同期の話

昨日のことのようですが、スリランカ同期同士の夫婦に子供が誕生したようです。


私と彼らの関係性を考えれば、ここで一つ皮肉でも悪態でも付くのがセオリーのような気もしますが、送られてきた写真を見ると本当に可愛らしいお嬢さん。


「おめでとう」という以外に何も出てこない。


いやぁ、素晴らしい。




誕生して間もない訳ですから「吾輩は赤子である。名前はまだ無い」と思ったかどうか確認できませんが、未だ名前は授かっていないようです。
彼女にとって、最初で且つ一生使うプレゼントですから、夫婦としては大事に考えることでしょう。
私も、僭越ながらいくつか提案させていただいたので、そのうちの一つにでも採用が出れば、嬉しく思います。




「同期は良いとして、あんたら夫婦はどうなんだ?」という問題もありまして、今現在不妊治療を始めたところであります。
精子の量、数、共に少ないということで、自然妊娠が不可能な訳ではないですが多少の治療は必要かもねって感じです。
男性側の問題としては、精索静脈瘤の手術をするのかどうか、ってこともある。
手術をするにしても、その後の精子の質改善は半年以上の時間を必要とするわけで、また必ず改善されるとも言えない。
女性側としては生理の不順があり、所謂、自然妊娠対策としてのタイミング法にも難がある状況。
いずれにしましても今一度タイミング法を試みた後、結果が出なければIUI(Intrauterine insemination=子宮内人工授精)に進みます。
これは、採取した精子を遠心分離に掛け、activeなものだけを選別してカテーテルで子宮内に挿入するという術式。
これによって、活性度の高い精子を送り込むことが出来、精子の移動距離も短縮させることが可能なので受精確率が向上すると考えられている。
この場合も妊娠確率は5-10%ほどに留まり、統計的には6回で90%が妊娠するとのこと。
ただ、間違ってはいけないのが、100人のうち90人が6回以内に妊娠するというわけではなく、妊娠したうちの90%が6回以内に妊娠したという事。
ここ、間違いやすいので注意が必要です。


自然が一番ですが、この場合は比較的お手軽に試せるので、とりあえずのスタートとしては良いと思う。
ただ、男性にしてみればサンプル採取だけですけど、女性はもう少し負担が大きいので「申し訳ないなぁ」とは思うわけです。



とまぁ、我々の状況も報告できましたし、同期のオメデタイ話も報告できましたので、この辺で。