政局が動き出してる。日本は、どこに行くんだろう。

「天皇」の原理

☆小室本、「日本人とユダヤ人だけが世界史上唯二つ。神からのぞみの地を約束された民である。」ユダヤの神から日本の天皇にアプローチしていく。天皇は不思議だ。天皇の奇蹟は起こるのだろうか。

日本の戦後〈下〉定年を迎えた戦後民主主義

☆上巻が出てから、月日がたった。もうそろそろかな・・・と思っていたら、本屋で見つけた。佐藤首相の沖縄返還から、小泉の改革まで。高度成長期がバブル崩壊となり・・・これからを考えさせるものがある。

ヘッジ取引の会計と税務

☆仕事の必要があって、アマゾンで探して古本を取り寄せた。新しい版があるようだが、手に入らなかった。デリバティブ取引はとっつきにくい。金利キャップ取引を調べようと思ったのだが、最初、どの本を読んでもすっきりしなかった。金利スワップとオプションの違いすらわからなかった。この本で理解できた。わかりやすく、実務的な本だと思う。

岩崎弥太郎 (歴史人物シリーズ―幕末・維新の群像)

☆本宮のマンガで、この三菱の創立者の存在を知っていた。明治の人物はなんでこんなにエネルギッシュで、改革精神に溢れているのだろうか。小泉首相が自分の保守に拘らずに、郵政改革に進んでいく姿とオーバーラップするが、大きな危険性をはらんでいることも事実である。岩崎の綱渡り人生は成功者の誉れだが、これからの日本はどうなっていくのであろうか。小泉がんばれ！

二十歳のころ〈2〉1960‐2001―立花ゼミ『調べて書く』共同製作 (新潮文庫)

☆田中首相を、頂点から突き落としたあの立花氏が、東京大学でゼミの学生らと作った本。各界の有名人の知られざる20才の姿の取材を通して、その本人のルーツだけでなく、その時代の日本の姿、考え方、生活が感じられて面白い。特に、坂本龍一の芸大時代とか、貴重な取材だと思う。