妻の仕返し

niblog2005-04-11

※今日は長文ですが技術的な話は一切ありません。
この休日、私(朔如)は久々に学生時代の友人宅を訪れた。
彼女が数年前に結婚してから外で会ったことは数度あったが、新居を訪れたのは初めてだった。
 
その招かれた理由は、
自作PCのセッティング... _| ̄|○il|li
勘弁してや、ホンマ。。。
 
どうやら彼女の旦那が会社の後輩に「PCがもう一台できるくらいの不要な部品が余ったから、先輩要りませんか?」ってな感じで格安で譲り受けたらしい。
その時、その後輩は
「正規品ばかりだし、最近のPCは簡単なので大丈夫だと思いますが、僕が組み立てましょうか?」
と親切で言ったらしいのだが、
普段その後輩に偉そうに指導している(友人談)旦那さんは、まさかPCの組立てなぞさっぱり分からないと言うのが恥ずかしかったらしく、
「あぁ、大丈夫、大丈夫。サンキュー♪」
と言ってしまったらしい。
 
最近は自作PC本などが多く出ているので何とかなるだろうとも思ったらしいのだが、いかんせん初心者ではなんともならず、また、いつ何時後輩に完成したPCについて話をふられるかも知れないため、粗大ゴミ(資源ゴミか?)に出すわけにも行かず、途方にくれていたところを妻である友人が、
「(旦那の)友達で詳しそうな人に作ってもらったら?」
と半ば呆れながら提案もしたらしいのだが、唯一できそうなのがその後輩らしいのであえなく断念。
 
そこで私(朔如)が友人に「休みの日に悪いんやけど・・・」と呼び出しを受けたわけなのです。
 
 
旦那さんとは結婚式以来だったのだが、来たのが私(朔如)だったのでかなり驚いた模様。
私(朔如)を知っている人は分かると思うが、まぁ、色々な意味で外見的に機械に詳しくは見えないでしょうから。(--;
 
しかし、それこそが妻の思惑だったとは。。。((((゜Д゜;)))ガクガクブルブル
 
一通りの挨拶を交わし、作業を初めだした私(朔如)。一応手伝おうとされる旦那さん。
※ちなみにこの時点で私(朔如)は旦那さんのマシン精通度を知らない。
 
朔「旦那さん、CPUとってもらえます?」
旦「へ? あ、CPU、CPU。 コレですね?」
手渡されたモノを見ると、
朔「え・・・・と、これはモリーですね。 正方形のヤツを下さい。 (^^;)」
(中略)
朔「HDD2本ありますけど、どうやって使いましょう。全部パーティション?それともRAIDにします?」
旦「あ、え〜っと、使いやすいほうで。」
朔「・・・・・・。 う〜ん。 じゃあデータが多く保存できる方にしときましょうか。」
(さらに中略)
旦「DVDとかも見れるんですよね? 会社の連中もPCでDVD見てるってよく言ってるんで。」
朔「・・・・・・(^^;)。  いや、これはCD-RWなんで音楽CDしか聴けないですね。」
(さらにさらに中略)
旦「この扇風機みたいなヤツ、結構うるさいですね。 止められないんですか?」
朔「い、いや、これがないと熱が冷やされないのですぐにPCがおかしくなりますよ」
旦「え、だって会社のPCはこんな音しないですよ。 外しても大丈夫じゃないんですか?
朔「え?そんなことないはずですよ。 デスクトップなんですよね?」
旦「え? ノートですけど。」
 
どうもこの旦那さん、いままでPCに関してはそれなりに詳しいと妻にも言っていたらしい。
女性の大部分がそうであるように友人も機械オンチだったのでばれなかったが、そんな彼女が連れてくるのが(見た目からして)まさかプロだとは思わず、私(朔如)にも最初はそう言っていたのだが、
あれよあれよと剥れる虚勢の数々。
  彼の後輩も実は知っていたのではなかろうか・・・;
あっという間に旦那さんは無口になった。
 
何だか自体を察知した私はこれ以上旦那さんに恥をかかせてはならぬと、差しさわりのない話題に切り替えて作業を終了。
 
 
そして、お礼にと夕飯を友人がご馳走してくれたのだが、旦那さんが席を外した時に彼女が一言。
ええ歳して見栄っ張りやからさぁ、一回ガツンとやったろ思って。
朔如のこと『PCにちょっと詳しい人』位にしか言ってなかってん。
最初、朔如に偉そうにウンチクたれてるから笑いこらえるの大変やったわぁ(笑)
 
な、なんと!! ((((゜Д゜;)))ガクガクブルブル
 
 
私は妻の仕返しに利用されていたのですか_| ̄|○
世の男性の皆様、知らないことは知らないと素直に申告しましょう。
税金と一緒で後で見つかったらえらいことになりますよ。。。
 
(朔如)