今週のポイント

先週は結局中国の利上げ問題でぶれたが、この問題もいつの間にか聞かれなくなり、結局は予定レンジであった117.50を試して終了しました。
今週もう一度中国の利上げ問題は取り上げられるでしょうが、前回の117.50は重要な下値抵抗ポイントとなっているため、下ブレはこのポイントを割り込んでからとなります。
第一下値抵抗ポイント118.50
第二下値抵抗ポイント117.50
ドル円ポイントアンドフィギュア

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天井は売り方が作り、大底は買い方が作る

暴落の前はいつも急騰である。
なんとも不思議なことであるが、この理由をよく現しているのがこの格言である。
本来上昇相場が続いていくのであれば、これはしっかりとした買い方がついている時である。
買い方はなるべく安いところを拾おうとするためじっくりとした上昇波動が続く。
しかし一方、相場が上昇を続け苦しくなっていくのは売り方である。
そして売り方は耐えきれなくなって手仕舞いに走る。
この手仕舞いは徐々に行われる買い方の買いと違って一気に成り行きで行われるのだ。
そのために急騰を演じ、買い方はこの高値で降りることになる。
すでにこれらの高値は、買い方の買いたいポイントではなく、逆に売りたいくらいの高いポイントであるため、買い方はしばらく手を引くことになる。
またここで買いを入れた売り方の買い戻しは、玉が手仕舞われれば、そのあとは続かないことになる。
こうして、だれも買わない天井が形成され、その後暴落に向かうのである。
これと同様に大底は売らなければならない買い玉が精算されることによって成り立つのである。

建設株はなぜ先に底打ちしたか(2002セミナー資料より大成建設(1801))
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グリーンスパンの心配をよそに

株式市場は中国市場の史上最高値を後押しするように急騰が続いています。
それも指数というテコを使った大がかりな上昇となっています。
現実はこのようにアンバランスであり

出来高も減少傾向が続きます。
止まったら仕舞いの動きの起点はやはりNYダウということになります。
8連騰のあと一日休んで7連騰。
買い方が買う場面ではなく、売り方の手仕舞いの場面となっています。
ある日突然訪れるであろう中国市場の暴落は、バブル未経験の中国市場、投資家にとっては驚きとなるでしょう。
とにかく中国市場はデータが入らず、解説もままなりません。
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04/23モルガンショック

11面に「外資が導くバブル再来」とあります。
1千億円と推測された赤坂の全日空ホテルが2800億円で落札されたことに驚いているとあります。
現状はここだけでなく、既に不動産全体がバブルの状態ですがまだ資金が続いているため、ピークとはなっていません。

これは昨年末から3月までの業種別上昇率のランキングですが、不動産は4位、15%n上昇を果たしています。
もちろん三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、住友不動産(8830)、などの急騰が引っ張っている訳ですが、個別株だけでなく、不動産投信の上昇もすさましいものがあります。
これらの資金はすべて外資の余った資金の環流が原因です。
株式市場が急騰してる国の資金が如何に暴れてしまうかの印と言えます。
三菱地所(8802)がロックフェラービルをすっ高値で買収して米国の怒りをかった話は遠い昔ですが、金の余っている国のファンドはなんとも乱暴なことをするものです。
グリーンスパンが本当に恐れていたものは、たかだかLTCMみたいな何千億レベルの問題であれば、なんとでもできるが、それ以上の桁でふくらんでしまったバブルがはじけるときは、ちょっとFRBでもカバーしきれない、ということなのでしょう。
しかし、人間の欲望はさらに止まらずその上を行ってしまうのです。
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珍しくクレディおとなしく

今日は高値から2一時200円以上先物は売られましたが、なんと先物では大口の売り方現れずでした。
唯一みずほが2000枚近く売り越しでしたが、TOPIXで買いものを入れているので、純粋な売りものでもなく、その他いつものメンバーも非常におとなしく不気味でした。
とくに連日、騒がれてしまっているクレディスイスの動きも珍しく、225で買い、TOPIXで売り、です。
いつも売りか買いで統一していた手口も今日は見られませんでした。
それでもクレディが動かない日は、小動きであったとこは確かです。

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裁定買い残減少続くか?

6兆円のピークからすでに3兆円以上の減少を見せているが、昨年の同水準のボトムまであと7000億円程度ある。
例年よりこの裁定買い残の増減に対する振幅幅は小さいが、先物が逆さやになると売り圧力となってくる。

裁定買い残金額ベースと日経平均
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