仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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ボークス A3 2009 LIMITED No.3 XFJ-01b 不知火・弐型(2号機)

アルゴス2よりCP(コマンドポスト)、これより試験計測に入る。しっかり記録しろよ!(挨拶




ようやく撮り終わったー!
という訳で本日は、7/26に幕張メッセにて開催された、
ワンダーフェスティバル2009[夏]で販売されたA3夏の限定版、「不知火・弐型」の2号機です。
当初は1号機のデモンストレーターカラーと同時タイミングでの入手!ワンフェスの日は嵐だ!と驚いたものですが、結果は2号機が先に手に入ることに。
まあ1号機は8月までゆったり待つとして、この2号機で不知火・弐型の仕上がりを細かくチェックしていこうかと。
早起きして(同好の衛士達と)並んだ甲斐のある出来となっています。以下写真。





前後から。
この機体色、どうやら「ダークパープルグレー」と言うらしいですね。なんともしっくり来るネーミングw
塗装の精度をはじめ、品質はいつものA3クオリティといったところ。

XFJ-01b 『不知火・弐型』

「不知火・弐型」は、日米共同の新型戦術機開発計画「XFJ計画」で生まれた概念実証実験機である。
純日本産第三世代戦術機“不知火・壱型丙”の欠点であった稼働時間の短さを解消すべく、同機をベースに多数の米国製パーツが組み込まれている。
「フェニックス構想」で開発された技術も惜しみなく投入され、索敵・目標捕捉能力、運動性・機動性の向上に加え、推進剤容量も増加しており、「不知火を米国技術で一から設計し直した機体」とまで呼ばれた。
1号機と2号機は搭載される主機が異なっており、本機はプラッツ&ウィットニー社製F-133-PW-100エンジンが搭載されている。
搭乗者は、タリサ・マナンダル少尉。
運用開始は1号機より遅く、新型機が秘める性能や特性、欠陥や弱点をデータ比較によって見極めるため、および機体喪失という不測の事態に備える保険的措置として投入され、要求仕様に照らし合わせた機体とのマッチングが精査された。
不知火・弐型フェイズ1試作機の外装はベースである不知火・壱型丙とほぼ同一であったが、ボーニング製のMSIP強化モジュールへの換装によりその外見は大きく変化している。
稼働時間や機体スペックの向上は先に述べたとおりだが、加えて本機ではブレードマウントの展開機構の高速化などが図られている。



オプション一覧〜。
手首×1組、跳躍(ジャンプ)ユニット×1組
74式近接戦闘長刀×2
65式近接戦闘短刀×2
87式突撃砲×2
74式可動兵装担架システム前方展開パーツ×1組
ナイフシース展開パーツ×1
ブレードマウント×1組
ブレードマウント(空)×1組
ガンマウント×1組、ガンマウント(空)×1組
握り手、平手×1組


ホビージャパンでの記事では支援突撃砲を装備していて「何故?」と思ったりしましたが、今回は付属せず。まあ乗ってるのタリサだし(えー



続いて可動範囲〜。元の不知火から進化しまくりです。

まずは頭部。
首と胴での左右ロールにくわえ、頭と首でボールジョイント接続。
僅かですが前後にも可動します。


余談ですが、頭部と肩のマーキングはタンポ印刷。綺麗な仕上がりです。





続いて肩から腕部の可動を。やはりここが不知火との最大の変更点かと。
胴体と腕部、肩部の接続がそれぞれA-LOCKを使用。肩の関節ブロックを中心に、A-LOCKが三方向に伸びている状態。




肩装甲の独立可動に加え、腕部と肩内側の干渉を抑えるようにクリアランスが練られているので、肩の位置をそのままに腕を真横に上げられたり。

肩も同時に跳ね上げれば、腕はここまで上がります。




肩の前後可動も御覧のとおり。






上腕でロール。
肘はA-LOCK二重関節。不知火や不知火・壱型丙ではA-LOCKが腕装甲に埋まってしまってせっかくの二重関節が機能していませんでしたが、この弐型ではバッチリ解消されています。
また、下腕だけロールさせる事も可能。長刀を構える時など、腕の微妙な表情を出す際に重宝します。






腹部は第一世代戦術機のA3化の時に採用されていたA-LOCK内蔵式。
前後に可動します。腹部周りに黒い関節カバーも設けられているので見た目も問題なし。左右ロールも可能。





続いて股関節から脚部にかけて。
元々、不知火の下半身可動はかなり優秀だったので、それを継承したイメージ。
開脚と腿ロールは大型A-LOCKでの接続で問題なし。
足首にはA-LOCK二重関節タイプを使用。接地性の高さに加え、前後にも大きく可動。
ただ不知火の場合、どうしても足元のデザインが邪魔をするので、自立させようとすると予想以上に安定せずorz






サイドアーマーの接続位置は「吹雪」等と同様に腰の後ろ側に変更。金属線での接続。
いつもの「膝裏のアレ」を外す事で機能する膝二重関節とあわせ、大きく足をあげる事ができます。





可動まとめ。総じて動きまくります。本当に不知火か?と驚いてしまいました。
…が、難点は関節強度。
A-LOCKがどうにも緩くて、ビルドアップされた上半身のウェイトを支えきれません。特に股関節。
足首の二重関節化も、重心を高い位置に持ち上げる要因になっているようです。
普通に立たせるのにもバランス取りに四苦八苦するとは思わなんだ。
(一緒に買ってきた国連たけみーは適度な堅さでガッチリ保持されていたのですが…関節のハズレ引いちゃったかな?)





