『要チェックなバンド』

木漏陽通りにて

今日も何気にスペシャ流していたら久々に『グッとくる』バンドに出会えました。『Lamp』の「今夜も君にテレフォンコール 」という曲なのですが、懐かしさの中にも今最も革新的な音に聞こえました。ベースは「はっぴいえんど」や「シュガーベイブ」などいわゆる70年代のジャパニーズポップス調なのですが,多彩な楽器を取り入れた音作りやコード進行が面白く(ちょっとキリンジ風=私のハマリ安い王道パターン)思わず聴き入ってしまいました。それと何が革新的かというと男女のツインボーカルというところ。今あまり見かけませんよね?(サブパート的には結構ありましたけどね)そのハーモニーワークがなんとも気持ちいいんです。洋邦共に70年代を音楽的ルーツにしているアーティストはたくさんいますが、彼らも先に述べた70年ジャパニーズポップスやサイモン&ガーファンクルなどのアコースティックサウンドジョアン・ジルベルトカエターノ・ヴェローゾなどのブラジル音楽。はたまたスティービーワンダーやリロイ・ハトソンなどバリバリのソウル。更にボビーコールドウェルなどのAORやシティーソウル(ポップス)・・・。とにかく音楽の幅が広すぎます。それも私の好きなものばかり(笑)やっぱり『音楽』を知っている人の作る楽曲は完成度が高いし、こだわりが随所に感じられ聞いてて面白いですよね。それと彼らのHPを情報収集ながら見ていたのですがいい意味で『変わり者』なのかも知れません。レコメンドするアルバムや楽曲がホントマニアックなんです。いわゆる世間一般的に評価されてるものにはあまり興味を示さず、本当に楽曲や音作りにこだわったものを評価しています。その気持ちよくわかります(笑)
 というわけで、何で今まで知らなかったんだろうというぐらい今後の動きが気になるバンド『Lamp』でした。

 今日はもうひとつ。『Salyu』のライブ映像初めて見れました。この日記でも先ごろレヴューしたアルバム「Landmark」から「Dramatic Irony」 のLIVE Ver.がスペシャで解禁になりました。しかし「ライブで良くここまで歌いこなせたな 」と言うのが正直な感想。この曲サビのフレーズがめちゃくちゃ難しいと思います。さすが昔聖歌隊で鍛えただけの事はあると同時に彼女にはやはりしっかりした表現力がありますね。自分の物を持ってます。小林武史のサポートもGOOD!ですね。

※ゴメンナサイ。昨日予告した『MEGA ☆ROCKS』のプログラムの件について書こうと思ったんですが、JUNKBOXの発表がまだなんですね。でも現段階ですでにかぶりまくり…。それとJUNKBOXのあと1枠一体誰なんでしょう?かなり気になります。