サメの次は猿

nostalji2017-09-09

録画していた『西遊記 孫悟空VS白骨夫人』(2016年/監督:ソイ・チェン)を観る。『モンキー・マジック 孫悟空誕生』の続編にあたります。主演はドニー・イエンから、前作で牛魔王を演じたアーロン・クォックに替わりました。
天界で大暴れして五行山に500年閉じ込められていた孫悟空(アーロン・クォック)は、虎に襲われた三蔵法師(ウィリアム・フォン)を救ったことから封印が解かれます。観音菩薩ケリー・チャン)に金のリングを頭にはめられ、天竺に向かう三蔵法師の旅の共をするように命じられるのね。猪八戒(シャオ・シェンヤン)と沙悟浄(ヒム・ロー)を仲間にし、子供をさらうという白骨夫人(コン・リー)が出没する国にやってきます。国王(クリス・フィリップス)から白骨夫人退治を頼まれますが、白骨夫人は三蔵法師を狙っており……
前作から比べるとCGのレベルは上がっていますね。冒頭の虎の動きは迫力がありました。骸骨戦士との戦いは、『アルゴ探検隊の大冒険』の亜流。香港映画らしいカンフーアクションも、それなりに見せてくれて楽しめます。『西遊記』は日本でも人気があって、戦前から何度も映像化されていますね。登場人物のキャラが日本人の感覚ともマッチしていて、愛すべき存在になっていま〜す。