どんどん行きましょう。続いて跳躍ユニットを装備〜。




本来はデモンストレーターカラーに施されている跳躍ユニットのマーキングが、この2号機でもタンポ印刷で再現。
形式番号と、開発メーカー四社の企業名が確認できます。





跳躍ユニット基部には、A-LOCKを二個使用。
非常に可動範囲が広く、サイドステップや逆噴射での制動など、様々な方向付けが可能。
…ですが、A-LOCKを二つも使用するということは、跳躍ユニットまでの「フレームの長さが伸びる」という事。
重たいユニットが本体から離れた位置に設置されるのにユニット自体の接続方法は今までと同じなので、腰アーマーからポロリ多発します…またか!またなのかっ!
ポロリしないとしても、同様の理由から腰アーマーの金属線接続がユニット重量に負けて跳ね上がってしまったり。
自己責任ではありますが、瞬着などで金属線を渋らせた方が良さそうです。





跳躍ユニットを装備したところで、壱型丙と比較などしてみたり。
追加モジュールの影響で、曲線主体から直線のライン取りに変更されている部分が多々見受けられます。米軍機っぽいというか。
頭部とか想像以上に変わってるなぁ。どちらもかっこいいです。甲乙付けがたい。
まあ足元のセクシーさは変わらないのでそこは安心です!(何が





まだまだ写真も多いので(汗 テンポアップしていきます。ここからは武装を紹介〜。









近接短刀〜。








オーソドックスな戦術機の装備を施しつつ、突撃砲でアクション〜。








近接長刀!!







振りかぶって一閃!
地味に手首の接続軸の向きが外側に変更されています。
以前の帝国製戦術機よりは長刀を構えたときの手首・刀の向きに違和感が無くなるかと。





短刀とのコンビネーション!








突撃砲四門で強襲掃討(ガン・スイーパー)仕様。





腰周りのスリムな第三世代機だと、ガンマウントの展開パーツが使いやすい…。






装備を入れ替えて、強襲前衛(ストライク・バンガード)仕様に。






ビバ二刀流!!左手用の長刀があって本当に嬉しいです!




なんか刀二本もってこういう風に構えると、ならば君の視線を釘付けにしたりしなかったり(えー
トランザム不知火!!(さらにえー




さて、一通り武装も弄り倒したし、1号機も無いのでこれでおしまいにしようかと思っていたら、このようなweb拍手コメントが届きまして。
>お膳立ては整った。
どうかレビューの中だけでもタリサを勝たせてやって欲しいんだ…。


あと、なんかもはや隊長がしなんじゅ組んだらクレームとか来ると思う。
しなんじゅについてはじゃあ俺は一体どうすればいいんだYO!!小一時間問い詰めたい気分ですが、それは置いといて。
(組んでも組まなくてもネタになる。俺とシナンジュは何処に行くんだorz)


おーけー分かりました!その心意気買いましょう!!
ユウヤの他にタリサが借りを返さなければいけない相手!

チェルミナートルにリベンジです!!




ククルナイフそのものは決して稚拙な機動コンビネーションではない筈!
アルゴス試験小隊で培った技術と、不知火・弐型の機動性能なら!!
縦軸反転に加えて跳躍ユニットでの制動で旋回速度を向上!


「背面、とったぜ!!」




「…いただきっ!!」




「ちいっ!!」













「…遅いぜ。こちらは腕一本」








「そっちは…御覧のとおりだ。借りは返すぜ」





とまあ。
多分に妄想を含んでますが、タリサにも良い夢見てもらおう企画でした(ぇ
生暖かい目で楽しんでいただければ幸い。







以上!

不知火・弐型(2号機)でした!!
いや、新規の機体だとついつい写真の量が膨れ上がってしまいまして…。


A3のシリーズ展開にあわせ、常に試行錯誤が繰り返される可動ギミック。
その最新技術を第三世代戦術機に盛り込んだ、実験的な意味合いのあるアイテムではないかと。
効果は十分。これでもかと動いてくれます。
反面、関節保持力が致命的に不足しているので、優れた可動範囲を活かしてポージングを決めるにはかなり根気を要するのが泣き所です。
なにも模型になってまでピーキーさをアピールせんでもいいのにw
罪作りな機体です。






次回は国連たけみーをあっさりめにレビュー予定。
そんなこんなで〜。