''Neo Clone''。かなり有名なエレハモのコーラスです。カート・コバーンが愛用していた事でも知られる''Small Clone''の後継機ですね。
オリジナルのSmall Cloneは時代のニーズに合わせた改良を重ねられモデルチェンジを繰り返し、今ではすっかり小型になり、いろいろと問題点も改善されましたが、当然初期のモデルも根強い人気があり、それに拘る人も多いそうです。
その初期物を再現したアナログマンの作る''Clone Chorus''は有名ですね。クローンとは言えその音の良さからエレハモファンでなくとも愛用している人は多いはずです。(日本で買うと非常に高価ですが・・・)
僕もメインボードにはClone Chorusを入れているのでサブボード用になるべく似た音のものが欲しかったので、コレしか無いと思い購入しました。
Neo Cloneのみですが簡単なデモを撮りました。
結果的には殆ど同じ音と言って良いと思います。勿論、Clone Chorusに比べNeo Cloneはデプス・コントロールが二点スイッチ式なので音作りの幅はやや狭いですが、代用するには充分です。
出音の比較ですが、Clone Chorusのほうがややレトロで暖かい音ですね。僅かに太いというかローファイな雰囲気があります。
対してNeo Cloneは少し明るい感じです。クリーンだと分かりにくいですが、歪みを通すと全体的な音像や高域にわりと差が出ました。
Clone Chorusのほうが歪みに綺麗に乗りますね。Neo Cloneはややブライトさが強調される気はしました。
でも、基本的なサウンドはどちらも同じなので、僕は不満ありません。それにNeo Cloneの何が良かったかというと価格が安い！
Amazonだと並行輸入なので新品でも6800円(2012年8月現在)ほど。これはサウンドハウスより遥かに安いです。あとニルバーナごっこも捗ります。
