インド一人旅(バラナシ編)
インド旅行のブログ、バラナシ編。
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バラナシへ
4日目は、一日かけてバラナシへ寝台列車で移動。
朝10時半出発の予定が、遅れに遅れて17時頃出発になるとのこと。
はぁ〜〜!?
冗談じゃない。遅れるにもほどがあるだろう。
ガイドさんに別の列車を取ってもらって、11時半出発の列車に乗った。
寝台列車にガタゴト揺られて、無事にバラナシ到着。この時点で23時。予定より4時間遅れ!まったく。。
ちなみに寝台列車はこんなかんじ。
隣の席が、RBS銀行のデリー支社に勤める若者だった。年も近くて仲良くなったので、いろいろ話した。こういう出会い、いいよね。
翌日はやいので、この日はすぐに就寝。
聖なる河ガンガー
5日目、いよいよバラナシ(Varanasi)!!
待ちに待ったガンジス河との対面!
バラナシは、ヒンドゥー教の聖地であり、毎年多くのヒンドゥー教徒が参拝に来る。
なかでも、ガンジス河は、ここで沐浴すると罪が洗い流されると信じられている。なので、ガンジス河には毎朝多くの人が沐浴しにくる。
また、もうすぐ死にそうな老人が、死後ガンジス河に流されたいと願って、付近の空き家に住んでいる。
朝4時半に起きて、ガンジス河に向かう。やっぱり日の出を見なければ、ということで早起きした。
まず訪れたのが、ダシャーシュヴァメーダ・ガート(Dashashwamedh Ghat)。
ガート(Ghat)とは、沐浴場のこと。階段状の岸辺みたいな。ガンジス河には、ガートがたくさんある。
ダシャーシュヴァメーダ・ガートは、最も人があつまる人気ガート。
早速ボートを選んで乗ることに。普通に乗ったら、だいたい相場は100ルピー(=173円)くらい。
今回は、500ルピー(=865円)でボートを貸し切りにさせてもらった。
いざ、出発!!朝日がきれいである。
それぞれのガートの傍には、たくさんの建物がある。
いくつかはゲストハウスになっていて、旅行してきた人が格安で泊まれるようになっている。他にも地元の人が住んでいたり、死を待つ老人が住んでいたり。
ガンジス河は、いろんな人が来ていて朝から盛況である。
沐浴する人。泳いで遊んでいる子供。飛び込みする人。洗濯している人。身体を洗っている人。歯磨きする人。カレーの器を洗う人....など。
ガンジス河は、聖なる河であると同時に、生活をする場所でもある。みなさん、思い思いに自分の用事に勤しんでいる。
そして、、、火葬場のガートもあった。最大の火葬場ガートが、マニカルニカー・ガート(Manikarnika Ghat)。
間近で写真を取ることは許されず、これが撮影できるぎりぎりの距離だった。
この街の人が死ぬと、カラフル包帯で身体をぐるぐる巻きにされて、このガートに運ばれる。その後、ガンジス河に身体を浸して、陸揚げしてから1時間乾燥させる。
その後、このガートで特別な薪を使って、遺体を焼くのだそうだ。遺体を焼き終わると、残った灰をこの河に流すという流れである。
このガートでは24時間ずっと炎が絶えないのだとか。
おどろくことに、この火葬場ガートは、多くのガートの”上流”にある。
それを考えると、下流で生活している人はいったい・・・・・・・。ちーん。
クミコハウス
せっかくガンジス河まで来たので、クミコハウスに挨拶しにいった。
今回は事前に宿を予約していたので、クミコハウスに泊まることはなかったが、いろいろなメディアで紹介されていて有名なので、挨拶だけでもと。
ちなみに、クミコハウスはダシャーシュヴァメーダ・ガートを10分ほど南下したところにある。ちょっとわかりにくい場所だが、地元の人に聞くと一発でわかる。
で、こちらが久美子さん。
30分くらい話して、おいとましました。
インド人と結婚したから、仕方なくインドに住んでるけど、ホントはインドは好きではないと言っていた。なので街にも出ないという。
しばらく仕事もしないで家事をしていたが、日本人と話がしたくて30年以上前にクミコハウスをオープンしたのだとか。
今なにほしい?って聞いたら、せんべいって言ったので、たまたま1枚持ってたせんべいをプレゼントした。
クミコハウス行く人は、せんべい持って行くと喜ばれると思う。
今度は泊まりに行きたいなぁ。
バラナシの路地
バラナシは、今までの街以上に牛が闊歩している。牛さん、堂々としすぎ。
ここからは、バラナシの裏路地を散策。
路地角でカレーを作るおじさん。
石の加工をする職人。
自転車をこいで、はしゃぐ子どもたち。
暑すぎて食堂に入って涼んでみる。ちなみにこの日の最高気温45℃!
そこで、オーストラリアから観光にきた人たちとあったので記念撮影。
オーストラリア人たちは1ヶ月間バラナシでゆっくりして、ブラジルに渡ってワールドカップ見ると言っていた。休みの取り方が日本とは違う。笑
街角の様子。布とか野菜とか売ってる。
バラナシにも緑のある公園はある。暑いので再び涼む。
別の路地に入る。やはり牛が堂々と座っている。ちなみに牛糞もそこらじゅうにあって、ハエがたかっている。潔癖症の人には厳しい環境。
子どもたち。
暑いので再三カフェっぽいところで涼んで、散策は終わり。
ヴィシュワァナート寺院
市内の観光スポットは、まず、ヴィシュワァナート寺院(Vishwanath Temple)。
バラナシで最も神聖な寺院らしい。ベナレス・ヒンドゥー大学(Banaras Hindu University)の中にある。
このお寺がこういう形なのには、理由がある。知りたい方はググってみてください。
番外編
バラナシで歩いてると、日本人は歩いてるだけですごい声かけられる。
「ヘイ、フレンド!」
「ジャポネ??」
「マネー!!」
このフレーズを何回きいたことか・・・。
なかには、日本語が堪能な現地の人もいて、こちらが安心したところで「近くに僕のお店があるんだけど、見るだけでもどう?」と来る。
もはや誰がいい人で、誰が悪い人なのか判断がつかない。
まぁ、騙されないギリギリのところで、現地の人とコミュニケーション取るのが、旅する中で楽しいことだったりするんだけれども。