上海のお昼ご飯!


もしかして在上海の人には有名なのかもしれない。
上海に来る前に沢山の上海ブログを検索していたとき見つけたブログ。
「上海のお昼ご飯!」

とにかく、おいしいものをおいしく食べること。に関しての追求が凄い。
例えば「肉骨茶(バクテー)」がいい。となると
入れる素材や調理法をお抱えのコックさんと一緒に何回も何回も試す。
しまいには自分のサイトで(元々プーアール茶の販売サイトをやってらっしゃいます)その究極のレシピとともに販売しちゃう。

食べる事が好きな人はぜひ読んでみてください。
わくわくしちゃう事必必至。
私こういう食べる事が好きな人が大好き。
いつかお会いできたらと思う人の一人です。

http://blog.puer-cha.main.jp/

とある近所の風景

自分の好きな街で、場所で生きて行ける幸せ。
どんなに便利で、情報もモノのクオリティーも東京が上だったとしても、
この街の雰囲気、ディテール、街としての仕上がり方が私にはベストすぎて
どうしても日本に帰る気にはなれないのです。困ったものです。

北京 北京

そうとうさぼってました。ブログ。見てる人いるのかなーw
でもこのブログきっかけで出会えた人もいたので、ひっそり、再開してみます。


先日出張で天津に行く機会があったので、
そのまま北京に立ち寄ってみました。
実は中国5年目にして初北京。

中華圏の入り口が、台湾、香港系だったので、
やっぱり「大陸は。。北京は。。。」というノリで今までは北を捉えていたんですね。
でもふいに舞い込んできたチャンスだったので、気負い無くふっと降り立つことができました。
結果、行って良かった。
北京は拍子抜けするくらいに心地好く。
ちょっと母の故郷の岩手県盛岡を思い出す様な雰囲気もあって
のびのび楽しく過ごせました。
とても良い街でした。

ふと気づいたのですが、私は今北京を自然に「街」と捉えるようになってるんですね。
昔は「中国」と思ってた。
確かに中国の中心だけど、そういう色眼鏡で見たらいろんなものを見失ってしまう。
いろんなことがある国だけど、その分そういう外の情報に踊らされないで、自分の視点で物事を感じる力みたいなのは、ここに来てから身に付いて来ている気がします。


その場所に行って、人に出会って、空気から感じること、湧き出る感情に素直に向き合うこと。
そうやってできる自分だけの世界地図は、もしかして正確に測量した地図よりももっとリアルなんじゃないかと思いました。

上海創意en会 ピクニック@复兴公园

ピクニックしてきました。

いつきてもいいし、いつ帰ってもいいし、寝ても転がってもいい。こういうの大好き!暗がりや素敵なお店で出会うのもいいけど、こういうところで出会うのもまたよろし。垣根がなんにもないと仲良くなるのもすぐだね。
てきとうにやってみよう。と友だちと呼びかけたら、最終的に32人来てたらしい(笑)食べたいもの飲みたいものを勝手に持ち寄ってあとはごろごろするだけ。ウノやったり、地元の凧揚げる人々に絡んでみたり、でんぐり返ったり、途中で髪切りに行く人もいたり、いいねーいいねー。繰り返すけどこういうの好き。

こんどはBBQ?


※<上海創意en会>上海に日々集まってくるクリエイター同士でいろいろ面白いことをしながら交流&情報交換しよう〜的な集まりです。いまんとこ飲み会メインですが、毎回「楽しかった!」の声をいただいております。

2011年 DMC世界DJ大赛中国区「决赛」


今年もあります。DMC china!今年は趣向を変えて上海体育館にあるナイキのスケートボードエリアで。これはかっこよさそう。


决赛入围选手名单(不分先后):
DJ FUTURE(内蒙古-呼和浩特) (内モンゴル フフホト)
DJ MIKEY(香港)
DJ MONK(上海)
DJ A WAN(甘肃-兰州)
DJ R.SUN(西藏) (チベット
DJ BINGO(新疆) (ウイグル
DJ OVERFLOW(四川)
DJ SENSE(上海)
DJ G.E.D小白(北京)
DJ 高高(北京)

注目は上海のDJ SENSE。shelterでチケットのもぎりやってた彼が。。だいじょぶかなー/あと、フフホトから来てる人が気になりますね。名前がFUTUREというのも直球で素敵。

