さくらのVPSでiPhone用の野良WiFi通信傍受対策のL2TP/IPsecを設定しようとして挫折したメモ(CentOS5)


野良WiFiの危険性については、こちらに書いた通りですが[FONなど野良WiFiの通信内容傍受の危険性について - nori_no のメモ]、さくらのVPSを借りたので、iPhoneFON などの野良WiFiに接続したときの通信傍受対策用 L2TP/IPsec (VPN)サーバの設定をしてみました。

結論から言うと挫折したので、とりあえずこちらのように[さくらのVPSでiPhone用の野良WiFi通信傍受対策のPPTPサーバ(VPN)を設定したメモ(CentOS5) - nori_no のメモPPTP で設定しました。本記事の L2TP/IPsec での設定はいずれ再挑戦したいと思います。

こちらをみると[http://sv1.marryplan.com/wp/?p=112Ubuntu ならさくっとできるみたいでが、さくらのVPSは標準で CentOS 5.5 なのと、検証とかの都合で業務で使ってる OS に合わせておきたいので、CentOSでチャレンジする事にしました。

こちらの記事などを参考にさせていただいたのですが、

CentOS で成功している記事は無い模様。

こちらの記事をみると[Using a Linux L2TP/IPsec VPN server]、xl2tpd や OpenL2TP の動作には Linux kernel 2.6.23以上が必要となるようですが、こちら [Linux Security: L2TP VPN using xl2tpd]に make は完全に完了しないけど xl2tpd のバイナリはできるので、こうすれば動くよ、というやり方がありましたので、試しにやってみました。

結果、

  • openswan と xl2tpd は動作したものの iPhone との接続はうまくできず。
  • 設定の問題なのか中途半端にビルドした xl2tpd の問題なのかわからなかったので、CentOS の kernel のバージョンを上げて再挑戦しようとしたところ、失敗して OS が起動しなくなってしまいました。

というわけで、いずれ時間ができたら再挑戦したいと思います。

(2010/9/19追記)L2TP/IPSecでも設定できたのでこちらに追記しました[さくらのVPSでiPhone用の野良WiFi通信傍受対策のL2TP/IPsec(VPN)を設定したメモ(CentOS5) - nori_no のメモ