yom yom (ヨムヨム) 2007年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/27メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (47件) を見る

yomyomに毎度掲載の「大平先生のyom yom診療室」(倉田真由美
今回のタイトルは「そうだ、本当の私に会いにいこう」

スピリチュアルブームに対しての考察。そして、、、
非科学的な存在が否定され、つまり神が否定されて、しかし人は自分以外の「何か」に見られているという気持ちはぬぐえなかった。
そのため、神の代わりに、「自分の良心」が現れた。
良心に恥じることをしてはいけないと誰もが思い始めたとき、「肉体として存在している自分」を見つめる「自分」―自分以外の「自分」―が登場した。
そしていつの間にか、自分を見ている「自分」が主格になった。
これが、「本当の自分」というやつ。
そして、自分探しが始まった。
「本当の自分」を探すことが必要。
うつ病患者のほとんどが、「本当の自分」(つまり肉体として存在している自分を見ている自分)からみると、肉体の自分がひどく情けない存在としか思えない状態になっているのだとか。

客観的に自分を理解するのに苦労している。とか。
最終大平先生は、色々なところに自分のみを置いてみて、自分の本音を聞いてあげること。が大切と言っておられました。そして、自分の限界やら、世界の限界についても、なんとなく納得することが大切なんやなぁ。と思った。


さて、その話の後に、恋愛の話も。
恋愛が勝ち負けになっていると言う話。
勝ち負け、損得じゃなく、素直に恋愛したいもんです。


毎度毎度この連載は、勉強になります。

漫画
 「GOOD JOB 7」
 「ブラックジャックによろしく 精神科編」9〜13

雑誌
 『日経EW 2007年7月号』

映画 
 「紅の豚
 「9時から5時まで」
 「ニューオーリンズ トライアル」
 「ボーンコレクター」
 「県庁の星」
 「パイレーツオブカリビアン
 「彼と彼女の第2章」
 「メゾン・ド・ヒミコ
 「笑いの大学」
 「雪に願うこと
 「天空の城ラピュタ

沼地のある森を抜けて作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブログ (179件) を見る

今日は昼に起きて、昼から読み始めて、読みながら寝て…
ほぼ寝ていた一日だった。
その合間に、この本を読んだ。
なんだかとても不思議なファンタジーで、眠りながら読むにはぴったりだった。

梨木香歩は、私の信頼する作家のうちの一人。
いつもとてもゆったりとしていて、ちょっと古い暮らし、基本的な自然、その神秘的な現象が題材になっている。

今回は、菌類。
ぬか床から始まるファンタジー

生命とは、生殖とは、進化とは?
クローンとか、固体とか、そういうことに関する提議。
なんだか自分の考えが甘いことに気付く。
出てくる人々がいつもとても俗世間的でなく、自分の世界の中で寂しさを少し湛えながら生きているかんじがする。

ラストが少し微妙。
だけど、ラストの風野さんとの交流はなんだかとても自然で、愛おしくて、優しさがあって、良かった。
愛って言うのもいいなぁ。


寂しさを抱えた生命(人間)。というのが、なんだか哀しくて愛おしく感じられる。

小説
 『デッドエンドの思い出』 よしもとばなな 文藝春秋

エッセー 
 『手紙手帖』 木村衣有子 祥伝社
 『旅で恋に落ちる瞬間』 平松洋子 NHK出版
 『読書力』 斉藤孝 岩波新書

漫画
 『ラブコン1』 中原アヤ 集英社

雑誌
 『日経EW 2007年5月号』
 『ELLE DECO 2005 12』
 『BRUTUS 大人な女』

映画 
 「アナスタシア」 ・・・ ディズニー映画、プリンセスが単なるお飾りじゃない。
 「初恋」     ・・・ 宮崎あおい。かわいすぎる。好きなタイプの日本映画。
 「ホリディ」   ・・・ ラブストーリー。ジュードロウ相変わらずかっこいい。
 「ツォツィ」   ・・・ やはり良い映画は良い。表情が素晴らしい。深く刺さる映画。
 「不都合な真実」 ・・・ 環境に関する話は既視感有だが、ゴアのプレゼン方法や、
                   ところどころの人生観が良かった。

ラブ・コン 1 (マーガレットコミックス)

ラブ・コン 1 (マーガレットコミックス)