ジャンベ習い始めました。

上海も4年目。この世の生を受けて30年以上。ちょっとマンネリ化してきた毎日に何か新しい風を入れたいなと感じ、この度アフリカンジャンベを習い始めることにしました。
もともと上海でずっとジャンベバンドをやっているJAMMALAのライブは何度も観にいっていて、中心メンバーのKULI君、YUUKOちゃんの人柄も含め、毎回楽しすぎるパフォーマンスを繰り広げる彼らのことはずっとチェックし続けてきてました。なので迷わずかれらのスクールに通う事に。
実は楽器をちゃんと習った事って一度も無く、自分から音を出す楽しさにとてもハマっていいます。仕事がらずっとパソコンの前にいて、手を使ってものを作る事も少なくなってきているので、自分の身体を動かしてアクションが起きるというそんなシンプルなことに興奮の連続。

授業を開始してすぐに音楽祭に参加するというので先週は上海近郊の水郷朱家角に見に行ってきました。
古い邸宅の中庭で芝生もあって程よい広さで、演者もお客さんも一緒になって大騒ぎ。



会場にはJAMMALAメンバー意外にも謎な楽器が出来る人がわらわらいて、自前の笛や打楽器、パチカや口琴で思い思いにジャムセッションに加わっていって、多分普通のお客さんもそこらにある叩けるものを持ち出したりして、最終的にはものすごい大合奏になっていてすーーーーーーごく楽しかったです!そしてもっともっと思った様に叩けるようになれたらなぁと思ったのでした。今度は教室をレポしますね/


JAMMALA blog http://blog.sina.com.cn/u/1599598742
スタジオ:上海市徐汇区华山路1635号靠近淮海西路华山花苑内地下室J号

「Learning to Go Outside with Sputniko!」

「Learning to Go Outside with Sputniko!」に参加してきました。
本来は外にでてワークショップをするのがメインだったそうですが、当日はあいにくの雨。
なので、屋内でSputniko!ちゃんが作品やその経緯などをレクチャーして、皆が質問するという形式に。

今回の開催するにあたってSputniko!ちゃんを知って、正直、どうしてこれから卒業する学生で、作品数もまだそこまでない若い彼女がNY近代美術館で展示ができてしまうんだろう?という気持ちで挑みました。ですが、レクチャーを聞いてそういった気持ちはさっぱりと無くなりました。
何より、すごいな。と思う事は「私には技術はなにもない。アイデアだけ。」と言い切れる事。
もちろんそれは、ずっとそれまで理系畑でやってきて美術に関する素地が無い。というストレートな自覚でもあるのだけれど
それでもやっぱり自分にできること、できないことをここまではっきりとこの若さで明言できることがまず何より彼女のナイスなところなのだと思います。
ざっくり彼女の作品の作り方を説明すると
「アイデアひらめく」→「外にでてプロフェッショナルに話を訊く」→「デバイス作る」→「同時にそれらを表現できる別メディアで表現できる人をツイッターなどで呼びかける」
といったもの。上記の「生理マシーン、タカシの場合。」などはミュージッククリップの撮影ができるひとをツイッターで呼びかけ、そこで出会った人に撮影、ヘアメイク、スタイリング、照明などをやってもらって作ったそうです。撮影地は東京。撮影初日がもちろん初対面(笑)撮影経費は全部で10万円!音楽はSputniko!ちゃん自作だそうですが、それ以外は彼女曰く「丸投げ状態」。
プロジェクトスタッフをコピペするとこんな感じ。

PROJECT CREDITS
Photography:
Product Design: Naoki Kawamoto
Photography: Rai Royal
Set Design: Sam Frances
Make Up: Hiroe Tomikawa
Music Video:
Music and Lyrics by Sputniko!
Sound Production: DJ Codomo
Video Production: AUG5, Inc.
Director: Yasuhito Tsuge
Producer: Hidetaka Ino
Director of Photography: Takahiro Motonami
Stylist: Shoko Sei
Fashion: galaxxxy, MANIAC WORKS , chimaniamu, Emma Lundgren, Amakiru, Grace Du Prez, Anna Schwamborn,
Hair: Yuki Akagi
Make Up: Kanta Mukasa
Research Guidance: Prof. Jan Brosens, Imperial College London, Department of Medicine
Shoot Location Provided by: Bullet’s Nishiazabu

イチ大学生が作品を作るのにここまでのクレジットが出るというのがすごい。
(現在の大学生の現状はわかりませんが)
関係者の人いわく「わたしできないから誰か助けてー」的ノリで集めてしまうそうです。それでこうなってしまうのが彼女のすごいところです。


私は後の質問タイムで「そういったノリはもともとの性格ですか?それとも自分で編み出したシステムですか?」的なことをきいてみたのですが、彼女の答えとしては「自然とそうなった」そうで。

それを解くカギは彼女がテーマとしている「Critical Design」という考え方。
それは、問題に対して、その答えをデザインするのではなく、問題自体を投げかけるためのデザインをする。ということ。
なので彼女にとっては問題自体を多くの人が知って、それについて議論したり考えたり知ったりしてくれることこそが重要で、表現方法はメインではないということ。