高次脳機能障害の実態

 病気や事故などの様々な原因で脳が損傷されたために、言語・思考・記憶・行為・学習・注意などに障害が起きた状態を高次脳機能障害といいます。研究領域によっては、認知障害神経心理学的障害などともよばれています。

 原因として最も多いのが脳卒中ですが、交通事故による外傷性の脳損傷(頭部外傷)でも多く見られます。その他、脳炎低酸素脳症などでも起こります。高次脳機能障害の多くは外見からは分かりにくく、本人も自覚していないことが多く、家族からも理解されにくい状況にあります。

半側空間無視 ?半側身体失認 ?地誌的障害 ?失認症

?失語症―コミュニケーションの困難
?記憶障害(健忘症候群)―記憶と学習の困難
?失行症(動作と行為の障害)

?注意障害―注意力・集中力の低下
?遂行機能障害(前頭様障害) ?行動や情緒の障害 
?症状のまとめ

 ・血腫 ・脳挫傷 ・出血 ・脳梗塞 ・脳炎 ・中毒
・・・・・カルテ別紙

太陽は巨大な核融合プラズマ

 太陽の構造を見てみましょう。太陽の半径はおよそ70万キロメートルで地球の約109倍です。中心に「核」があり、その周りに「輻射層」「対流層」「光球」さらに「彩層」「コロナ」があります。

通常、私たちが目で見ているのは光球の面(約6千度)で5百キロメートルの厚みです。その上の彩層は約2千キロメートルの薄い層(数百万度)であり、その外に、数百万キロメートルにも及ぶコロナ(百万度)が広がっています。

 太陽中心の核はおよそ千5百万度であり、4個の水素原子からヘリウムが生成される核融合反応により、太陽の燃焼が維持されています。

約800万度以上では、陽子(水素原子)同士で重水素原子が生成され、その重水素と陽子でヘリウム3ができ、ヘリウム3同士でヘリウム4と2個の陽子が造られる「陽子−陽子チェイン」反応が起こります。

約1300万度以上ではヘリウムの燃焼でできた炭素、窒素、酸素を触媒とした水素燃焼反応も起こっています。
 
 太陽は重力で閉じ込められた巨大な水素の核融合のプラズマです。太陽同様に、他の輝く恒星のエネルギーも水素の核融合反応で維持されています。

プラズマは波の宝庫

 プラズマは荷電粒子としての電子やイオンの集団運動で特徴付けられますので、いろいろな波が立ちます。

 磁場がない場合には、既に述べた「プラズマ振動」があります。プラズマに熱運動がある場合には、この振動が周囲に伝わることができ、「電子プラズマ波」が生成されます。これは、電子のプラズマ振動数よりも高い領域での縦波としての粗密波です。

 一方、イオンのプラズマ振動数よりも低いところでも粗密波が作られ、「イオン音波」と呼ばれています。

 これは周波数一定を基本とした電子波と異なり、速度一定の波であり、熱運動がない場合には伝わりません。

 磁場がある場合には、静電波と電磁波、磁場に平行と垂直、等で分類できるいろいろな波があります。



            

加速し始めた円安

                       朝倉氏 フーチ 90%
 相場をみるうえで一番肝心な事は大きなトレンドを意識しておくことです。ある一定のライン、例えば140円とか160円とかいうラインを超えてくると、その時は日本国債の暴落と共に止まらない金利高、並びに止まらない円安への制御不能の動きが始まるということです。
      日米金利差による円安への動き

 多くの要因が日本で構造的な変化を起こしていることは捉えておく必要があると思います。今年5月は1.5%台だったわけですから米国では今年は長期金利が倍近くなったわけで、結果的に長期金利の日米金利差は現在2.3%となり、今年の4月、5月の時点と比べると日米の金利差は約3倍になりました。

 この日米のおける今後の根本的な金融政策の違いとそれに伴う更なる金利差の拡大については市場関係者の一致した見方であり、そういう意味では金利差という視点から考えると円安への動きは必至なのです。

 日本企業は工場建設などの設備投資を国内よりも海外で積極的に行ってきましたので、すでに工場は海外にあります。
したがって、円安になっても輸出数量が増えないのです。こうして円の需要よりのドルの需要が継続的に増加して定着して、相場としては完全なる円安方向への基調転換となったわけです。

 日銀はマネタリーベースを来年末には270兆円にもっていく計画ですから、日銀による円の供給量の拡大傾向はFRBやECBなど他の中央銀行、他の通貨を凌駕していると言っていいでしょう。

 昨年から始まったアベノミクスは株高、円安を目指しているわけですから、これでいいという見方が大勢ですが、問題はこれから後に来る止まらない円安がもたらすものです。

このまま円相場が勢いをつけて110円〜120円に動いていけば当然、輸入価格の上昇から日本でも本格的な物価高が出現してくることでしょう。それこそ悪いインフレの始まりです。
 その後―まさにアベノミクスが成功して更なる景気回復が実現した時が問題の始まりとなるのです。今後しばらくは楽観して日本経済の回復を謳歌するときです。

そしてその後、最終的には止まらないインフレの到来となります。この一連の流れの中で、円相場は円安へ、株価もまだまだ上昇続けます。しかしこれらの動きの行き着く先は、決して平穏な世界ではないことを頭に入れてほしいものです。

 日本の歌舞伎市場は今月26日からは様変わりとなるものと思います。
特殊要因が絡みますので、この1週間程度は相場の変動率が高まる可能性が高いでしょう。

そして今年の場合は年末年始高が一段と際立つこととなるでしょう。