と言うわけで、東京からの「帰り道」に「寄る」形になった氣志團のライブ。
実に11年ぶりの参戦と言うことで、とても楽しみにしていました。
ここ、君津市民文化ホールは君津市の山奥にあり、市街地からのアクセスは決していい所ではありません。
しかし、館山自動車道が開通しすぐ近くに君津ICが開設され、高速バスの発着所「君津バスターミナル」が開業しました。
東京駅からだとバスで1時間ほどで到着できますからね。
このお陰で、東京からのアクセスは凄く良い会場になったんですよね。
「東京からの」アクセスはね。
ちなみに、前回この会場に来たのはいつだったか…調べてみると、2004年9月の安倍なつみコンサート「あなた色プレミアム」以来だったようですw*1
うん、久しぶりだww
なんやかんやで時間が無くなったので、取りあえずチケットを出して場内へと入場。
せっかくなんでグッズを買ってみた。
ちなみにグッズ売り場は、「房総与太郎商店」となっていますw
とりあえず、タオルと
ツアーバッグ
を買ってみました。
こちらは今回のツアーのポスターです。(非売品)
「おまえの街に逢いに行く。」
いや、「俺の街・君津に帰ってきた」んだろ?
リーダーの翔やんの地元と言う事もあって、迎え撃つこちらも俄然テンションが上がります!
こんな田舎町が産んだスターだからね。
その凱旋とも言えるライブに参加できること。この上ない幸せでしたね。
席は1階の後方。
後ろにはいかつい雰囲気の男の人たち。公演中も微動だにしない貫禄あるその佇まい。地元の先輩かな?w
その他にも、関係者が多数見に来てたんだろうなぁと思える雰囲気でしたね。
ツアーはまだまだ続いているのでライブの内容は割愛しますが、ゲストの叶 亜樹良・まちゃまちゃ・藤社優美・川上勇喜さんらと繰り広げるステージはなかなかの見ごたえ。
氣志團のGIGは歌を歌うライブの部分だけでなくショーの要素も多いので面白いのですよ。
楽曲に関してはもう10年以上見ていないので知らない曲が大半でしたが、往年の名曲が披露されると気持ちも高まるし体も動く。
音楽は時代を経ても色褪せないと言うのを改めて感じましたね。
そして、地元君津でのライブを喜び楽しむ翔やんの姿も忘れられないなぁ。
2003年に木更津の文化会館でライブをやったし、氣志團万博も何度も成功させてきていますが、君津でやるのは初めてなんですよね。
彼らは「木更津のバンド」と言っていますが、実は木更津出身者は居ないんですよねwリーダーの翔やんも君津出身だしw
MCでもそんな話が何度も出ていましたね。
翔やん曰く、万博や武道館でもライブをやって来たけど、この会場でライブをやってなかったのが心残りだったので、それが出来たのが本当に嬉しいとの事。
ここ君津市民文化ホールは成人式の会場だったそうで、その後駅前のホテルでパーティーがあって、
初恋の人にドキドキしながら写真を撮ってもらう様にお願いしたと言う甘酸っぱい青春の思い出話をしていましたね。
その後その彼女とは何度か文通をしていたんですが、「結婚することになりました」と言う手紙が来た時、それを祝福するために曲を作りそれをプレゼントしたそう。
それが『結婚闘魂行進曲「マブダチ」』だった、と言うエピソードを披露してくれました。
それを送った時に手紙のやり取りを終わりにし、翔やんの初恋にもピリオドを打った、と言うお話。
すごくいいお話だったなぁ。
自分的にはその駅前のホテルの名前「ハミルトン」を聞いた瞬間に笑いが止まりませんでしたけどw 地元民ですいませんでしたw
後半は畳み掛けるように往年の名曲が披露されたので、自分のテンションも最高潮に。
何と言っても、「ここは君津なんだな」と言うのを思い出すと目頭が熱くなりましたね。
ライブを見に行くために幾多の遠征を重ねてきた自分ですが、やはり地元が好きなんですよ。
そんな地元ともいえる*2この会場でライブを見ている。
それも、地元のヒーローとも言える氣志團の凱旋ともいえるライブですからね。
うれしい気持ちでいっぱいでしたよ、ホント。
自分としては凄く嬉しい気持ちでいっぱいになったライブも無事終了。
また絶対来てくれよな!と言う思いを胸に会場の外へと出たのでした。
しかしこの会場、ひとつ問題がありまして…。
終演後の足(帰りの手段)がないんですよね。
最寄の君津駅から会場までは4kmほどあり、大半の地元民(遠征民含む)はマイカーで来場します。
会場の近くまで路線バスは走っているものの、いかんせん田舎の山奥なため、終便が早い。
会場からのバスもないため、君津駅まで行くにはタクシーしか無いんですよね。
東京へ戻るには高速バスが遅くまであるので便利なんですけど。
君津駅まで戻りたい人が何人かタクシーを待っていましたね。
と言っても客待ちのタクシーが待機しているわけでもないので、呼ばないと来ない状況なんですけど。
自分は家族に迎えを頼んでいたので何とか帰れましたが、茨城まで帰ると言ってた女性は無事に帰れたんでしょうか…。
そういった不便さがあり、遠方から来られる方にはちょっと難アリの会場ではありますが、何と言っても自分の地元から一番近いコンサートホールであり、ここに来てくれるのは本当に嬉しいですよね。
もし自分の好きなアーティストが来てくれる事があったらまた絶対行きたいと思っていますし、その時が来るのを首を長くして待っています。
終演後は家族と地元のガストにて遅い夕飯を食べ、帰宅。
それでも東京から終電で帰ってくるよりは全然早いですからね。
そんなこんなで、ほぼ地元の君津での氣志團のライブ。
普段、東京とか遠征しないと参加できないライブにこんな近くで参加できるなんて、とても不思議な感覚でしたね。
またこんな日が来るといいなぁ。