Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

ベトナムワークショップ2007写真展 ―少年少女の心の世界―@JICA横浜 ギャラリー

開催中〜10月26日(日)

写真家 橋口譲二さんやNGO団体「APOCC」は、普段なかなか芸術や文化に出会う機会のない人たちと、芸術に触れる喜びや尊厳を、カメラを使った「表現」を通して共有しようというワークショップを行っています。
今回は、2007年ベトナムで行われたワークショップに参加した子どもたちの撮影した写真展と報告会を開催します。

NGO「APOCC」とは・・・
作家活動のかたわら、芸術を通した社会活動に精力を注いできた、写真家 橋口譲二さんが、活動を維持させるため2003年に立ち上げたNGO団体です。APOCCには「人と人をつなぐための芸術的平和作戦」という意味がらこめられています。

http://www.jica.go.jp/yokohama/event/index.html#a1001-02
http://www.apocc.org/Vie_exhi_leaflet.htm


◇ 橋口便り(HASHIGUCHI George News from HASHIGUCHI Latest)
http://www.apocc.org/hashiguchi-berlindiary.htm


◇ APOCC、写真家・橋口譲二星野博美、ミトローパトップページ
http://www.apocc.org/

ポルボウにて - short hope

〔……〕 センチメンタルな視線で地中海を眺める余裕なんてこれっぽっちもなく舗道を行くと、ここに眠っているわけではない死者の墓に、墓参する人の手でたくさんの小石が積まれていた。ケストラーに半分分け与え、残りを頓服したというモルヒネの錠剤のことをわけもなく思い出す。アーレントの説が正しいとするなら、ベンヤミンは越境の可能性と不可能性に挟まれた日付においてその希望を停止した。あるいは可能と不可能のあいだで中断された通過。かつてゼネストに純粋な暴力=暴力の停止を夢見た、ベンヤミン自身の生の中間休止、といえば観念的にすぎるというなら、ベンヤミンはこの場所で、幼年時代のあの「せむしの小人」に見つめられてしまったのだ、とは言えるだろうか。小石の塔に、拾った小石をひとつ乗せて墓地を出る。駅に戻ると、雨は止んでしまった。

http://d.hatena.ne.jp/kebabtaro/20081015/p1


◇ 『都市表象分析 1』 10+1 series「自著を語る」(田中純) - オンライン書店ビーケーワン

 夏の終わり、ポルボウの断崖の上、乾いた大地にはサクラソウに似た薄紫色の小さな花が、枯れ草の狭間に咲いていた。地中海を望む白い共同墓地の片隅に、荒削りな岩と黒い石板からなる彼の記念碑を見つける。まだ幼いサボテンが寄り添うようにそのかたわらに育つ。人けのない墓地のなか、手にしていた小石を岩の上に重ねた。遠く列車の音。ダニ・カラヴァンの《パサージュ》、その階段を下り、亀裂の入ったガラスを透かして、砕け散る波を見つめた。

 都市、都市的なるものをめぐって書き継がれてきた一連の論考に書物というかたちを与える前に、私は自分がこの土地——ヴァルター・ベンヤミンの生が唐突に断ち切られた町——にどうしても立たなければならないと思った。本書は彼に献じられたささやかなオマージュである。ベンヤミンが言うように、都市が名もない人々の記憶で埋め尽くされているのだとすれば、都市論はその記憶を歴史的に構築する作業でなければならない。私はこの書物が彼の意志に沿うものであることを願った。そのようなものに現になりえているかどうかはわからない。けれど、ポルボウで私はそうあってほしいと祈り、書物の代わりに石のかけらを記念の岩に捧げたのである。

 都市論を語るとき、ベンヤミンの名を引くことはあまりに常套的な身ぶりになってしまった。にもかかわらず、ベンヤミンにおける「都市」という「方法」がその拡がりにおいて十全に捉えられたとは言いがたい。雑誌『10+1』で本書に収められた論考を連載し始めたとき、私はそんなもどかしい思いに駆られていた。それゆえにこの連載は、現代都市の諸相をめぐる分析であると同時に、ベンヤミンの方法をその分析において活用しながら方法論的に再考するための場となったのである。

http://www.bk1.jp/review/0000002987


ベンヤミンの通行路 : 書評 : 本よみうり堂 - YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080121bk03.htm


◇ 「悪」があるのに「音楽」はありえるのか - digi-log
http://digi-log.blogspot.com/2007/08/web_12.html

ペイントガン@怪しい伝説(ディスカバリーチャンネル)

◇ 1102個のペイント弾を一斉発射し、「モナリザ」を0.008秒で描く実験。 - ひろぶろ
http://www.hiroburo.com/archives/50668074.html
何ともアメリカンな感じです。


◇ MythBusters : Adam : Jamie : Kari : Grant : Tory : Discovery Channel
http://dsc.discovery.com/fansites/mythbusters/mythbusters.html

ミスディレクション、イリュージョン、マニピュレーション、、、

◇ 手品から学ぶ「気がつかれずに意識を操作する方法」 - WIRED VISION

「いままで、(手品の仕掛けには)ほとんど注意が払われてこなかった。その効果は大きく、再現可能で、ほぼすべての人に有効であるにもかかわらずだ」と語るのは、ブリティッシュ・コロンビア大学の心理学者Ronald Rensink氏だ。

http://wiredvision.jp/news/200808/2008082023.html
手品の基礎原理、初歩の初歩。
世界まる見え!テレビ特捜部」っぽいテイストの記事です。
このインフォメーション自体がミスディレクションになっている可能性が
まったくないとは言えないあたりが、このテの問題の難しいところなのかもしれません。
あと、Ronald Rensink氏とGustav Kuhn氏が、
ともに脳科学者ではなく心理学者なのが救いだと感じました。
しかし、人間の生物学的条件や欲望なども加味して考えないと、
結局はカール・ローブのような人にうまくやられてしまうだけの


オバマ議員の風刺画と「スリーパー効果」:心理学者が懸念 - WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/200807/2008073021.html
2008年7月30日付けの記事。


◇ あなたが正しいと思っていることが間違っている26の理由 - 404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50841514.html


認知バイアス/Cognitive bias
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_cognitive_biases
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9
こうして比べてみると、ウィキペディア英語版の充実ぶりが際立っています。

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>>>詭弁 - Wikipedia
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070828#p2