コーブラー!

ああ、『G.I.ジョー』の公開が待ち遠しい!8月公開だって?もう辛抱できん!
そんな人どんだけいるんだろ。洋画離れが叫ばれる昨今ですが、これはそういうのに関係なくヒットしそうにない。
だってG.I.ジョーと言われても「『こち亀』でよくネタになってたやつ」てのが精々だったりするはず。
アニメ版が『地上最強のエキスパートチーム G.I.ジョー』のタイトルで放映されたこともあるけど、知名度は低い。
おまけに20年以上前の話ですからね。オレもよくは覚えてないです。
しかし、それでも公開されたら、オレは観にいくつもりです。悪役のバロネスがけっこうなもんなんですよ。


これがコミック版のバロネス

シエナ・ミラー演じる映画版


おまけに、このバロネスが所属する組織の名前がコブラですよ。
だってコブラって名詞、ズバリまぬけでしょ。なんか幼稚臭いし。
他にコブラの名を持つグループって『ベスト・キッド』のコブラ会ですよ。アレもバカじゃないか。
寺沢武一の『コブラ』は数少ない例外ですよ。
えーそうか?と思うそこのアナタ。じゃあアナタの息子だか娘だかにコブラって名前つけますか?つけないでしょ。
アナタが美容院を経営したとして、ビューティコブラなんて名前つけるか?絶対しないでしょ。
つけるとしたら、自分はチョット変わってるという妙な自意識持った連中が「あえて」と小賢しい心持ちでやる時だけですよ。
だがこの連中は真顔でコブラ。ダサい照れ隠しナシ。だってこいつらのルーツは聖地コブラ・ラ。そりゃ照れようがない。
胸をはって叫ぶわけですよ。コーブラー!と。

トンマな集団にクールな美女。両方を足すと味わいもさらに深まる。ああ、楽しみだなあ。



おまけ
コブラの首領であるコブラコマンダーアメリカでは人気者らしいんですね。こんなもんまであった。