凍
沢木耕太郎著。
日本の名クライマー山野井泰史とと妻妙子の壮絶なギャチュンカン登頂記。頂上に達したのは山野井のみ。
当然帰還したものの、山野井は手足の指11本を妙子はギャチュンカンに行く前にすでに18本の指を失っていて、さらに手の指を10本切ったのである。合計が28となるのは妙子の手が元々30本とか40本あったわけではなく、同じ指を短く2回切っているのである。それでも数年後には岩山に登っているのである。すごいとしか言いようがない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/山野井泰史
- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/09/29
- メディア: 単行本
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この本を読んだ理由が、沢木の深夜特急全6巻(文庫)を読んで面白かったのと、ボクの山への興味が大きかったことによる。
つまらない話なので、スキップしてもいいんだけど、実は山好きである。百名山とかには興味はなく、もっぱら高山のピークハンターで、だいたいの山紀行は
小学生の頃:丹沢
高校生の頃:富士山
会社に入って:(組合登山で)尾瀬の燧ヶ岳、白馬岳、八ヶ岳の硫黄岳
会社の仲間と:
1. 北岳~間ノ岳~西農鳥岳縦走(2泊3日)
2. 槍ヶ岳~奥穂高岳~南岳~大喰岳~中岳~涸沢岳~北穂高岳~前穂高岳縦走(2泊3日?)
3. 塩見岳~悪沢岳~赤石岳~荒川中岳~聖岳縦走(4泊5日)
4. 仙丈ヶ岳~甲斐駒ヶ岳(2泊3日)
などなど…ぜーんぶテントなので、重かった、つらかったことしか覚えていないが。特に3はぢごくのつらさだった。
他にも低山多数なのである。
で、主たる目的は、日本にある3000m峰21座の制覇なんだけど、実は18座までは上で終わっている。で、残されたのが、立山、御嶽山、乗鞍岳という、俗に言う、簡単3座なのである。
そういうわけで、山好きのMasashiとしては残り3座を登らないと死ねない。(登ったら死んでも良いというわけではないがw)
近々登ります。(冬山ではないよ)
山野井らのとは規模もつらさも違うけど、山はやはりいいのであるよ。
参考:3000超21座
(01)富士山 :3776m
(02)北岳 :3192m(南アルプス)
(03)奥穂高岳:3190m(北アルプス)
(04)間ノ岳 :3189m(南アルプス)
(05)槍ヶ岳 :3180m(北アルプス)
(06)悪沢岳 :3141m(南アルプス)
(07)赤石岳 :3120m(南アルプス)
(08)涸沢岳 :3110m(北アルプス)
(09)北穂高岳:3106m(北アルプス)
(10)大喰岳 :3101m(北アルプス)
(11)前穂高岳:3090m(北アルプス)
(12)中岳 :3084m(北アルプス)
(13)荒川中岳:3083m(南アルプス)
(14)御嶽山 :3067m 未
(15)西農鳥岳:3051m(南アルプス)
(16)塩見岳 :3047m(南アルプス)
(17)仙丈ヶ岳:3033m(南アルプス)
(18)南岳 :3033m(北アルプス)
(19)乗鞍岳 :3026m(北アルプス)未
(20)立山 :3015m(北アルプス)未
(21)聖岳 :3013m(南アルプス)