白熱光 ★★★★★

ハヤカワの新・銀背であるが、第 1回配本は実質全て読んだ。が、全て図書館から借りたのであった。そして第 2回配本の最初は待ちに待ったグレッグ・イーガンの長編。もちろん速攻でe-hon予約し購入。初の銀背が本棚に並んだ。*1 そういえば銀背には透明なブックカバーが付いていたのだなあ。帯とともに図書館本ではないフィーチャー。
長いどうでも良い前フリの後、ようやく本書の内容に。しかし、『ディアスポラ』の斜め上を行くウルトラハードSFであった。天文、物理の知識がある程度は必須と思われる。どうにかこうにか読み終えたが、訳者あとがきにあった誤解ポイント4個のうち、ざっくり3.5個くらいは見事に誤解していたらしく、蔵書でもあるので再読しなければいかん。
評価★5なのか良くわからないが、ウルトラハードSFを考慮してSFタグを 2個付けてみた。
以下、ネタバレ。

*1:電子化を進めた結果、文庫以外のSF蔵書は本書を含みたったの 7冊であった... ちなみに『アルジャーノンに花束を』、『ハイペリオン』、『ディファレンス・エンジン』、『ソラリス(新訳版)』、『屍者の帝国』、イーガンは『TAP』と本書

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