moukore2005-05-02

やりすぎについてちゃんと書いてみる編
今田兄さんと言えばパンクラスに通い芸人仲間で今田道場を構える格闘技をやる側の人である。
品川がグラバカに通っていたりと芸人の間でも世間と同様にプロレスから総合格闘技にファンが流れていっていることへ立ち上がったプロレスを愛しすぎた男たちの逆襲である。
メンバーは司会に今田曰く「オレよりプロレス詳しくない」という東野(リックフレアーが好きで、初代ブラックタイガーが現在移動動物園をやっているトリビアを披露)を筆頭にバッファローケンコバハードゲイで大人気のレイザーラモン住谷、そしてリットンと申し分のないメンツである。
以前この番組でアキと山下の総合をやったところ裏の藤波復帰戦より視聴率を取ってしまったという衝撃の事実から総合にプロレスが負けている事実を出されたとこからスタート。
以下討論会では「プロレスの魅力とは?」、「最強のレスラーは誰だ?」、「猪木と馬場強いのはどっち?」といつの時代のプロレスファンだよっていう2〜30年前の懐かしい風景であった。
確かに今は最強は誰だとか、ノゲイラヒョードルどっちが強いかとか全部格闘技に持っていかれているわ。


特に最高だった下りをひとつふたつ

水野「プロレスというのは自分の中にある少年性のリトマス試験紙なんです。」
竹若「そうです!僕たちはピーターパンなんですよ!」
東野「我々ピーターパン?」
木村「郁恵さんですよ。」
東野「我々郁恵ちゃんなわけ?」
コバ「ネバーランドを探しましょうよみんなで!!」

と、一致団結しているようで急に意見が対立し出すとパワーホールの音と同時にリングが現れプロレスごっこで決着を。試合のあとはもちろんノーサイド。プロレス最高!!


馬場さんが亡くなり3ヶ月間やけ酒を浴び続けていたリットン藤原の元に馬場さんが現れ励ましてくれた話。

木村「ストイックに喪に服して、オナニーをやめてたから馬場さんが現れたと思いますよ。」
東野「えっ、藤原さんは馬場さんが亡くなられたあとオナニーを断ったわけ?」
藤原「3ヶ月。」
コバ「人がオナニーを3ヶ月我慢するのにどれだけの覚悟があると思います?」
  「超人ですよ。人を越えてます。」
東野「じゃあ馬場さんが枕元に現れてオナニー解禁になったんでしょ?そのときどんなオナニーだった?」
藤原「あのね、もうね何て言うんですか尿道がぷるんって」
今田「最強の話せぇ」

このときの大橋アナちょーかわいい。


プロレスものの締めと言えば昔から春一番の猪木である。

ヒョードルノゲイラ確かに強い
でもモノマネしたって食えねぇじゃねぇか
プロレスだから怒った
プロレスだから笑えた
プロレスだから今日もメシが食える!
プロレス最高!!」

この言葉は真理をついていて、どんだけ格闘技がブームだろうと格闘家のモノマネは笑いとして成立してないんです。関根さんのマニアックモノマネぐらいです。関根さんは関根さんがやることがジャンルでもありますから。
現在長州小力がブレイク中である。僕、西口に昔通ってたんでパラパラが現場で元ネタとしての長州を知らないであろう若い女子層にウケていたのを見ていたので、これはそこ関係なくおもしろいんだなということ(元を知ってれば倍おもろい)に確信を持っていたもののここまでウケるとは予想出来ませんでした。
長州のモノマネと言えば有田や神無月、三又らが先に成立させている土壌というのもありましたが、プロレスのモノマネってのはおもろいんですよ。
他で言うと神無月の武藤。あれは神無月が「膝の悪いレスラー」と称するように膝の悪い人のおもしろい動きって形で武藤を知らない人にもビジュアル含めておもろいと。
やはりプロレスラーとはエンターテイナーであり、肉体表現に長けておりますのでそれをモノマネとしてデフォルメしたらおもろいものになるんです。ビジュアル面でもタイツひとつとってもそうだし、顔もパンチ効いてますますから笑いにつながりやすい。
対して格闘技の動きは地味であり、デフォルメしづらいのです。顔もタイツも地味。


とにかくこの番組、発言にハズレなしでしたね。
僕も実際のとこすっかり格闘技よりになってますが、久々にやっぱプロレスの方が最高!!って思えるインポも治った時間であった。



#武下くん、焼いたの送ろうか?