アルコールの蒸留方法

これは
自宅でリッター100円以下のバイオエタノール(ガソリン代用品)を作る方法
http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110429/1306839440
の蒸留部分のみを別ページにしたものです

蒸留

アルコール発酵ではアルコール濃度12〜20%程度のアルコール水溶液(酒)しかできません。水からアルコールを分離するには蒸留を行う必要があります。蒸留は様々な方式があり、様々な機器も売られています。以下ではこれを列挙していきます。

一番お勧めな方法

以下の蒸留器が3万で買えるので私は一番お勧めだと思っています
http://d.hatena.ne.jp/mytestdone/20110429/1309317649

いろいろ調べましたが、あれこれ試行錯誤するよりも3万円払って機械買った方が楽だと思います。

しかし一応記録として以前に調べた内容も以下に残しておきます。


基本的な考え方
  • 様々な蒸留方式の基本的な考え方は以下の2つの記事がよくまとまっています。
  • 単純な蒸留では60%程度にしか濃縮されません。なので何度か蒸留を繰り返えすなどいろいろ工夫する必要があります。
  • 様々な方式がありますが、調べた中でも家庭でできる一番簡単な方法は塩を混ぜてから蒸留する方法のようです。かなり高純度まで単純な蒸留で行うことができます。ここに塩を使う方法の詳細が解説されています。
  • なお、こんな記事もあります。 水とガソリンを混ぜて燃費とパワーを向上。水混合燃焼システムを発表 ひょっとしたらアルコール純度はあまり高くなくてもいいのかもしれません。少なくとも燃えればいいのですから、燃える濃度(濃度60%以上)まで濃縮すればいいのかもしれません。参考:アルコールは何度から燃えますか?
  • 実際に使われているアガソホールの製造方法によると高純度のアルコールが使われているようです。なので90%ぐらいには濃縮したほうが安全なのかもしれません。後にある、メーカー、車種ごとの車の特性のリンク集やE85エンジン改造キットの情報があるので、そちらも調べた方が良いでしょう。
蒸留機器
  • もっとも安上がりなのは自作することです。圧力鍋を加工して使う蒸留の方法がここにまとめられています。自作蒸留機の作り方はここがわかりやすいです。約8000円で作れるそうです。こちらは圧力鍋蒸留の実践動画です 
加熱機器
10万円以上の高価なもの