☆えん罪日野町事件阪原弘さんを守る大阪の会第8回総会開かれる

 午後6時からえん罪日野町(滋賀県)事件阪原弘さんを守る大阪の会第8回総会が、国民救援会府本部の会議室で開催されました。中西会長が体調不良のため欠席でしたので、指名でわたしが会長代行ということで開会挨拶をしました。来賓として府本部の伊東さんが挨拶、活動報告と方針案の提案を事務局長横山さんが提案、財政報告は柏原さんからあり、協議の結果承認されました。役員の選出ではこれまでに新しい人を3名追加し、会長中西さんは顧問に、代わって会長にはわたしにということになりました。地元からや美術関係からいろいろ役を引き受けてもいて、救援美術展の作品も制作しなけらばならず、荷が重いことを訴えて固辞しましたが、会長代行を伊東さんが引き受けてくださっることで了承し承認されました。
 阪原弘さんの家族からのメッセージが代読され(別項参照)、忘年会に入りました。
 米寿を迎えますますお元気な曳野さん、続く三浦さんを先頭に、いろいろ多義に亘る話題で盛り上がりました。風邪気味のわたしは少し早めに中座しました。


メッセージ
 皆様こんにちは。日頃日野町事件に暖かいご支援を頂き、真にありがとうございます。父が逮捕されて20年9ヶ月経ってしまいました。父が逮捕される前日、私たちを前に「父ちゃんは絶対はつさんを殺してはいない!しんじてくれ!!」涙ながらに私たちに訴えた父を忘れられません。父が人を殺せる人間でないことは、私たち家族が一番知っています。
 それなのに今も助け出すことができていません。
 三年前の再審査請求も棄却され、裁判官に怒りといいうより不信感だけが残り、なかなか前に噴出すことができません。あの時、命の続く限りがんばるといっていた父も、最近弱音を吐くようになりました。身体も弱り気持ちも弱ってきたように思えます。私たちの想いは、生きて父を達す毛出すことだけです。広島刑務所にいる父は73歳問う高齢になり、最近では面会も車椅子で肺炎を繰り返し病舎を出たり入ったりが続き、本当に心配です。このまま殺人犯人の汚名をきせられたまま一生を終えることだけは絶対に許せません。先に見えない不安にいらだちはありまっすが、父のように免罪で苦しむ人が二度と現れることのないように泣き寝入りだけはしたくありません。無実の人間は絶対無実にならなければいけないということを、皆さんを通じて訴えていきます。私たちの大好きな父を一日も早く助け出せるように、これからも力を合わせ頑張っていきます。どうか暖かいご支援をお願いします。

                              日野町事件家族一同
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☆「詩集 八十六歳の戦争論」を書店で見つけた

  天満橋ジュンク堂書店の詩集コーナーに、井上俊夫著「詩集 八十六歳の戦争論」1冊が他の詩集と一緒にあるのを見ました。
 幾人かの人が手にして見られ、その中の誰かが買って読んで(見て)くださるのだろうか。1冊だけというのは何か寂しいような気もしました。
 でも、1冊でも並んでいたのは、ありがたいとも思い直しました。
 井上俊夫は喜んでいるのでしょうか。
 ともに喜べない口惜しさが募ります。
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★★★★★わたしのお薦め

詩集 八十六歳の戦争論

詩集 八十六歳の戦争論

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