.失踪した父親の謎を追い求める中学生に,出雲っていうと,諸星大二郎の「暗黒神話」(ISBN:4086170906)を連想しますが,オマジューが何かでしょうか?
暗黒神話の方は主要な舞台が地図上でオリオン座の形になるのだが,こっちは三角形でその分ダイジェスト版になっている.
解説は田中芳樹が書いているのけど,文筆家としてはもうダメダメって感じ.

その他,勢いによる購入本

岩波文庫も見つけた時に買っておかないと後悔すること多し.
もっともダブリンの市民とアラン定義集以外は積ん読本になりそうな気配だが.

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オープンソース・コード管理アプリ「CVS」に6つの脆弱性

これらのセキュリティ脆弱性が発見されたことを受けてCVS Projectのリーダーらは、開発チームはインターネットから直接アクセスできる場所にソースコードのレポジトリを置くべきでない、と忠告する。CVS Projectの3人の保守管理者の1人で、プロジェクトのリリースマネージャーを務めるDerek Robert Priceは、レポジトリはLANやVPNからのみアクセス可能な場所に置かれるべきだ、と話している。

 「CVSが安全でないことは、これまでも常に指摘してきた。その点については何ら隠し立てしていない」(Price)

いろいろ厄介.CVSはもう駄目かも
オープンソース方面ではかなり問題になりそうだ.
「われわれは今一つのソフトウェアを失った.これは終わりを意味するのか?」
てなわけでCVSに変わるセキュアでオープンなな何かを見つけないといけない.Subversionもこの前CVSと同時期に問題が見つかっている.
BitKeeperを頑固に使い続けるLinusは先見の明があった...わけないよな.

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身内も敬遠していた三菱の車

間もなく会合がお開きとなって参加者が散り始めた時、通産官僚はある一人の幹部に物陰に引きずり込まれて、ひそひそ話しでこう言われた。「三菱自動車の車を買ってはいけません。この間も、ハンドルがガタついて抜けそうな事件がありました」と。さすがにこの官僚も驚いた。三菱グループ企業の幹部から、こんな話を聞かされるとは夢想だにしなかった。身びいきはあっても、あからさまに身内の作った商品を買うなと言われれば、誰でも、一体どうなっているのか、ということになる。この当時から三菱の車は身内からも不信感を持たれていたのである。

すげー不愉快な記事.
官僚とかはこの手のネタをいっぱい知ってるんだろうな.で,国民には教えないと.
もちろん新聞記者も同罪だ.おこぼれでこの手の話をいっぱい知っているんだろう.
でも裏が取れないって理由で記事にはしないんだろうね.
でも自分じゃ三菱の車は買わないんだろうな.

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アクセス数など当てにはならん

別ページの方は試験的にはてなカウンターをつけている.
そっちは特に宣伝も何もしてないただのサッカーネタページなのだが,最近,よそのblogのオーナーに発見され,何故かサイドバーのリンクリストに追加されてしまった.
えー,まあ,その手の感情を発露するのは苦手なのでskip.
で,おかげさまで別ページのアクセス数が増えたように見えたのだが,アクセスログを見ると妙なログがある


2004-06-10 07:27:44 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
2004-06-10 07:26:11 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
2004-06-10 07:25:53 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
2004-06-10 07:23:10 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
2004-06-10 07:22:28 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
2004-06-10 07:21:09 hoge.hoge.jp http://foo.bar.jp/
hoge.hoge.jpはホスト名,http://foo.bar.jp/はリンク名である.
もちろん仮名にしてある.
これを素直に解釈するとどういうことになるかというと

  1. http://foo.bar.jp/から,うちのページにジャンプ
  2. http://foo.bar.jp/に戻る
  3. またうちのページにジャンプ
  4. これを繰り返す

ということになるが,んなわけはない.
僕はこの辺の分野には詳しくないのだが,ほぼ間違いなく,プロキシーかアクセス高速化ソフトなんかの先読みキャッシュであろう.
ブラウザがアクセスしたページ内のリンクをさらに向こうのページを読んでキャッシュするというやつである.
上の例にしても実際に何回も読まれているのはhttp://foo.bar.jp/の方で,うちのページは先読みキャッシュ用のプログラムがGetしているだけである.hoge.hoge.jpの主がうちのページを読みに来ているかどうかはわからない.
なんか寂しいわね.
しかし,この手の先読みするプログラムってどのくらい普及しているんだろう?
たぶん普及率はかなり高いように見えるが,これが相当する普及しているとなると,いわゆるアクセス数についての考え方を考え直さないといけない.
よく人気サイトや掲示板からリンクされて,アクセス数が増えました,万歳!とかいう微笑ましい書き込みを見かけるが,実際には先読みされているだけで,本当には読まれていないのかも知れない.
Trackbackの効用もそうで,人気サイトにTrackbackしたらアクセス数が増えたというのは幻想かもしれない.単に先読みされているだけなのかも.
SEOの効用も,検索結果の順位が上がったらアクセス数が増えたというのは幻想で,単に先読みされる件数が増えただけなのかもしれない.
アクセス解析してユニークホスト数が増えた減ったなんて一喜一憂するのも無駄かも.ユニークホストの何割はプロキシーによるゴーストアクセスかもしんないぞ.
一番怖いのはアンテナだな.アンテナ経由でアクセスされたからといって,読まれたという保証はない.先読みされただけかもしれない.
しかもこの先読みが1段で終わっている保証はない.2段,3段と読んでいるソフトだってあるのかもしれん.うちのページがリンクされているページがリンクされているページが読まれたっていうんでアクセスがかかったらたまらんわな.
とにかくアクセス数=読まれたではないようだ.やれやれ.
もう少し遊んでからカウンターは外すことにしよう.


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