今日も一回りくろんど園地周辺を歩いて回っていると、あることに気が付きました。
生駒北部のくろんど園地周辺の山は真砂土地帯でポロポロと土砂が流出しやすい地表、そして月の輪から水練池にかけての道は、川で合った場所(すぐ脇)に道をつけていること。
特に流されている被害がある場所は、人が作った場所であること。
人がほとんど通らない廃道の谷を歩いてみると、びっしりと積もり積もった枯葉の腐葉土の絨毯が流されることなく地表をカバーしています。
人が作ったものは壊れて当然。そんな気持ちを持って柳のように受け流す気持ちが大切だと思いました。
龍過ぎ去りし跡ー小さな秋の訪れー
龍が暴れたくろんどの森。木の葉が積もっている谷には、ところどころ木の葉の水溜りが出来ていました。
そして生き物たちはすぐに生きるために、すぐに活動を開始し始めていました。
何時もは花から花へ飛び交うアゲハチョウも荒れた地面に舞い降り吸水しています。
カタツムリもゆっくり休む場所を咲かして移動中。
トカゲもむき出しになった渓谷の石の上で何かを狙っています。
皮が風に揺れているのはカマキリの脱皮の跡。
足が木に引っかかって飛ばされずに私を待っていてくれました。
冬に実をつける草花達がそろそろ花を咲かせ始めています。
木々に隠れて泣き交わす蝉の声も夏後半に多く見られるツクツクボウシが多くなってきたような気がします。
薄暗くなってきた森で鮮やかな白さの、ノリウツギが目に飛び込んできます。
冬までこのガクが残り見事なドライフラワーになる花です。
人影のまったくない園地では、蒲の穂が風に揺れていました。
涼しい風が吹き始め秋はもうすぐそこに来ているようです。
■長靴
裏山散歩はほとんど長靴。今度のような雨の後は特に長靴は重宝します。
ただ蒸れやすいのが玉にキズ。
■テントサイト
8月のくろんど園地は、テントが張られて宿泊出来るようになります。
若いころ、仲間と一緒によく利用させていただいたり、子供たちと楽しんだ静かなテントサイトです。
静かなと言うところがミソなんですが、もっと利用期間を伸ばしてくれると楽しいのですがと何時も思っていました(^_^;)
テントサイトA
テントサイトB・・・特にこちらが静かでお勧め