王位戦、山崎隆之五段が挑戦者決定戦に進出

昨日行われた王位戦挑戦者決定リーグ白組4回戦▲屋敷伸之九段 対△山崎隆之五段の対局は96手で後手の勝ちでした。これで山崎五段はこのリーグを4連勝。他の5名の棋士は全員2敗以上しているため、最終戦を待たずに山崎五段の挑戦者決定戦進出が決まりました。

もし山崎五段が挑戦者になれば、初めてのタイトル戦となります。昨年王座戦に登場した渡辺明五段に続いて、若手の挑戦となるでしょうか。

東京道場の入場者定員が三千名に

★入場者定員3000人トライアル中:

東京道場入場者定員を、切りのいい3000人に戻しました。しばらくトライアルします。

なお、観戦者定員は、従来通り800人です。観戦チャット制限値も、従来通り250人です。

これまでは2800人だったところ、200人増やして3000人にするということです。毎晩定員に達する状態が続いていますけれども、大阪道場はなかなか満員にはなりません。そこが一つの壁ですね。

朝日オープンプロアマ戦の組み合わせ

6月6日(日)に一斉に行われる第23回朝日オープン選手権1回戦の組み合わせが発表されました。プロ対アマ10番勝負と位置づけられ、ウェブ上での棋譜速報も行われるこのイベントは、アマチュアにとって最大の晴れ舞台であると同時に新人プロ棋士にとってプロ入り後初めて大きな注目を浴びる舞台でもあります。今年はアマは何勝できるでしょうか。

「ゲーム脳」説がさらに浸透?

既にマスメディアで「ゲーム脳」という単語を聞かなくなって久しい2004年初頭に実施された調査であるにもかかわらず、『ゲーム脳の恐怖』の説を支持する人はさらに増えているのだ。12%というと少ない数値に見えるが、単純に日本の人口で換算すると、1523万人にものぼる。

1月23日に書いたように、「ゲーム脳」の「ゲーム」には将棋も含まれていると考えられます。上で言及された「12%」の全てが将棋についても悪影響があると考えてはいないと思いますが、もしこのまま「ゲーム脳」説が定着することになると、将棋を指すべきではないとする根拠を欠く主張が蔓延する危険性もなしとは言えません。そうなる前に誤りを積極的に指摘していく必要があるのではないでしょうか。日本将棋連盟は最近教育界との連携を重視していますので、その方面で誤った認識を持っている人がいれば説得することを期待します。

チェス界の団体

これまでチェス界を取り仕切る中心にいたのはFIDEという団体でしたが、最近ACPという団体が出てきているそうです。議長に選ばれたのはロチェ。一昨年10月に来日して、羽生・森内・佐藤とチェスの対局を行ったグランドマスターです。

このあたりの話はよく知らないので、いずれ時間を取って調べてみたいと思います。

将棋盤表示の新しいやり方

やねうらおさんが作って下さいました。今時間が取れないのですが、近いうちにテストして、改善の要望とか実際に改善してみたりとかしたいと思います。

画像をコピーしてパスの設定を変更すれば、はてなだけでなく別の場所でも使えて、応用範囲の広い方法です。うまく使えば、現在主流になっている将棋盤を1枚の画像として表すやり方よりも楽にアップロードできて、しかもアクセシビリティを高くすることができるかもしれません。

で、話は変わってミラクル将棋勉強法ですが、これは詰将棋創作にも当てはまりますね。余詰や非限定などが生じたときに、手順が異なる部分を抽出して本手順でない部分だけをつぶすのは、同様の考え方が適用できます。

近代将棋

もずいろ 風変わりな将棋の部屋が今月26日に発売される近代将棋誌で紹介される予定です。発売日までには更新する予定だったのですが、できるかどうかやや怪しくなってきたのでとりあえずここに記しておきます。

将棋キーワード

キーワードの「将棋」がゲームカテゴリになっていたので、一般カテゴリに戻しました。理由はよく知りませんが、囲碁将棋関係のキーワードはこれまで全て一般カテゴリになっていたので、一貫性の観点から一般に移してみました。

カテゴリわけの基準はよく知らないので、問題があれば教えて下さい。

『妄想中学ただいま放課後』

昨年8月に発売された『妄想中学ただいま放課後』(宮藤官九郎著、太田出版)を読みました。この本は同い年(じゃない人も含まれていますが)を集めて中学のクラスを作ったらどんな感じになるだろうというコンセプトに基づいた対談集です。8人中5人目に羽生善治名人が登場します。対談の表題は「普段は目立たないが将棋(と寝グセ)は日本一!」。なんだか珍獣扱いですけど、一般的にはそんなイメージなんでしょうね。対談後記で「しかし、今日は同じ歳っていう感じが全くしなかったですね。確実に、同じ世界は見ていなかったと思う。」とか書かれています。たしかに羽生名人と同じ世界を見ている人はこの世にほとんどいないわけですけど。

対談の前半は子供の頃の思い出と将棋界の紹介で、このページを読む方なら知っている話も多いですが、私は後半の話が特に楽しめました。いくつか抜粋してみます。

羽生
あとね、持ち時間が残り一時間を切ると、記録係の人が、机の上に六〇から一まで書いてある紙を出してくれて、それが一分ごとに消されていくんですよ。だんだん自分の寿命が縮んでいくようなきがしてねぇ(笑)。
羽生
(プロの将棋は)技術の勝負っていうよりも、体力とか根性の世界。よく「集中力の戦い」って言われますけど、そんなきれいなもんじゃなくて、もっと泥臭いものなんですよ。
宮藤
徹夜でマージャンしているときみたいな?
羽生
あ、似てますよ、きっと。最後、朦朧としてくる感じが。ただ最後にシャンとしていないといけないっていうのが辛いですね。