フランス料理よりもお母さんのごはんーー曽我部恵一トークショー&ミニライブ

2009年5月30日(土)
曽我部恵一詩集』刊行記念 曽我部恵一トークショー&ミニライブ
ゲスト:古賀鈴鳴
青山ブックセンター



 曽我部さんの詩集発売のトークショー&ミニライブ、そしてサイン会へ行ってきました。「サニーデイからソカバン」まで、選りすぐりの歌詞をまとめた詩集。

 曽我部さんと、詩集の装丁をされた、ゲスト兼司会兼ファン代表の古賀鈴鳴さんが、終始ゆるい感じのトークショー。そして、あいだあいだに弾き語りミニライブ。


 今回の詩集は、初め古賀さんも詞の選定に携わっていたそうですが、最後は曽我部さんが全部選んだそうです。古賀さんはサニーデイの"あじさい"が好きで選んでいたのですが、この詩集には入らなかった、なぜかと言う質問をしたところ、曽我部さんは、あじさいは文学的。そういうのは作れる。けど、今はそうじゃなくてもっとストレートな言葉で、ということを話されていました。""ハルコロック""チワワちゃん""東京ディズニーランド"は曽我部家インサイドストーリー。
 「フランス料理のビシソワーズがすごく美味しかった。でも、お母さんのごはんが好き、毎日食べたい。そういうことを歌いたい。」という話から、日常的な、感じたことをそのまま歌いたいという、今の曽我部さんの歌詞に対する思いを感じました。


 その他、曽我部さんの初恋の話や、レコード屋さんへ行くのは現場周りだという仕事論?まで、2時間弱聴き入りっぱなしでした。
 途中、あいだあいだに、弾き語りが何曲か。古賀さんリクエストの"愛のかけら"。お客さんリクエストの"若者たち"。あと、"朝日のあたる街"。最後もリクエスト"土曜の夜"。曽我部さんが言って気付きましたが、この日は土曜の夜でした^^


曽我部恵一詩集

曽我部恵一詩集