久々の少女漫画。面白い…
恋☆したい。


BRUTUS (ブルータス) 2007年 5/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 5/1号 [雑誌]

きれいな女の人たちの写真はとにかく好き。
「最近の女の人の写真は上から見下ろす視線が多い。」と兄が。
そういえば!昔は上目使いが主流だったよねぇ。時代だね。と兄と話す。


よりみちパンセ!
森達也だからね。とりあえず。読む価値ありだろ。そりゃぁ。


オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

よりみちパンセ!+小倉千加子。なので買ってみた。



『さびしさの授業』は残念ながら品切れ。
第Ⅱ期は全体的に興味大なので、10巻まとめ買いしようかと思う。
(1万2600円?)

読書力 (岩波新書)作者: 齋藤孝出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/09/20メディア: 新書購入: 20人 クリック: 358回この商品を含むブログ (219件) を見る

岩波新書!なのに軽い!読みやすい!
本を読むことは絶対に大切!と言い切る著者の意見押し付け的な感満載の本作。
しかし、本好きには、自分の行為を肯定されているので嬉しいかと。
ただ、私には読書力はないかもしれないが…
結構勇気づけられた。

しばらく前に、「自分探し」という言葉が流行したが、私にとっては「自分をつくる」という表現のほうがしっくりくる。

P68
なんかこの、「自分探し」ではなく、「自分をつくる」という表現になんか良くわからんけど共感。
探すんじゃなくて、核となるようなものは既にあって、そこからいろんなもの足したり、固めたりしながら、形作っていく行為、そういうものなんじゃないかなぁ。とか思った。

読書を通じて、自分の体験の意味が確認されると言うことだ。…自分ではぼんやりとしかわからなかった自分の体験の意味が、読書によってはっきりとすることがある。

p85
言語化することで、体験が自分の中にすっきりと落ちる。
そうそのために本てほんとに大切と、本当に思う。

自分の思いや考えや価値観、趣味といったものを直接語るよりも、ある本を読んでもらった方が自分のことを分かってもらえると思うことがある。

P196
だからついつい私は人に自分の読んだ本を表す。
自分を知ってほしくて。
以前、読んだ本が、あまりにも自分の好きな人とかぶって、つい、プレゼントしてしまった。
ただ一文が、私の中のその人を表していただけで、きっと彼には思いは伝わっていないけど、彼が「二度読んだ」と言ってくれたので、なんだか嬉しかった。

起きたら図書館へ。
久々に。
今日は「静かな本」な気分だったらしい。
静かな物語を選んで借りる。

たくさん本があるところに行くと、自分のそのときの気分がわかる。
どんなことを考えているのか、考えたくないのか、何に悩んでいるのか。

そして、その気分を、変えることも出来る。


図書館から帰ってきたら、借りたCDをMP3に入れて県内最大の紀伊国屋へ。
(最近気付いたが、私は乙女か?
やたらCharaとかYUKIが好きだ。)

本屋滞在2時間のつもりが、4時間いてしまった。


ビジネスな気分にはなれなかったのだが、ビジネス本の間をさまよっているうちに、1時間ほどすれば、ビジネスな気分になれた。
本は、気分を変えてもくれる。

(だけど、リアルビジネスではなく、アカデミックなビジネスな気分にしかなれず。
ちょっと仕事に辟易している?)

迷い迷って歩きさまよう。本棚の間。

購入本
『読書力』 斉藤孝 岩波新書
『ニッポン・サバイバル』 姜尚中 集英社新書
『国際経営』 安室憲一 日経文庫
Bushido The Soul of Japan』 新渡戸稲造 IBCパブリッシング


本日は『武士道』を探しに行ったので、とりあえずそれのみでよかったはずなのだが。
姜尚中は大好きだし、本を読む意味ってやつも知りたかったし、で、2冊の新書を。
『国際経営』は、グローバルな企業に勤めているのだが、勉強しておかないと、人々からの質問に答えられないことが多すぎる…ので。

加えて本当は、『a girl like you 君になりたい。』もついに買いたくて仕方ない衝動なのだったが、売っていなかった。
つか、いつも欲しいほしいといって、買ってないな。この写真集。
ちょっと癒されたくて、もう、我慢できないので、注文しちゃお。

a girl like you 君になりたい。

a girl like you 君になりたい。