子ども1人にラップトップ1台を!
「子ども1人にラップトップ1台を」、米慈善団体(AFPBB News)
「世界中の貧困層の子どもたちに、コンピューターサイエンスと接触する機会を提供することを目標とし」て活動している米国のNPO「One Laptop per Child基金(OLPC)」が米国国内の農村地域に住む子どもたちにたいするコンピューターを購入したという記事。OLPCは、子どもたちへの教育の機会を提供することを目的として、マサチューセッツ工科大学のニコラス・ネグロポンテ氏らによって立ち上げられたNPOで、100ドルパソコン「XO」という高耐環境性・低消費電力を特徴としたラップトップを提供している。このNPOには、Google、ニューズ・コーポレーション、AMD、レッドハット、ブライトスター、ノーテルなどの企業が協力している。すでに昨年からブラジルやウルグアイなどでこのXOの試験的配布が行われているが、米国国内では初めて配布されたようだ。(マサチューセッツ州知事で先ほどまで共和党の米国大統領候補として活動をしていたロムニー氏は同州の全児童に配布する法案を提出しているようだ。)
もともとデジタルデバイドの解消を目的としたモノではなく、あくまで上記の通り教育機会の提供を目的としており、国連開発計画(UNDP)も協力することを明らかにしているが、ネットが現在大きな役割を果たすようになっているなかで、この活動が果たす役割は大きいだろう。その一方で、商業ベースでのXOの提供も考えられており、今後の経緯に強く関心を持っている。
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黄砂の対策を一緒にしよう!
植林で黄砂に歯止め…NGOが内モンゴルで27日から(読売新聞)
福岡に拠点を置く環境NGO「財団法人オイスカ西日本研修センター」が27日から行う4泊5日で行う中国内モンゴル地域での植林事業に参加者を募集しているそうだ(17日締切)。オイスカは内モンゴルの阿拉善(あらしゃん)地区で2001年から植林事業を行っており、「2006年には現地に沙(さ)漠生態研究研修センターを設置、砂漠の研究や地域住民への啓発、研修を行って」おり、「今回の植林は昨年行った「九州人黄沙防止団」の第2弾。3地区でポプラなど計2000本を植える予定で、20人を募集している」そうだ。
ちなみに上の写真は自宅の駐車場の車に降り積もった3日の写真。